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プリオン病などの神経変性疾患分野における新規の革新的な研究プロジェクトに資源を提供するための助成
ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズの支援を受けるホセ・バセルガ研究基金(JBRF)は本日、希少な進行性神経変性疾患群であるプリオン病の治療を前進させるために毎年7万5000ドルを助成する「世界ホセ・バセルガ研究助成金(バセルガ助成金)」の創設を発表しました。
JBRFは、2年前の今日、極めて希少で致命的な神経変性疾患であるクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)で亡くなるまで、がん治療法の進歩に人生を捧げた医師科学者ホセ・バセルガ博士を偲んで、バセルガ家が設立したものです。バセルガ助成金は、バセルガ博士の遺志をたたえ、CJDなどのプリオン病の解明と根絶を目指す科学者を支援します。
バセルガ博士の娘でハーバード大学メディカルスクールの学生のクララ・バセルガ=ガリガは、次のように述べています。「私たち家族は、このように素晴らしい父親と夫に長く恵まれたことを大変幸運に思っていますし、革新的な医薬品を通じて人々の生活を改善するという彼の遺志を引き継ごうと真剣に努力しています。私たちは今、科学的発見に対する彼の情熱に加わりました。そして、アレクシオンと提携して世界規模でプリオン病の有意義な研究を支援できることに感謝しています。」
バセルガ助成金は、毎年、基礎研究、橋渡し研究、臨床研究、集団研究を行う研究者による革新的なプロジェクト1件を支援します。プロジェクトは、プリオン病の病態生理やその他の側面の理解、治療法の開発、プリオン病の早期発見のためのメカニズムに直接適用でき、関連性があるものである必要があります。応募者の地域的な条件はありません。応募書類の提出と著名な諮問委員会による審査のスケジュールは下記の通りです。
提出方法、追加資格ガイドライン、評価基準など、バセルガ助成金の詳細情報については、http://bit.ly/3Tt7mMGをご覧ください。
プリオン病について
プリオン病は、感染性・治療不能性・致死性の希少な神経変性疾患の一群です1。これらの疾患は、正常なタンパク質が原因不明の機能不全を起こし、プリオンと呼ばれる構造化された凝集体に集合することで発症し、プリオンが感染性の脳疾患を引き起こします1。機能不全や凝集は症状が出る何年も前から進行していることがあります1。最も有名なプリオン病はクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)です1。患者の約85%において、CJDは感染パターンを認識できない孤発性疾患として発症します2。現在、CJDの治療として承認された有効な治療法はなく、CJD患者の大部分は発症から1年間も生きられません2。
ホセ・バセルガ研究基金について
著名な医師・科学者であるホセ・バセルガ博士の死後、バセルガ家は、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズ、チャリティーズ・エイド・ファンデーションと共に、バセルガ博士の遺志を称え、プリオン病などの希少な神経変性疾患の理解と治療において科学を前進させるために「ホセ・バセルガ研究基金」を創設しました。本基金は毎年、プリオン病に関連する有意義な臨床研究または基礎科学研究を世界規模で支援するため、7万5000ドルから成る「バセルガ助成金」を授与することにしています。詳細情報については、ホーム|ホセ・バセルガをご覧ください。
アレクシオンについて
アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズは、アストラゼネカ内の希少疾患に特化したグループであり、2021年のアレクシオン・ファーマシューティカルズの買収に伴い誕生しました。アレクシオンは、30年にわたる希少疾患のリーダー企業として、人生を変える医薬品の創薬・開発・商業化を通じて、希少疾患や重篤疾患に苦しむ患者さんとご家族に貢献することに傾注しています。アレクシオンは、研究活動の重点を補体カスケードにおける新規の分子と標的に、開発活動の重点を血液疾患、腎臓疾患、神経疾患、代謝性疾患、心疾患、眼科に置いています。アレクシオンはマサチューセッツ州ボストンに本社を置き、世界中に事業所を構えており、50カ国以上で患者さんにサービスを提供しています。詳細情報については、www.alexion.comをご覧ください。
参考文献
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Rachel Girard: rgirard@realchemistry.com