Unichainは、Circle、Coinbase、Lido、Morphoを含む80以上の主要アプリおよびインフラプロバイダーによってサポートされる予定

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --分散型金融(DeFi)のリーダーであるUniswap Labsが、スピード、効率性、クロスチェーンの流動性を新たなレベルに引き上げるためのブロックチェーンであるUnichainを一般公開しました。ローンチに先立ち、ユーザーと開発者はわずか数か月の間にUnichainのテストネット上で8,800万件以上のテスト取引と1,200万件以上のスマートコントラクトのテストを処理しました。Unichainをサポートまたは開発するアプリケーションおよびインフラプロバイダーは80社以上にのぼる予定です。






Unichainのようなレイヤー2(L2)ブロックチェーンは、暗号資産トレーダー、デジタルアセットのクリエイター、機関投資家などにブロックチェーンの導入を推進するうえで極めて重要な役割を果たします。レイヤー2(L2)ブロックチェーンはイーサリアムの取引集中に伴う混雑の緩和に役立ち、迅速な取引、安価な手数料、ブロックチェーン間のシームレスな体験を実現します。日常的に暗号資産を利用するユーザーにとっては、より安価で迅速な取引、USDCのような統合型ステーブルコインへのアクセス、クロスチェーンスワップの改善を意味します。


「Unichainは従来のものとは異なる仕組みで構築されています」と、Uniswap Labsの創設者兼最高経営責任者(CEO)であるヘイデン・アダムスは述べています。「当社は、DeFiをより高速かつ安価で、分散化されたものにするために存在しています。当社が最初から自由参加型のUnichainを立ち上げたのもそうした理由からです。」


業界標準の再定義


Unichainは、1秒のブロックタイムによりユーザーと開発者双方にとって次世代の市場を切り開いていきます。今後は250ミリ秒のブロックタイムとする予定であり、これが実現すればUnichainは業界最速のチェーンとなります。ユーザーにとってのおもなメリットは以下のとおりです。



  • スワップと流動性の提供:Uniswapのウェブアプリとウォレット上でUniswapプロトコルの最新バージョンにアクセスできます。


  • スワップ手数料無料:Uniswap Labsは、Unichainのスワップに関するすべてのインターフェース手数料について、ローンチ後数か月間免除します。


  • トークンのローンチ:Unichainでトークン・ローンチャーを起動するか、コントラクトを手動でデプロイします。


  • レンディングおよびボローイング:暗号資産を担保に利息を得る、または資金を借りることができます。


  • ステーブルコインの使用:Native Circleとの統合により、USDCがUnichainに導入され、他のステーブルコインもこの動きに続きます。


暗号資産トレーダーおよび開発者向けのオープンで高速かつ低コストなチェーン


Unichainは、イーサリアムのコア原則(オープン、自由参加型、分散型)に基づき開発されています。ステージ1のロールアップとしてローンチする初のL2であることから、Unichainは初日から分散化にコミットしています。誰もが自由参加型の「fault proof」機能を利用してチェーンのインテグリティ(完全性)を維持することができます。この機能により、誰もがトランザクションに異議を唱えることができます。今年後半には、Unichain Validation Networkにより誰もがブロックを検証できるようになり、チェーンの分散化がさらに進展することになります。


暗号資産トレーダーにとって、高いガス代と取引の遅延は長い間問題となっていました。ブロックタイムが短く安価な手数料のUnichainは、オンチェーン市場向けに最適化されており、1秒のブロックタイムとイーサリアムよりも95%安い価格でガスを提供しています。今後数か月のうちに、UnichainはFlashbotの信頼できる実行環境 (TEE)のような高度な機能を導入する予定です。これは、イーサリアム上の取引決済を説明する際にDeFiでよく使用される用語である「より迅速なファイナリティ」につながります。


最後に、異なるブロックチェーン間で暗号資産を移動させる際のユーザー体験は、遅く、面倒な場合があります。Uniswap Labsは、チェーン間のスワップや取引の際に摩擦を低減する、アクロスとの提携により開発した世界標準であるERC-7683のようなイノベーションにより、この問題の解決を目指しています。


Unichainはオプティミズムのスーパーチェーンを基盤としており、相互運用可能なチェーンのネットワークを構築するというビジョンを持っています。一般ユーザーは、 UniswapインターフェースおよびアプリからUnichainにアクセスできます。Unichainにデプロイされたアプリケーションの全リストなど、技術に関する詳細については、Unichainにアクセスするか、ブログをご覧ください。


Uniswap Labsについて

Uniswap Labsは、自己管理型モバイルウォレットトレーディングAPIウェブインターフェースなど、最も広く採用されているDeFi製品のいくつかを開発しています。Uniswap Labsは、デジタルアセットの交換を行うピア・ツー・ピアシステムであるUniswapプロトコルを生み出したヘイデン・アダムスが2018年に設立したソフトウェア企業です。Uniswapプロトコルは、設立以来2兆7,500億ドル以上の取引量を処理しています。


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Chantal De Soto

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 Uniswap Labs、待望のUnichainを一般公開