バーサ・ソブリンSASE上に構築され、スイスにあるスイスコムのネットワーク・インフラでホスティングされるbeemは、企業セキュリティを一層簡素化し、より速く、さらに安全に変革します。

カリフォルニア州サンタ・クララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ユニバーサル・セキュア・アクセス・サービス・エッジ(SASE)の世界的大手企業のバーサは、バーサ・ソブリンSASEが、スイスコムのインフラ内で完全運用されるネットワーキングとサイバーセキュリティの集約型ソリューションであるスイスコムの新製品「beem」を支援していることを発表しました。これは、あらゆる規模の企業向けに特別に設計される世界初の通信事業者提供のネットワーク組み込み型SASEソリューションの登場を意味します。beemは、セキュリティ、データ主権、インターネット接続を1つのシームレスなソリューションへ統合します。




従来のデバイスベースのエージェントや複数ベンダーによる断片的なソリューションに依存するサイバーセキュリティとは異なり、「beem」はネットワークそのものを通じてネイティブに統合されたセキュリティを提供します。この合理化されたアーキテクチャにより、スイスコムは、企業顧客に完全なデータ主権、一元化された運用管理、エンドツーエンドのサービスレベルの保証を提供し、一貫性のある高信頼の保護を大規模に確保することができます。


バーサの最高技術責任者(CTO)、アプルヴァ・メタは、「スイスコムはbeemによって、デジタル時代の通信事業者のあり方を再定義しています」とし、「バーサのソブリンSASEをスイスコムのネットワークにネイティブに統合することで、データプライバシー、法令遵守、デジタル主権をめぐって高まる要求を満たすセキュアで高性能な接続の新しいモデルを実現します。beemは、通信事業者があらゆる規模の企業の運用を簡素化しながら、(ゼロ・トラストやSD-WANから、フルスペクトラムのSSEに至るまで)通信事業者が国内のセキュアなアクセス・サービスをいかに提供できるかの青写真を示します」と述べました。


スイスコムのB2B最高技術責任者(CTO)であるエゴン・シュタインカセラーは、「beemは、ネットワーク基盤の保護のシンプルさと、ソブリン・インフラの戦略的管理を融合させました」とし、「バーサの技術により、インターネット接続とサイバーセキュリティ・サービスを統合し、完全なデータ主権をもって提供できるため、スイスコムの顧客はシンプルで主権が確保された、安全な接続環境が得られます」と述べました。


ソブリンSASE:完全な管理、妥協のないセキュリティ


バーサ・ソブリンSASEは、2月に発表されたVersaONEプラットフォームの実装モデルで、企業、政府機関、スイスコムのようなサービス・プロバイダが自社のインフラから、カスタマイズされた高度なネットワーキングとセキュリティ・サービスを直接提供できるようにします。この「自分で組み立てる」アプローチは、共有された・または第三者のSaaS環境に依存する状況に対して強力な選択肢を提供します。世界初のソリューションであるバーサ・ソブリンSASEは、世界中で顧客の強い関心を集め、実装が進んでいます。


バーサ・ソブリンSASEは、厳格なデータ主権要件、深刻化するサイバー脅威、規制上の複雑性によって定義される時代の要求に応えるよう設計されており、組織に完全な運用管理を提供します。特に規制の厳しい分野や重要インフラを管理する企業に最適であり、最高レベルの保護とコンプライアンスを保証するエアギャップまたは完全な国内アーキテクチャの実装にあたり柔軟性を与えています。


beemが重要な理由


beemの立ち上げが象徴する技術革新には、以下が含まれます。



  • 世界初:スイスコムは、モバイルおよび固定ネットワークにネイティブに組み込まれたSASEサービスを提供する世界初の通信事業者であり、第三者のセキュリティ・オーバーレイやアドオンが不要です。


  • 真の主権:beemは完全にスイス国内で運営、ホスティング、統括されており、EU一般データ保護規制(GDPR)やNIS2指令などのデータ保護規制との整合性を確保しながら、完全なデータ・レジデンシーとデータ管理を維持しています。


  • セキュリティとネットワークの統合:バーサ・ソブリンSASEに構築されたbeemは、ネットワーキングとセキュリティを単一のモジュール式プラットフォームに連結し、アーキテクチャの簡素化、ロールアウトの迅速化、運用オーバーヘッドの削減を実現します。


  • あらゆる企業・組織に対応するエンタープライズ・セキュリティ:中小企業、公共機関、重要インフラの運営者を問わず、beemは高い信頼性のある低摩擦のアクセスにより、多様なニーズを満たす拡張性を備えています。


  • スマートフォンとIoTのための簡単なセキュリティ:beemは、デバイスが接続した瞬間にアプリやエージェント、トンネルなしでセキュアなID認識型接続を提供します。デバイス認証はSIMカードに直接組み込まれており、ネイティブ・ゼロトラスト・アクセス制御が可能です。


業界への影響


beemは、スイスだけでなく世界に安全なソブリン・デジタル・インフラの新しい青写真を示すものです。これは、国家規模のSASE実装に向けた信頼できる基盤としてのバーサの地位を証明するものであり、スイスコムを安全な接続環境における世界的な先行者、ソートリーダーに位置づけるものです。


スイスコムについて


スイスコムはスイスを代表する情報通信技術(ICT)会社であり、ファストウェブ+ボーダフォンとともにイタリア市場で第2位という強固な地位を確立しています。モバイル、インターネット、テレビのほか、包括的なITおよびデジタル・サービスを個人や法人顧客に提供しています。スイスコムは世界で最も持続可能な通信会社で、スイス連邦が51%の株式を保有しています。


バーサについて


SASEのグローバルリーダーであるバーサは、企業がネットワークやセキュリティのインフラを根本的に簡素化・自動化する自己防衛型ネットワークを構築できるようにします。AIを搭載しているVersaONEユニバーサルSASEプラットフォームは、優れたデジタル体験を提供しながらデータを保護し、サイバー脅威を防御するSSE、SD-WAN、SD-LANの集約型ソリューションを提供しています。何十万ものサイトや何百万人ものユーザーを抱える世界の何千もの顧客が、業務遂行に不可欠なネットワークとセキュリティをバーサに託しています。バーサは株式非公開企業で、セコイア・キャピタル、メイフィールド、ブラックロックなどの投資家から資金提供を受けています。詳細は、https://www.versa-networks.comをご覧ください。また、バーサをLinkedInやX(Twitter)@versanetworksでフォローしてください。


バーサ・ネットワークス、VOS、バーサ・ロゴ、およびバーサ・タイタンは、バーサネットワークスの登録商標です。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 バーサ、世界初のソブリンSASE接続サービスであるスイスコムのbeemを支援