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Sciex 四重極飛行時間型高分解能質量分析計は、オリゴヌクレオチド治療薬のGLP/GCPの定量化に特化した装置であり、オランダのフローニンゲンでのオリゴヌクレオチド代謝物同定施設の拡張にあたっての投入が計画されています。
QPSの(マススペック)バイオアナリティカル&プリンシパルデベロップメント部門のグローバルヘッドであるザマス・ラム博士は次のように述べています。「QPSは、オリゴヌクレオチド分析に注力するため、超高性能液体クロマトグラフ高分解能質量分析計(UPLC-HRMS)システムをオランダに増設することで、欧州のクライアントのニーズに応えられるよう尽力しています。今回の拡張は、米国デラウェア州ニューアークの施設で、20年以上にわたってLC-(HR)MS/MSを用いてオリゴヌクレオチド医薬品の開発をサポートしてきた弊社の事業から自然と広がったものです。」
また、QPSオランダ、バイオアナリシス部門のシニアダイレクターであるダニエル・シュルツ=ヤンデル科学修士・博士は次のように述べています。「今回の能力と機能の拡大は、QPSにとって極めて重要なタイミングで行われます。QPSでは、世界の医療の重要なニーズに対応する製薬・バイオテクノロジー業界の最先端の新薬開発を支援する、20年にわたるグローバルな取り組みを今後もさらに続けていきます。核酸治療薬やタンパク質医薬品の開発分野では爆発的に研究が進んでいることから、新薬開発支援の優先順位はさらに高くなっています。」
ダニエルはカッセル大学で化学士号を取得、ミュンヘン工科大学で環境化学博士号を取得後、カリフォルニア大学バークレー校での博士号取得後フェローシップで殺虫剤代謝分野に携わりました。その後はバイオアナリシスに科学的関心を寄せ、リガンドとアリーナ・ファーマシューティカルズでバイオテクノロジー業界でのキャリアをスタートさせた後、メドトロニックに移り、組織内薬物分析に特化したバイオアナリシスチームを立ち上げました。2022年2月からはQPSオランダのバイオアナリシス質量分析部門のシニアディレクターを務め、液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS/MS)と誘導結合プラズマ質量分析(ICP/MS)による低分子および高分子のバイオアナリシスを支援するチームを率いています。今回の設備拡大により、同グループはPK/PDバイオアナリシスに必要なLC-MSやその他のクロマトグラフィー技術をすべて備え、創薬や遺伝子治療薬、タンパク質医薬品開発のクライアントをサポートできるようになりました。当グループの専門は、超高性能液体クロマトグラフ高分解能質量分析計(UPLC-HRMS)、イムノアフィニティー超高性能液体クロマトグラフ質量分析計(UPLC-MS/MS)(タンデム質量分析)、またはハイブリダイゼーション-LC-蛍光法によるオリゴヌクレオチド、ペプチド、インタクトタンパク質、高親水性低分子代謝物バイオマーカーの定量化です。
QPSホールディングスについて
QPSは、GLP/GCPに準拠した医薬品開発業務受託機関(CRO)として、最高水準の創薬、前臨床研究、臨床開発サービスを提供しています。1995年の設立以来、小規模なバイオアナリシス業者から、米国、欧州、インド、アジアに1200人以上の従業員を擁するフルサービスCROへと急速に成長しました。現在では、神経薬理学、代謝作用と薬物動態(DMPK)、毒性学、バイオアナリシス、トランスレーショナル・メディシン、臨床開発などの専門性を生かした医薬品研究開発受託サービスを提供しています。能力およびリソースの継続的な強化を通じて、QPSは優れた品質、熟練したパフォーマンス、信頼されるサービスを大切なお客様に提供するというコミットメントを堅持しています。詳しくはWebサイトwww.qps.comをご覧いただくか、Eメールinfo@qps.comまでお問い合わせください。
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Gabrielle Pastore
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Gabrielle.Pastore@qps.com