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同社は、フロリダ州マイアミの最新の治験施設の開設を発表しました。21床を備えるこの新しい施設は、現在バイオテクノロジーおよび製薬業界にサービス提供している85床の既存の治験施設を補完するものです。同社はこの新たな収容量より、急速に増加している肥満症に関する臨床試験の需要に対応し、また、特殊集団における複雑な早期段階の臨床試験にも引き続き対応する体制を整えることができるようになります。QPSは、アレルギー、喘息、細胞・遺伝子治療、CNS、COPD、糖尿病、高齢性疾患、腫瘍、小児科、関節リウマチ、ワクチン、女性の健康、およびその他多くの治療領域で幅広い経験を有しています。
QPSホールディングスの会長兼プレジデント兼CEOのベンジャミン・チェンは、「肥満症に関連する有望な新薬の開発を進めている数百もの企業に対してより良いサービスを提供するために、当社の第I相臨床試験における業務能力拡大を図りました。当社は、新薬の候補について1,500以上の第I相〜第IV相臨床試験を実施しており、今回の拡大により、概念実証やファースト・イン・ヒューマン試験を経て候補化合物が指名されるまでに化合物を進める上で、はるかに多くのスポンサーをサポートできるようになります」と述べています。
QPSマイアミの臨床事業担当バイス・プレジデントであるホセ・マルコスは、「当社のパイプラインには、この水準のサポートを必要とするスポンサーが数多く存在します。ファースト・イン・ヒューマン試験の数は急速に増加していますが、これを実施できる施設は全米でもほとんど存在しません」と述べて、「QPSはファースト・イン・ヒューマン試験の実績で広く認知されています。我々は複雑な特殊集団の第I相試験において秀でており、その被験者登録率と完了率は業界でも最高レベルとなっています」と話しています。
今回の拡大に伴い、品質への取り組みもより重視されるようになりました。チェンは、「QPSは治験の質を確保するため、新たに常勤の主任治験責任医師を雇用し、臨床試験のいかなる段階においても確実に医師の積極的な参画を実現するようにしました」と述べて、「現在、5人の常勤主任治験責任医師と25人余りの認定専門医の治験責任医師ネットワークを抱え、当社のパイプラインにおける臨床試験数の増加に対応しています」と語っています。
アメリカン・ボード・オブ・オウビシティー・メディシンの認定医であるウェンディー・マルキーナ医学博士が、第I相試験担当の主任治験責任医師としてQPSに加わりました。マルキーナ氏は、肥満症分野における認定専門医であるとともに、内科および女性の健康に関する専門知識を活かしてQPSで活躍することになります。GLP1およびGIP阻害剤による抗肥満効果の発見以来、肥満症関連の治験の数は劇的に増加しています。clinicaltrials.gov上では、2,300を超える肥満症関連の臨床試験が進行中として記載されており、この深刻な疾患とそれに関連する併存疾患への取り組みに参加する企業が増えるにつれて、その数は増え続けています。
マルキーナ氏は、「肥満症関連の臨床試験に対する需要は、今後も続いていくと思われます」と述べて、「肥満症に関する治験は専門的で特殊なものです。特に、この消耗性疾患に対する効果的な解決策の発見を望む企業にとっては需要が大きい状況です。この分野は、これまでのところ失敗の連続でした。そのため、こうした患者を救える可能性がようやく出てきたということに、医学界では大きな期待が寄せられています」と話しています。
QPSはマイアミでの拡大を支援するため、マイアミを拠点とする臨床施設内に専門の臨床検査サービスを共同設置しました。チェンは、「この市場では、臨床サービスを提供するCRO、そして専門の臨床検査施設が別々に存在します。QPSでは、臨床サービスと専門の検査施設がひとつ屋根の下に一体となって存在するという独特の形態をとっています」と述べて、「当社の試験の多くは検査施設のサンプルを必要とするため、これは重要なことなのです。これは、臨床施設と専門の検査施設が同じ場所に設置されているからこそ可能になります」と語っています。
今回の新たに拡張された施設と肥満症に特化した指導者の増員により、QPSは前臨床から製造販売後のニーズまで世界規模での医薬品開発を支援するため、バイオテクノロジーおよび製薬業界のニーズへの対応に重点を置くことで、世界規模での医薬品開発業界における機敏性、柔軟性、そしてスピードへのニーズに対応していく予定です。
QPSホールディングスについて
QPSは、GLPおよびGCPに準拠した医薬品開発業務受託機関(CRO)として、最高水準の創薬、前臨床研究、臨床医薬品開発サービスを提供しています。1995年以来、小規模なバイオアナリシス業者から、米国、欧州、アジアに1,200人を超える従業員を擁するフル・サービスCROへと成長しました。現在QPSは、薬理学、DMPK、毒物学、生物分析、トランスレーショナル・メディシン、臨床試験、および臨床研究運営サービスにおける特別な専門知識を備えた、拡張された医薬品研究開発受託サービスを提供しています。受賞歴のある、生物分析と治験に重点を置く業界のリーダーであるQPSは、実証済みの品質基準、技術的ノウハウ、研究への柔軟なアプローチ、顧客満足度、ターンキー方式のラボ・施設で認知されています。QPSは能力とリソースの継続的な強化を通して、優れた品質、熟練したパフォーマンス、信頼度の高いサービスを大切なお客様に提供するというコミットメントを堅持しています。詳細については、www.qps.comをご覧いただくか、Eメールでinfopr@qps.comまでお問い合わせください。
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Gabrielle Pastore, QPS
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