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SciMedは、シンガポールを拠点に、東南アジア、インドおよびオセアニアにおいて超低温フリーザーやCO2インキュベーターをはじめとするライフサイエンス機器の販売とサービス事業を展開しています。1992年より幅広い販売ネットワークとライフサイエンス分野に関する専門知識やサービス力を活用し、同地域におけるPHCグループの事業を拡大してまいりました。2020年7月にPHCHDは、SciMedの株式の55.01%を追加取得することで出資比率を70%に引き上げ、同社を連結子会社化(*2)いたしました。
アジア・パシフィック地域におけるライフサイエンス機器市場は、抗体医薬品やワクチンなどのバイオ医薬品需要の高まりに伴う製薬産業の拡大や医療機関の増設などを背景に、高い成長が見込まれています。この度のSciMedの完全子会社化によって、PHCグループ傘下の事業とSciMedがより緊密に連携し、東南アジア・インドおよびオセアニアを中心とした地域において販売マーケティング体制強化を図ります。これにより、顧客ニーズを的確に捉え、新たな事業機会を取り込むとともに、先端治療開発に携わる研究者や医療従事者の課題解決につながる新たなソリューション提供を目指します。
PHCHDで執行役員および診断・ライフサイエンス共同ドメイン長を務める中村伸朗は、「この度、SciMedの完全子会社化を実現できたことを嬉しく思います。連結子会社化から約3年、同社は着実に事業を拡大してまいりました。この度の完全子会社化を契機として、当社ライフサイエンス事業は、高い市場成長が期待されている東南アジア、インドおよびオセアニアにおいてさらなる事業成長を目指し、新たな施策を積極的に遂行していきます。将来、アジアにおけるPHCグループの事業拠点としての機能を担うことも視野に、SciMedの顧客基盤を足掛かりとして、同地域における既存事業のさらなる拡大と、細胞・遺伝子治療などの先端治療領域への本格的な参入を推進します。そして、PHCグループの事業間シナジーを通じてより一層の事業成長とモダリティの進化に貢献してまいります」と述べています。
■SciMed概要
社名: SciMed (Asia) Pte. Ltd.
本社所在地: シンガポール
設立年月: 1992年
取締役社長: 片岡幸彦
事業内容: ライフサイエンス機器・消耗品等の販売およびサービス
従業員数: 75名(23年3月末時点)
拠点: 1拠点
(*1)PHCHDとその事業子会社の総称
(*2)www.phchd.com/jp/news/2020/0707
<PHCホールディングス株式会社について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社などを持ち、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2022年度の連結売上高は3,564億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
URL: www.phchd.com/jp
<SciMed (Asia) Pte. Ltd. について>
SciMed (Asia) Pte. Ltd. は、シンガポールに本社を置き、バイオメディカル、ライフサイエンス、ヘルスケア、創薬、製薬、研究施設、工業試験および農業の各市場に向けて製品およびサービスを提供しています。2023年よりPHCホールディングス株式会社の完全子会社として、東南アジア、インドおよびオセアニアにおけるライフサイエンス事業の販売マーケティング体制を強化しています。
URL: scimed.com.sg/about-scimed
お問い合わせ先
PHCホールディングス株式会社
IR・広報部 荒井 広子
電話:03-6778-5311
E-mail: phc-pr@gg.phchd.com
PHC株式会社
バイオメディカ事業部マーケティング部
電話:080-4816-3259
E-mail: masayo.okada@phchd.com