ネットアップとブロードコム、顧客のプライベートおよびハイブリッドクラウド環境の価値を最大化

カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --独自のインテリジェント・データ・インフラストラクチャーを手掛けるネットアップ(NetApp®、NASDAQ:NTAP)は本日、VMware Cloud Foundationのデプロイをサポートする新たな機能を発表しました。両社の顧客は、ネットアップのソリューションを活用し、VMwareワークロードを大規模かつ効率的に実行できるIT環境のサイズの適正化を実現できることになります。




ネットアップと最近ブロードコム(Broadcom Inc.)に買収されたVMwareは、10年以上にわたる協業を通じて共同の顧客の成功に貢献し、VMware投資の価値を最大限引き出せるように支えてきました。この間、ネットアップはVMwareの筆頭エンジニアリング設計パートナーであり、次世代vSphere Virtual Volumes(vVols)においては設計パートナーとして、高可用性、高スケーラビリティ、高パフォーマンスを備えるストレージの革新を促進させ続けてきました。この度、ネットアップは共同で抱える顧客に対し、VMwareデプロイをより効率的に実行できる新機能を発表することとなりました。


ネットアップのシニア・バイス・プレジデント兼最高技術責任者であるJonsi Stefanssonは、「ネットアップとブロードコムは、ハイブリッドクラウド環境から不確実性を取り除くために協力して取り組んでいます。VMwareのワークロードをサポートするにあたり、2万社以上のお客様にネットアップを採用いだたいています。VMwareの買収に続く、ブロードコムとネットアップの継続的かつ密接な連携により、共同の顧客が単一のインテリジェント・データ・インフラストラクチャーを活用してVMwareのワークロードのより効率的な運用を可能にするにあたり、弊社ソリューションのシームレスな相互運用が実現しました」と述べています。


ネットアップは、次にあげる機能の提供により、VMware環境を実行する顧客のコストの最適化、運用の簡素化、柔軟性の向上を実現しています。



  • VMware Cloud Foundation(VCF)向けの拡張的サポート:ネットアップおよびブロードコムのお客様は、標準および統合型アーキテクチャなど、あらゆるストレージ要件に対応するネットアップのONTAP®ソフトウエアを用い、VCFハイブリッドクラウド環境を簡素化できるようになりました。最新のVMware向けONTAPツール(OTV)のリリースではSnapMirror®アクティブシンクに対応し、VMwareワークロードを実行するネットアップ・ストレージ・システム向けのアクティブ-アクティブ・データ・レプリケーション機能が提供されます。SnapMirrorアクティブシンクにより、仮想化演算からデータ保護をオフロードし、データ可用性を向上させることで、より効率的な運用が実現することになります。


  • Azure VMware Solution(AVS)向け新機能:vSphereワークロードをクラウドへと拡張または統合するお客様は、ネットアップによるSpot EcoをAVSのリザーブドインスタンスと併せて活用できるようになり、デプロイから最大の価値を引き出せるようになります。Spot EcoでAVSのリザーブドインスタンスを管理しながら同時にAzureネットアップファイルによるデータストレージをオフロードすることで、計算コストを大幅に削減できます。


  • NetApp Cloud Insights向け強化版VM最適化機能:ネットアップはCloud Insights VM Optimizationを導入し、VMwareなどの仮想環境の最適化向けの包括的ソリューションを拡張しています。Cloud Insights VM Optimizationにより、VMの密度を高め顧客環境における最適な価格対パフォーマンス比でストレージを実行し、さらに可用性、パフォーマンス、スタック全体にまたがるベストプラクティスとなるコンフィギュレーションの順守を確実なものにするため環境全体をモニタリングします。VMware環境の計算、メモリ、ストレージリソースの最適化支援に当たり、ネットアップはCloud Insightsの30日間無料トライアルも提供しており、新たなVMwareソフトウエアの定期利用申し込みに最もコスト効果の高い形で移行できるようにしています。


これらの提供内容は、先月のネットアップBlueXP™災害復旧サービス(ハイブリッドクラウド環境にまたがるVMwareワークロードの自動災害復旧プランの設計および実行におけるガイド付きワークフローであり、新たにVFMSデータストアへの対応を追加)に続くものとなっています。


ブロードコムのVCF部門プロダクト・バイス・プレジデントのPaul Turner氏は、「企業や組織は、VMware Cloud Foundationでインフラストラクチャーを現代化するにあたり、頼っているネットアップなどの業界リーダーが提供するサービスがシームレスに稼働を続け、期待する価値をもたらすのかを知りたがっています。ネットアップと密接に連携することで、共通のお客様が自社のプライベートクラウド・プラットフォームに革新的なデータおよびストレージサービスをデプロイし、VMware環境の価値を最大化できるようになります」と述べています。


マイクロソフトのプロダクト・マネジメント部門バイス・プレジデントのBrett Tanzer氏は、「当社ではマイクロソフトAzureをVMware環境にとって選ぶべきクラウドと指定し、多くのお客様がVMwareワークロードをクラウドに移動できるようにすることで、迅速かつコスト効率の高いソリューションを提供しています。VMwareのお客様が仮想化環境での運用への変化に取り組むにあたり、安全性と複数年にわたり予想可能な価格を固定して見込めるようにしています。ネットアップのデータマネジメントおよびクラウド可観測性は、当社のお客様がそうしたデプロイを確実に実行し、必要とする投資へのリターンを得られるように支えています」と述べています。


Enterprise Strategy Groupのプラクティス・ディレクターであるスコット・シンクレア氏は、「複雑さを増すクラウド、データ、インフラストラクチャー運用の世界において、IT担当部署はばらばらのソリューションではなく、総合的なものをますます求めるようになっています。ネットアップおよびブロードコムによる共同でのこれらのアップデートにより、ネットアップのインテリジェントなデータインフラストラクチャーを活用し、業界をリードするデータ管理およびCloudOps能力を備えた単一のプラットフォームにまとめられるようになります。これにより、お客様側での運用上およびインフラストラクチャーの効率性をさらに向上させ、VMware投資の実行にあたっての総コストの削減を支えることになります」と述べています。


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ネットアップについて


ネットアップは、統合データ・ストレージ、統合データ・サービス、CloudOpsソリューションを組み合わせた独自のインテリジェント・データ・インフラストラクチャー企業であり、ディスラプションの世界をすべての顧客にとってのチャンスに変えます。ネットアップは、サイロのないインフラストラクチャーを構築し、可観測性とAIを活用して、業界最高のデータ管理を実現します。世界最大のクラウドにネイティブに組み込まれた唯一のエンタープライズ・グレードのストレージ・サービスとして、当社のデータ・ストレージはシームレスな柔軟性を提供します。また、当社のデータ・サービスは優れたサイバー・レジリエンス、ガバナンス、およびアプリケーションの俊敏性によってデータの優位性を生み出します。当社のCloudOpsソリューションは、可観測性とAIを通じてパフォーマンスと効率の継続的な最適化を提供します。データの種類、ワークロード、環境を問わず、ネットアップによりお客様のデータ・インフラストラクチャーを変革でき、ビジネスの可能性を実現できます。詳細については、www.netapp.comをご覧いただくか、XLinkedInFacebook、およびInstagramにて当社をフォローしてください。


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