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WALTHAM, Mass.--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --AI を活用した分子プロファイリングおよび免疫プロファイリング ソリューションの大手プロバイダーである BostonGene は本日、2024 年 8 月 29 日から 31 日に名護市の名桜大学にて開催予定の 第 22 回日本デジタルパソロジー・AI研究会定時総会で 2 つの要旨発表が受理されたと発表しました。
定時総会にて、BostonGeneの最高科学責任者Jochen “ Joe” Lennerz, MD, PhDは8月29日木曜日午後3:00から“Regulatory Horizons: Shaping the Future of Digital Pathology and AI”を発表します。
この発表では、AI、分子診断、高度なデータ サービスの統合について掘り下げ、これらのイノベーションが診断技術の展望をどのように形成しているかを焦点を当てます。 Joe Lennerz は、「AI を活用したマルチオミクス プラットフォーム」の例を使用して、最新の診断の複雑さと、規制ツールとアプローチを活用してこれらの課題を解決する方法を説明します。相互運用性の確保、安全性と有効性の分析、診断品質管理の強化など、ソリューションの能力が重要です。マルチオミクスを活用することで、患者ケアの改善を促進し、価値に基づく医療の進化の中で関連性を維持できることが期待されます。
発表に要旨の詳細については以下をご覧ください。
この研究では、免疫療法に対するレスポンスを理解するために重要な腫瘍微小環境内の組織の不均一性を評価するために、AI を活用した多重免疫蛍光染色のパイプラインを紹介します。高度な細胞セグメンテーションおよびタイピング技術を利用するこの方法は、従来のイメージングやその他のセグメンテーション モデルよりも優れた性能を発揮し、高精度を実現します。このパイプラインは細胞サブポピュレーションとその相互作用を特定することに成功し、さまざまながん種にわたって悪性上皮細胞と免疫細胞を一貫して検出できることを実証しています。この革新的なアプローチは手動のアノテーションに対して検証されており、腫瘍学における臨床研究とバイオマーカー開発を強化する態勢を整えています。
この研究では、治療効果と生存の重要な指標である肺腺癌 (LUAD) の三次リンパ構造 (TLS) を検出するための自動デジタル画像解析 (DIA) プラットフォームを評価しました。 DIA プラットフォームは、病理学者による手動識別よりも優れた再現性と感度を示しました。前向きコホートでは、プラットフォームはより多くの TLS を検出し、TLS 密度が高い患者の全生存期間の改善と関連していました。この方法は、TLS 検出への標準化されたアプローチを提供し、プレシジョン腫瘍学における臨床試験の選択と治療決定を強化する可能性があります。
BostonGeneについて
BostonGeneは、技術とバイオロジーでの強みを融合した企業で、がん治療の発展と個別化に貢献します。BostonGeneは2015年に設立され、イノベーションを継続的に前進させ、がん患者治療の改善と、研究及び医薬品開発の進展に貢献して参りました。我々のAIを活用したマルチオミクス解析プラットフォームを用いる事により、我々は、免疫システムと腫瘍微小環境を含めたがん患者の分子プロファイルをデジタル化し包括的に解析します。我々のソフトウェアソリューション、特定の適応症のがんライブラリーと最新のバイオアナリティクスにより、複数のパラメーターシグネチャーの発見とターゲット特定を可能とし、製薬企業向けにそれらを関連する適応症とマッチさせ、患者への最も効果的な治療を提案します。 詳細はwww.BostonGene.com.をご参照下さい。
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