- 週間ランキング
第1に、MPEG LAのVVCライセンスのライセンサーになることを約束したすべてのVVCライセンシーは、自組織ないしその関連組織が現在または将来においてVVC必須特許をライセンスないしサブライセンスできる権利を有している場合、エンドユーザーに(有償・無償を問わず)販売されたスタンドアロン(ハードウエアに組み込まれていないか、ハードウエアと一体化していない)型VVCソフトウエア製品に対するロイヤルティーの免除を受けられます。免除が適用される製品は引き続き、VVCライセンスに基づくライセンス製品としての適用範囲に基づく利点が得られます。
第2に、MPEG LAのAVC特許ポートフォリオライセンス、HEVC特許ポートフォリオライセンス、VVC特許ポートフォリオライセンスを締結し、これらを順守するすべてのVVCライセンシーは、VVCロイヤルティーの25%引きを受けられます。
MPEG LAの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるラリー・ホーンは、次のように述べています。「私たちは、これらのイニシアチブを採用するVVC特許権者の理解と先見性をたたえます。スタンドアロン型ソフトウエアを活用する新しい電子商取引や広告付きサービスへの投資は、次世代ビデオの採用につながるものとなりますが、これらのイニシアチブはそれに対応するものです。これらはまた、レガシーコーディング技術を含む機器に次世代ビデオコーディング技術を組み込む際のコスト削減の道筋を提供します。MPEG LAは、デジタルビデオ規格のライセンシングにおいて25年以上にわたり世界市場をリードする中で、新しいビデオ規格を採用する決定は、技術的、経済的、その他の要因に基づいて、市場が行うべきであることを尊重しています。市場は、ライセンス条件を中心にビジネスモデルを構築しているわけではありません。市場は生活の質を高める新製品を生み出すビジネスモデルを構築するものであり、ライセンス条件はその採用の障害となるのではなく、協調して機能しなければなりません。」
MPEG LAのVVCライセンス、さらにはVVCロイヤルティー割引、ソフトウエア製品免除の詳細情報については、こちらをご覧ください。
MPEG LAの目標は、可能な限り多くのVVCの必須特許を世界規模で誰もが1つのライセンスによる同じ条件で利用できるようにすることです。VVCに必須の特許をを所有すると考えるすべての関係者が必須性の評価を受けるために特許を提出することを歓迎します。MPEG LAの特許専門家が必須かどうかについて評価し、必須と判断されればライセンスに含められます。こちらから特許提出についての条件と手順書のコピーをご請求いただけます。
MPEG LAについて
MPEG LAは、規格とその他の技術プラットフォームのライセンスをワンストップで提供する世界的大手です。1990年代より、現代の特許プールを先駆的に形成し、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格を生み出す上で貢献してきました。そして、その他の画期的技術へのアクセスを拡大しています。MPEG LAは、さまざまな技術を対象に2万6000件以上の特許から構成されたライセンシングプログラムを120カ国で運営しており、285の特許保有者と約7300のライセンシーを抱えています。ユーザーが選択した技術の導入支援に当たるMPEG LAは、基本的な知的財産へのアクセスと運用の自由を提供し、訴訟のリスクを低減し、事業計画のプロセスに予測可能性をもたらすライセンシングソリューションを提供しています。詳しい情報については、www.mpegla.comをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Tom O’Reilly
MPEG LA, LLC
Tel: 303.200.1710
toreilly@mpegla.com