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ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --脅威検知とセキュリティー・スクリーニング技術の世界的リーダーであるスミス・ディテクションは、回折技術搭載の画期的なX線スキャナー、「SDX 10060 XDi」を発表しました。
X線回折(XRD)は、物体の分子構造に基づいた、非常に精度の高い材質識別と物質同定を提供する強力な検査技術です。XRDは、「手製」爆発物や麻薬などの、常に改良が加えられる、粉末、液状、固形状の化合物を検出するのに特に適しており、類似した密度の物質であっても検出が可能です。
複数の段階にまたがって手荷物や物品を取り扱う事業者や特急便の運送事業者は、大量の荷物の迅速かつ効率的な検査を迫られています。SDX 10060 XDiは、潜在的な爆発物に対する警報の処理を自動化することでこのプロセスを変革し、その結果、セキュリティーと効率性の両方を向上させることができます。
XRD技術は、その優れた感度により、税関が麻薬を含むさまざまな禁制品の検査を実施する際にも非常に効果的に活用でき、社会に対してますます増大する脅威を軽減するのに役立つものです。
スミス・ディテクションのプレジデントであるJerome de Chasseyは、「セキュリティー・スクリーニングの新時代を告げるSDX 10060 XDiの導入の発表を非常にうれしく思います。当社の脅威検出とセキュリティー・スクリーニング技術は、毎日毎分、人々やインフラストラクチャーの保護に貢献しており、この新たな開発は、世界をより安全な場所にするという当社の取り組みを強調するものです。X線回折は、多種多様な分野における業務を将来にわたって保護するものであり、当社が脅威検出の将来の展望を形作るのに極めて重要な役割を果たしていることを誇りに思っています」と語っています。
SDX 10060 XDiは、物品や手荷物の既存の取り扱いシステムとのシームレスな統合が可能で、ECAC基準3.1、3.2、およびTSA 7.2、さらに将来の規制を満たすように設計されています。現在、認証を申請中です。
XRDによるセキュリティー向上の方法については、https://youtu.be/CkoCpsrz97Iをご覧ください。
プレジデントであるJerome de Chassey、マーケティング・戦略担当でバイス・プレジデントであるリチャード・トンプソン、技術担当でバイス・プレジデントであるマシュー・クラークは、4月16日と17日に開催されるパッセンジャー・ターミナル・エキスポ2024において、5.1ホールのA145スタンドに出席する予定です。
スミス・ディテクションについて
スミス・ディテクションは航空、港湾・国境、都市セキュリティー、防衛の分野における脅威検出・スクリーニング技術の世界的リーダー企業です。当社は70年以上にわたる現場で実証済みの経験により、爆発物、禁止武器、禁制品、有毒化学物質、生物兵器、麻薬の脅威と不法流通から社会を守り、世界をより安全な場所にするために必要なソリューションを提供しています。
詳細については、http://www.smithsdetection.com/diffractionをご覧ください。
SDX 10060 XDiについて:
スミス・ディテクションのSDX 10060 XDiは、最先端のX線回折(XRD)技術を活用して、優れた材質識別および物質同定機能を提供します。独自の「回折フィンガープリント」を生成することで、類似した密度の物質を正確に識別することができ、さまざまな形状の手製爆発物や麻薬の特定に極めて効果的となります。この高度な検出システムは、空港での手荷物検査や小包みの取り扱いなど、特に大量かつ高速な処理を必要とする用途に有益であり、セキュリティーと業務効率を向上させるものです。
SDX 10060 XDIによるセキュリティー・スクリーニング業務の強化の方法については、https://www.smithsdetection.com/products/sdx-10060-xdi/をご覧ください。
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