メアリー・ケイ、2023年に10万本の植樹を計画

米テキサス州ダラス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --化粧品直販のメアリー・ケイは本日、アーバーデイ財団との提携よる2023年森林再生プロジェクトを発表しました。今年、同社は創立60周年を控えており、さらにアーバーデイ財団との提携も15周年を迎えます。




今年のグローバル森林再生プロジェクトの概要は以下の通りです。



  • 米国


    • ジョージア州の複数の郡における希少生息地の回復と生物多様性を支援する8万本の植樹。ダイオウマツはかつて南部では一般的であった樹種で、バージニア州からテキサス州まで9,000万エーカー以上の面積を占めていました。現在、ダイオウマツが生息している地域は、本来の生息地域の3%にも及びません。その生態系が失われたことで、ダイオウマツに依存している約600種の動植物が壊滅的な打撃を受けています。アーバーデイ財団とザ・ネイチャー・コンサーバンシーとの連携を通じて、ジョージア州の広い範囲の私有地と公有地に、ダイオウマツとエキナタマツが植樹される予定です。樹木の成長に伴い、森林の分断が軽減され、ホオジロシマアカゲラ、イースタンインディゴスネーク、アナホリゴファーガメといった絶滅危惧種や絶滅の危機に瀕した野生生物を支えることになります。


    • カリフォルニア州のラッセン国有林の山火事復興支援に12,000本を植樹。2021年、北カリフォルニアを大規模火災「ディキシー・ファイア」が襲いました。7月から10月にかけて猛威を振るったこの山火事は州史上2番目の規模となり、963,000エーカー以上の焼け跡を残しました。山火事によって荒廃した森林が以前の輝きを取り戻すには何世代もかかる可能性があり、それが叶うかどうかは未知数です。そのためには、緊急かつ意図的な森林再生への取り組みが不可欠となります。このプロジェクトは、何百種類もの野生生物の生息地であり、健全な景観と近隣にあるアルマナー湖にとって欠かすことのできないラッセン国有林の健康に対する取り組みに重点を置いています。この地域に新たに植えられた樹木は、ピューマ、シマリス、アメリカグマ、ユビナガサラマンダーなどの生息地を含む、火災で破壊された生息地が再生するきっかけとなります。木々が根を張り、成木に成長するにつれ、根系によって浸食が防がれる一方、アルマナー湖の水質が改善されていきます。




  • メキシコ


    • セロ・ペロン・オオカバマダラ保護区における持続可能な林業、川などの流域の回復、生物多様性の支援に4,000本を植樹。オオカバマダラの大移動と営巣はメキシコの象徴的な話として知られていますが、この種は現在、現代を最も象徴する課題に直面しています。オオカバマダラが営巣することの多い在来種のオヤメルモミの木は、気候変動の影響から気温が低い標高の高い場所に追いやられつつあります。これに加えて、伐採や収益性の高いアボカドの木を植えるための開墾の影響でオオカバマダラの営巣地が減少し、種の長期的な生存が脅かされています。このプロジェクトは、地域社会に利益をもたらしながら、これらの地域におけるオヤメルモミの被度を回復させることを目的としています。




  • スペイン


    • ベロラドの山火事復興支援に4,000本の植樹。ベロラドは、スペイン北部に位置する美しい丘陵地帯です。ところが、この斜面は長い年月の間に幾度もの山火事や熱波に見舞われ、かつてここに立っていた木々が再び自力で根を張ることが困難になっています。その結果、自然景観の浸食が進んでいます。この地域に多様な落葉樹の若木を混合させて植えることは、土壌を保持し、気候変動や火災により強い土地にする手助けとなります。また、農村から都市への移住の影響を受けている地方にとっては、このプロジェクトが地域全体を保全するための継続的な取り組みとなります。




「森林伐採と気候変動は、今後数年間で世界経済に何十億ドルもの損失をもたらす可能性があります。メアリー・ケイの願いは、これらのプロジェクトが貴重な野生生物の生息地を提供すると同時に、森林伐採や気候変動の影響を軽減する一助となることです」とメアリー・ケイの最高執行責任者であるデボラ・ギブンスが述べています。「新たに植林された森林が成長して貴重な資源や生態系となり、将来の世代のために残る永続的な遺産となります。」


メアリー・ケイとアーバーデイ財団の提携は2008年に始まり、15年間の提携を通じていくつかの重要なマイルストーンが達成されました。



  • 2008年、メアリー・ケイの複数の独立系美容コンサルタントが、リサイクルされた古いコンパクト1個につき1本の木を、必要とされる森に植えるというリサイクルプログラムに取り組みました。これらの美容コンサルタントとその顧客、メアリー・ケイの社員による全国的なリサイクル活動の成果として、メアリー・ケイは回収目標であった20万個を上回るコンパクトを回収しました。


  • 2009年から2012年にかけて、メアリー・ケイとアーバーデイ財団の提携の一環として、ドメスティック・バイオレンス・シェルターにおける「ネイチャー・エクスプロア・クラスルーム」の取り組みを支援し、住民に対して自然との接点のある安全な場所を提供しました。


  • メアリー・ケイは2013年より、米国、ブラジル、中国、ドイツ、アイルランド、ペルー、マダガスカルなど、世界各地で大規模な森林再生プロジェクトの支援を開始しました。


  • 2018年、メアリー・ケイはテキサス州ルイスビルに新たに建設されたリチャード・R・ロジャース製造・研究開発センターの開所式の一環として、100万本目の植樹の達成を記念して、施設内に記念植樹を行いました。


  • 今日までに、メアリー・ケイとアーバーデイ財団は提携を通じて130万本を植樹しており、今年はさらに10万本を植樹し、未来のインパクトを視野に入れた活動を継続します。


「世界中の森林に大規模なインパクトを与えるこの提携を継続できることを大変嬉しく思います」とアーバーデイ財団のケイティ・ルース会長は話しています。「15年にわたり、メアリー・ケイは最も必要とされる場所における有意義な森林再生活動に専念してきました。私たちの活動的なパートナーは、戦略的な森林再生プロジェクトを通じてその園芸の才を実証するだけでなく、地球環境のスチュワードとしての役割を果たすことに対するコミットメントを強調しています。」


メアリー・ケイについて


Then. Now. Always. (あの時。今。常に。)ガラスの天井を打ち破った先駆者の一人であるメアリー・ケイ・アッシュは1963年にテキサス州で、「女性の生活を豊かにする」という1つの目標を掲げて自らの夢である美容ブランドを立ち上げました。彼女の夢は、35か国以上に数百万人の独立販売員を擁するグローバル企業へと発展しました。60年にわたり、メアリー・ケイが教育、指導、支援、革新を通じてもたらす機会によって、女性たちは自分自身の未来を切り開く力を与えられてきました。美容の背後にある科学への投資と、最先端のスキンケア、カラー化粧品、栄養補助食品、フレグランスの製造に注力しています。同社は、次世代のために地球を守り、がんや家庭内虐待に影響を受ける女性を守り、夢を追いかける若者を奨励することに信念を持っています。詳細は、marykayglobal.comをご覧いただくか、FacebookInstagramLinkedIn、またはTwitterでフォローしてください。


アーバーデイ財団について


1972年に設立されたアーバーデイ財団は、植樹を目的とする世界最大の非営利会員制組織です。同財団は100万人以上の会員、サポーター、大切なパートナーとともに、最もニーズの高いコミュニティや森林に焦点を当て、50か国以上で5億本の植樹を支援してきました。アーバーデイ財団は、人々に木を植え、育て、大切にするよう促すという使命を指針として、人間と地球が直面する重大な問題を解決するために、木の力を引き出すことに取り組んでいます。アーバーデイ財団のインパクトについて詳細はarborday.orgでご覧いただけます。


ザ・ネイチャー・コンサーバンシーについて


ザ・ネイチャー・コンサーバンシーは、あらゆる生命が依存する土地や水域の保全に取り組む世界的な自然保護団体です。同団体は科学に導かれ、自然と人間が共に繁栄できるよう、この世界で最も困難な課題に対する革新的で現地での解決策を作ります。気候変動、土地・水・海洋の保全にかつてない規模で取り組み、持続可能な食料と水の供給、より持続可能な都市作りを支援しています。79の国と地域で活動し、地域社会、政府、民間セクター、その他のパートナーを巻き込んだ協力的なアプローチで活動しています。詳しくは、www.nature.org、またはTwitterで@nature_pressをフォローしてください。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Mary Kay Inc.
Corporate Communications

marykay.com/newsroom
972.687.5332 or media@mkcorp.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 メアリー・ケイ、2023年森林再生プロジェクトを発表し、アーバーデイ財団との提携による地域社会へのポジティブインパクトの15周年を祝う