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PHC IVD及びJCRファーマにて共同開発し、2020年10月に初めて公開した「めろん日記®」は、「グロウジェクター®」シリーズの本体内部に記録された注射履歴を無線通信で受信し、確認できるスマートフォンアプリです。注射部位の記録や患者さんの身長、体重のデータを入力することにより自動で成長曲線を作成・表示し、PDFデータをPCにメール送信することが可能です。また、患者さんの注射に対する緊張感の緩和や積極的な治療の促進を目的とするアバターを使った「お楽しみ機能(*4)」を搭載し、患者さんと保護者、医療従事者をIoMT(Internet of Medical Things)の技術で支援しています。
この度のアップデートにより「めろん日記®」は、2023年9月に新発売した「グロウジェクター®Duo」にも使用可能となりました。さらに、スマートなメイン画面表示で治療サポート機能に特化した「シンプルモード」が追加され、従来のメイン画面表示である「通常モード」との切替えが可能です。また、「通常モード」では、お楽しみ機能のアバターアイテムなどを拡充しています。
「めろん日記®」は、「グロウジェクター®Duo」や「グロウジェクター®L」と一緒に使用することにより、幅広い年代の患者さんのライフスタイルに寄り添い、長期にわたる治療のサポートと服薬アドヒアランス向上に貢献していきます。
─「めろん日記®」のアップデート内容 ─
PHC株式会社にて取締役、診断薬事業部長を務める徳永 博之は次のように述べています。
「当社は、精緻なモノづくりにデジタル技術を融合させることで、病院や診療所だけでなく、自宅からでもいつでも手軽に患者さん自身の健康情報が可視化・管理できるソリューションの提供を目指しています。この度のアップデート版『めろん日記®』が『グロウジェクター®』シリーズに対応することで、患者さんの効果的な投薬治療につながるものと期待しています。今後も、患者さんのQOLの向上に役立つとともに、医療従事者の皆様の課題に応えるベストインクラスのヘルスケアソリューションを提供し、より質の高い医療の実現に貢献してまいります。」
また、JCRファーマ株式会社にて専務取締役、営業本部長を務める芦田 透は次のように述べています。「当社は、『グロウジェクター®』シリーズならびに、『めろん日記®』を通じてヒト成長ホルモン製剤『グロウジェクト®』で治療されている患者さんのニーズにお応えできるよう、製品の情報提供活動や研究・開発を進めてまいりました。患者さんや医療従事者のアクセシビリティ向上を目指し開発した今回のリニューアルによって、『めろん日記®』が患者さんの成長とともに歩むことができるアプリケーションとなったことを大変嬉しく思うとともに、ヘルスケア分野でのデジタルトランスフォーメーションにおけるさらなる発展の一歩となることを期待いたします。今後も成長ホルモン治療に対する幅広い選択肢を提供し、小児医療の発展に貢献してまいります。」
※グロウジェクト、グロウジェクター及び、めろん日記はJCRファーマ株式会社の登録商標です。
※PHC IVDが製造する「グロウジェクター®Duo」「グロウジェクター®L」は、 JCRファーマが製造販売する遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®皮下注6mg及び同12mg(*5)」専用の電動式医薬品注入器です。
(*1) 一般的名称:医薬品・ワクチン用注入器、認証番号:305AABZX00019000
ssl4.eir-parts.net/doc/4552/tdnet/2332662/00.pdf
www.phchd.com/jp/phc/news/2023/0829
(*2) 一般的名称:医薬品・ワクチン用注入器、認証番号:228AABZX00109000
(*3) 「めろん日記®」はAndroid™OSとiOSに対応し、Bluetooth®接続で転送される「グロウジェクター®Duo」、またはBluetooth®、NFC通信で転送される「グロウジェクター®L」の投与履歴を保存することができる。尚、医療機器に該当する機能は含まれない。
(*4) 患児の成長に合わせてアプリ上でアバター(自分の分身となるキャラクター)が成長したり、洋服やペットなどのパーツを取り替えたりすることができる、アバターを介して他の患児と日々の治療についてコミュニケーションを行うなどの機能
(*5) 「グロウジェクト®皮下注6mg及び同12mg」の効能・効果
- 骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症
- 骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長
- 成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
- 骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症
- 骨端線閉鎖を伴わないSHOX異常症における低身長
疾患についての詳しい情報は、JCRファーマの「成長ホルモン治療情報サイト」を参照。jcrgh.com/index.html
PHC株式会社 診断薬事業部について
1969年に設立されたPHC株式会社は、糖尿病マネジメント、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行い、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念として、診断薬事業部では、血糖値測定システムを始めとする検査・分析装置の開発、製造、販売を通じて、糖尿病や喘息などの疾患の早期発見と効果的な治療に貢献し、患者さんへの医療サービス向上に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/ivd
JCRファーマ株式会社について
当社は、「医薬品を通して人々の健康に貢献する」という企業理念のもと、時代を先取りした再生医療・遺伝子組換え・遺伝子治療技術による医薬品の研究開発・製造・販売を行っているバイオ医薬品のスペシャリティファーマです。1975年の創業以来ターゲットにしている希少疾病領域において、常に「他社より一歩前に出る」独自の技術開発と製品創製に取り組み、様々な疾患に苦しむ患者の皆さんのために持続可能な価値創造の実現を目指しています。
www.jcrpharm.co.jp/
[製品サービスに関する窓口]
PHC株式会社 診断薬事業部 事業企画部 広報課
田崎 浩 / 日下 裕子
電話:070-1449-9486 / 070-1226-3325
E-mail: ivd-communications@gg.phchd.com
[IR報道関係窓口]
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
荒井 広子
電話:03-6778-5311
E-mail: phc_pr@gg.phchd.com
JCRファーマ株式会社 管理本部 広報・IR室
小山 ゆり
電話:0797-32-1995(代)
E-mail: ir-info@jp.jcrpharm.com