この戦略的な拡大により、世界の主要地域で将来的に約1ギガワットのデータセンター容量が追加される見込み



ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --グローバルなデジタル・ビジネスおよびテクノロジー・サービスの大手企業であるNTTデータは、グローバル・データセンター事業の拡大を加速させ、今後約1ギガワットのデータセンター容量を支えるため、過去6か月間にわたり北米、欧州、アジアの各地で土地を取得したことを発表しました。この拡大は、2027年までの事業拡大を目的とする、NTTデータにより以前発表された100億ドルの投資計画の一環となっています。


「成長著しい地域に新たな容量を提供することで、AI主導の経済において企業が安心してイノベーションを推進し、拡大およびリードしていくための基盤を構築しています」と、NTTデータのグローバル・データセンター最高経営責任者(CEO)兼社長であるダグ・アダムスは述べています。「当社の親会社からの支援を受けていることで、私たちは市場の需要に先んじて積極的に投資・構築できるという独自の立ち位置にあります。これによって、お客様の成功に欠かせない強靭で持続可能なインフラを提供すると同時に、業界の変化にも先手を打つことが可能です。」


NTTデータのグローバル・データセンター展開の拡大


AI駆動型アプリケーションの加速とクラウド・コンピューティングへの依存度の高まりに伴い、企業は、高性能なワークロードや大量のデータを扱うアプリケーションに対応できるインフラを必要としています。過去6か月間で、NTTデータは大きな需要がある7つの市場で土地を取得し、拡張性の高いAI対応インフラを提供できる体制を整えることで、増大する企業のニーズに応えていきます。


NTTデータの主な土地取得には以下が含まれます。


新規市場での土地取得:



  • ミラノ、イタリア – 新たな市場への進出として、NTTデータは南欧地域におけるハイパースケールおよびAI対応インフラへの需要拡大に応えるため、ミラノで事業を開始します。新たに取得した53エーカーの土地には、128MWの容量を持つ施設が建設される予定です。


  • 栃木、日本 – 東京近郊の栃木インター産業団地に約32エーカーの土地を取得しました。総容量約100MWの大規模データセンター2棟の建設を計画しています。


既存市場での土地取得:



  • オレゴン州・ヒルズボロ、米国 –太平洋岸北西部のテクノロジー回廊に位置し、NTTのSubsea Connectネットワークを通じてアジアと直接接続される戦略的地域のヒルズボロにて、新たな土地を取得し展開を拡大しました。この新たに取得した用地により、NTTデータのヒルズボロにおける既存施設に216MWの容量が追加され、同市場における計画中の総容量は354MWに達する見込みです。


  • アリゾナ州・フェニックス、米国 – メサ市で174エーカーの土地を取得しました。今後、7棟のデータセンター施設からなる新しいキャンパスを開発予定であり、総容量は324MWを見込んでいます。最初のデータセンターは2028年度に稼働開始予定です。NTTデータはすでに240MWの容量を持つ102エーカーのキャンパスを保有しており、新キャンパスの開発によって、同地域における総計画容量は600MW弱に達する見込みです。


  • ロンドン、イギリス新たな計画地(LON2)として26.3エーカーの土地を取得し、既存のロンドン施設の所有権も獲得しました。これにより、世界で最も活発なコロケーション市場の一つであり、多国籍企業にとって戦略的拠点であるロンドンでのNTTデータのプレゼンスを強化しました。新たなロンドン施設は、NTTデータのロンドン地域で8番目のデータセンターとなります。


  • フランクフルト、ドイツ – ドイツの金融・テクノロジーの中心地フランクフルトでの展開を拡大しました。フランクフルトは、世界最大級のインターネット・エクスチェンジおよび大容量かつ高いセキュリティを求めるハイパースケーラーや企業にとっての中心地である、DE-CIXの拠点となっています。新たな施設は、NTTデータにとってフランクフルト地域における5番目の拠点となり、80MWの追加容量が見込まれています。


  • 大阪府、日本 – 大阪府・西安威にて8エーカーの土地を取得し、総容量36MWのデータセンター2棟を開発予定となっています。このうち最初の施設は2027年度に稼働開始予定です。これにより、NTTデータの大阪地域におけるデータセンターは合計3拠点となり、総容量は約70MWに達する見込みです。


「私たちの土地取得は、単なる成長のためではなく、グローバル規模でデジタル・インフラの未来を形づくることにあります」とアダムスは述べています。「かつてないスピードで進化するデジタル環境の中で、NTTグローバル・データセンターは大胆に投資を進め、より深くつながり、変化し続ける世界でお客様がリーダーシップを発揮できるよう支援しています。」


世界第3位のデータセンター・プロバイダーであるNTTグローバル・データセンターは、過去1年間でグローバル展開を加速させており、北米、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、APAC(アジア太平洋)で10か所の新たなデータセンターを開設し、370MW超の新たなIT容量を追加しました。これらの取り組みは、AI対応の重要なインフラを提供し、拡大するデジタル経済を支えるために、2027年までに100億ドル超を投資するというNTTグローバル・データセンターの包括的な戦略の一環となっています。


NTTデータについて


NTTデータは、300億ドル以上の規模を誇る、ビジネスおよびテクノロジー・サービスにおいて信頼されるグローバル・イノベーターです。同社は、フォーチュン・グローバル100の75%にサービスを提供し、クライアントの革新、最適化、長期的な成功のための変革の支援に取り組んでいます。また、グローバル・トップ・エンプロイヤーとして、50か国以上に専門家を擁しており、既存企業とスタートアップ企業の強力なパートナー・エコシステムを有しています。私たちは、ビジネスおよびテクノロジー・コンサルティング、データと人工知能、業界ソリューション並びに、アプリケーション、インフラ、コネクティビティの開発、実装、管理などのサービスを提供しています。世界有数のデジタルおよびAIインフラストラクチャの大手プロバイダーであるNTTデータはNTTグループの一員であり、毎年36億ドル以上をR&Dに投資し、組織と社会がデジタル未来へ自信を持って持続的に突き進めるよう支援しています。


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記事名:「 NTTデータが7つの戦略的市場で土地を取得し、グローバル・データセンターの展開を拡大