• 議決権行使助言会社であるグラス・ルイスは、2024年6月27日に開催が予定されている第 181 回定時株主総会(「定時株主総会」)に先立ち、京成電鉄の成長に向けた変革を目指すパリサーの株主提案に賛成票を投じるよう株主に推奨しました
  • 京成電鉄のオリエンタルランド(OLC)持分を15%未満に適正化に関するパリサーの主張が京成電鉄の長期的な成長と発展に合致しているとしています

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --京成電鉄株式会社(9009 JT)(以下「京成電鉄」)の第6位株主であり、同社普通株式を1.98%保有するパリサー・キャピタル(以下「パリサー」「当社」、本社:英ロンドン)は、当社株主提案に対するグラス・ルイスの支持を歓迎します。

パリサーの提案は、京成電鉄に対して資本配分政策を策定し、OLC持分を約2年以内に15%未満に部分的に減少させることによって約30億ドルの潜在価値を顕在化させ(約4,200億円、46%の株価上昇可能性を示唆)、同社の日本市場におけるポジションを確立し、持続可能な成長を中長期的に促進するものです。また、当社の株主提案は、昨今の東京証券取引所が企業に対して推奨する取り組みと改革に基づいています。

グラス・ルイスは、当社の株主提案について「包括的かつ説得力がある(原文:“comprehensive and persuasive”)」と評価しました。さらに、グラス・ルイスは、当社の株主提案が十分な柔軟性を京成電鉄側に担保しており、同社の長期的な戦略と一致していると指摘しています。その他、グラス・ルイスは、以下の点にも触れています。1

  • 「パリサーの株主提案の根幹には、京成電鉄の過去の遺産であり、また非中核的な位置づけであるOLC持分の保有価値が京成電鉄の全時価総額を凌駕している一方で、京成電鉄の事業において戦略的な価値が乏しく、これはすなわち非効率的な資本配分を表しているという事実があります…」(原文:“Central to Palliser’s position is the fact that the Company’s legacy, non-core interest in OLC — the underlying value of which dwarfs Keisei’s entire market cap — lacks substantive strategic value and represents an inefficient allocation of capital…”)
  • 「京成電鉄のOLC持分の段階的な売却は、同社の重要な長期的戦略投資と矛盾するものではなく、むしろそれを支援するもののように思われます。」(原文:“The incremental sale of Keisei’s interest in OLC does not appear to be inconsistent with — and indeed would seem to support — key long-term strategic investments by the Company.”)
  • 「…パリサーが提案している約2年間というOLC持分削減の期間は、京成電鉄に対して、段階的に株式を売却する上での柔軟性を提供し、私たちの見解では、問題であるとは考えられません…」(原文:“…the noted deadline would provide Keisei with flexibility to pursue related divestitures over a period spanning nearly two full years, which… is not, in our view, overtly problematic…”)

パリサーの創業者兼最高投資責任者(CIO)であるジェームズ・スミスは、「当社の提案が可決されれば、京成電鉄を日本市場のリーダーとして位置づけ、東京証券取引所が推奨する変革を前進させることとなります。グラス・ルイスの当社提案への賛成推奨に感謝するとともに、株主の皆様が自らの意見を会社に表明する重要な場となる定時株主総会を楽しみにしています。」

更に詳しい情報

パリサーの長期に亘る京成電鉄とのエンゲージメント、株主提案、公表されたプレゼンテーションなどに関する情報の詳細は、https://www.keisei100.com/をご確認ください。

京成電鉄の定時株主総会およびパリサーの提案に関するお問い合わせは、Keisei100@pallisercap.com までご連絡ください。

Palliser Capitalについて

パリサー・キャピタルはロンドンを拠点とするグローバル・マルチ・ストラテジー・ファンドです。当社はバリュー志向の投資哲学を有し、幅広い資本構成の投資を手掛けています。当社は特に、企業及びその様々なステークホルダーとの建設的かつ相手を尊重する長期的なエンゲージメントによって、企業のポジティブな変化および企業価値向上を実現可能な投資機会に注力しています。パリサー・キャピタルは京成電鉄株式会社の第6位株主であり、同社の発行済み株式1.98%を保有しています。https://www.keisei100.com/

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1.グラス・ルイスの推奨レポートを当社にて一部和訳引用しています。なお、事前の引用許可はいただいておりません。


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記事名:「 議決権行使助言会社のグラス・ルイスがパリサー・キャピタルの京成電鉄に対する株主提案を支持