アジア太平洋地域が年間ランキングで再び大半を占める


主な調査結果



  • 香港(HKG)発・台北(TPE)行きのキャパシティが前年比で48%増加


  • 最も混雑した国際線トップ10のうち7路線をアジア太平洋地域が占める


  • 最も混雑した国内線の路線は済州(CJU)発・ソウル・金浦(GMP)行きで、提供座席数は1,400万席を記録


  • ニューヨーク(JFK)発・ロンドン・ヒースロー(LHR)行きの提供座席数は400万席で、最も混雑した国際線の路線の第10位にランクイン

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界の旅行業界向けデータプラットフォームの大手企業であるOAGは、2024年の世界で最も混雑した路線を発表しました。この分析は、OAGのグローバル・エアライン・スケジュール・データを基に、国際線および国内線の路線実績とトレンドの概要を提供しています。




アジア太平洋地域は、最も混雑した路線トップ10のうち国際線で7路線、国内線で9路線を占め、今年も年間ランキングの大半を占める結果となりました。2024年の最も混雑した国際線の路線、および最も成長率の高い上位10路線にランクインした香港(HKG)発・台北(TPE)行きは、提供座席数が680万席、2023年から2024年の間にキャパシティが48%増加し、昨年の3位から1位に躍進しました。


カイロ(CAI)発・ジェッダ(JED)行きは提供座席数550万席で第2位となり、2019年以降トップ10入りしている中東の2路線のうちの1つです。CAI-JED間は5年間で68%の成長を遂げている一方、ドバイ(DBX)発・リヤド(RUH)行きは提供座席数430万席で6位にランクインし、2019年以降、37%のキャパシティ増加を記録しています。


前年比で目覚ましい成長を見せたその他の国際線の路線は、ソウル・仁川(ICN)発・東京・成田(NRT)行きで、キャパシティが30%増加し、順位を5位から3位に上げました。また、バンコク(BKK)発・香港(HKG)行きは、2023年に11位だった順位を7位に上げ、トップ10に再度ランクインを果たしました。


ニューヨーク(JFK)発・ロンドン・ヒースロー(LHR)行きが、欧州および北米で最も混雑した国際線の路線として第1位となりました。アフリカおよび中東ではカイロ(CAI)発・ジェッダ(JED)行きが、中南米ではオーランド(MCO)発・サンフアン(SJU)行きがそれぞれ国際線の路線で第1位にランクインしています。


OAGのチーフ・アナリストであるジョン・グラントは次のように述べています。「アジア太平洋(ASPAC)地域はほぼ完全な回復を遂げており、最も混雑した路線は、香港、ソウル仁川、シンガポールといったおなじみの主要ハブに集中しています。一方、これらの路線はレガシーキャリアよりもローコストキャリアの方が速いペースで成長を続けており、キャリアの構成比率は変化しています。


最も興味深い発展のひとつは、中東地域にみられる市場の成長です。特にサウジアラビアでは、ビジョン2030プロジェクトがビジネスとレジャー需要の両方を牽引する状況が続いています。」


2024年の世界で最も混雑した航空路線のグローバルおよび地域別ランキングと算出方法については、OAGのウェブサイトをご覧ください。


OAGについて


OAGは、世界の旅行業界向けデータプラットフォームの大手企業であり、業界初となる単一ソースによる需給および価格データを提供しています。


OAGの詳細については、www.oag.comをご覧ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 香港(HKG)発・台北(TPE)行きが、2024年の世界で最も混雑した国際線の路線であることが、OAGの最新データにより明らかに