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高い品質基準を満たす放射性医薬品を自社施設で製造する当社は、トルコのモンロール・ゲブゼ施設の既存製造ラインの拡張と、ゲブゼ・キャンパスへの新しい製造施設の設立により、現在のn.c.a. Lu-177の生産能力の向上を計画しています。この拡張プロジェクトは徐々に稼働を開始し、2026年までに全稼働へと到達する予定です。
n.c.a. Lu-177は標的放射性リガンド療法(*)の基礎となる放射性核種で、今日、前立腺がんや神経内分泌腫瘍の治療に広く使用されており、近い将来、その他がんへの使用も期待されています。
「前立腺がんは肺がんに次いで男性に多いがんであり、世界中で発生数が増加しています。2040年には、世界中で年間230万人の新規患者が予想されています。トルコのゲブゼ施設の生産能力をEUおよび米国の品質基準に沿って向上することで、世界中で増加しているn.c.a. Lu-177への需要に対応することができます。我々はゲブゼの製造施設をセラノスティック製品における、いわゆる”卓越した中心”にしたいと考えています。」と、モンロールのゼネラルマネージャー、アイドゥン・キュチュックは述べています。
(*) 標的放射性リガンド療法は、がん治療における革新的な手法です。世界中のさまざまな種類のがんを対象に、この治療法の効果を検証する複数の臨床試験が行われています。
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モンロールについて
イスタンブールに本社を構えるモンロールは、GMPグレードの放射性同位元素および放射性医薬品の開発・製造における革新をリードする核医学企業で、ワールドクラスの放射性医薬品ポートフォリオを世界市場に販売しています。モンロールはCMOまたCDMOとして、顧客に開発早期段階のサポートを提供し、また今日の俊敏でリーン型の仮想企業向けに完全に統合されたサービスを提供することで、これらの企業が新製品のコンセプトを効果的に臨床試験に持ち込み、概念実証を行い、ヒト初回投与試験へ移行できるようにしています。モンロールは、世界60カ国以上で販売している当社の放射性医薬品ポートフォリオにより、がん治療における患者さんの一連の治療体験の変革と改善に傾倒しています。詳細についてはwww.monrol.comおよびLinkedInをご覧ください。
無担体ルテチウム-177(n.c.a. Lutetium-177)について
無担体ルテチウム-177は、標的放射性核種療法に選択される放射性同位元素です。無担体Lu-177は、特定のがん患者が現時点で治療転帰を改善する可能性のある治療選択肢を実現し、また現在進行中の臨床開発により、近い将来、その他の潜在的な治療選択肢も改善する可能性があります。無担体ルテチウム-177は、その独自の特性により、神経内分泌腫瘍(NET)や前立腺がんのような特定のがんを治療するペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)にとって、治療と診断を一体化した、望ましい放射性同位元素となっています。モンロール無担体ルテチウム-177のドラッグマスターファイル(DMF)はFDAに登録されています。
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