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BioMedLib社によれば、(株)政策基礎研究所(東京都中央区)代表取締役 市田行信が執筆した論文が、2013年以降の「social participation (社会参加)」「older population(高齢者)」のキーワードによりカテゴライズされる826本の査読付き英語論文のうち、アクセスが多い論文として2015年6月の1位にランキングされました。
本論文は、高齢者向けのサロンを新規に設置した場合の効果を、健康意識が高い人ほど参加しやすい可能性(逆の因果)も考慮した上で推定したもので、世界的にも新規性の高いものです。データは東大・千葉大・日本福祉大をはじめとした複数の大学による共同研究であるJAGESのデータを用いています。
研究所代表の市田によれば「BioMedLib社の示すランキング20位以内に入ることはよくあることだが、1位になることは珍しい。ランキングの計算方法が明確でないという批判もあるようだが、ひとまず素直に喜びたい。」とコメントしています。
本論文は、これまで、介護予防におけるポピュレーションアプローチのエビデンスが乏しかった中で、ひとつのエビデンスを提示したと言えます。また、これまでハイリスクアプローチに偏りがちであった介護保険の地域支援事業等において、両者のバランスが改善していくための、根拠やきっかけになると考えられます。
論文のタイトル:
Does social participation improve self-rated health in the older population? A quasi-experimental intervention study.
(日本語訳:社会参加は高齢者の主観的健康感を改善するか?準介入研究)
書誌情報:
Social Science &Medicine. 2013 Oct;94: 83-90.
著者(掲載当時):
市田行信 政策基礎研究所
平井寛 岩手大学 工学部
近藤克則 日本福祉大学 健康社会研究センター
イチロー・カワチ ハーバード大学 公衆衛生大学院
竹田徳則 星城大学 リハビリテーション学部
遠藤秀紀 日本福祉大学 経済学部
論文の要旨の詳細は、以下のサイト(左下)でご覧いただけます。
http://doctoral.co.jp/index.html
論文に関するお問い合わせ先:
(株)政策基礎研究所 市田行信
TEL:03-6280-3569
E-Mail:orderアットdoctoral.jp
(※「アット」を「@」に変えてご送信下さい)