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ノボ ノルディスクとバイオコープは2021年9月にマリヤ製品の開発に特化した提携関係を発表しましたが、今回の新しい契約はこの提携関係を強化するものです。この最初の開発契約は、インスリン領域のブランドのみを対象としていましたが、今年に入ってノボ ノルディスクがプレゼンスを有する治療領域が追加されています。
マリヤ(日本では非医療機器)は、ノボ ノルディスクのインスリンペン「フレックスタッチ®」(FlexTouch®)に直接装着するスマートセンサーです。マリヤは、フレックスタッチ®ペンを使用している糖尿病患者が、インスリンの単位数、日付、時間などの毎日のインスリン注射データを自動的に収集・記録できるようにするものです。また、Mallyaと連動したモバイルアプリケーションにより、患者は注射の履歴を追跡し、リアルタイムで治療計画に従うことができるようになります。マリヤは、すべてのノボ ノルディスク製フレックスタッチ®インスリンペンに適合します。
本契約に基づき、ノボ ノルディスクは、2023年前半から日本でマリヤを商業化する予定です。
今回の契約について、ノボ ノルディスク ファーマのキャスパー・ブッカ・マイルヴァン代表取締役社長は、次のように述べています。「本年初め、当社は日本で初めてスマートインスリンペン*を発売しました(ノボペン®6(NovoPen® 6)とノボペン エコー® プラス(NovoPen Echo® Plus))。しかし、現在、日本ではほとんどの患者さんがフレックスタッチ®でインスリンを投与しています。そのため、私たちは、マリヤを製造・輸入しているバイオコープと協力することで、より多くの患者さんにデジタルヘルスを提供できることを大変うれしく思います。」
* スマートインスリンペン:インスリン投与データ(時間、量)を自動的に記録し、ユーザーのスマートフォンにインストールされたモバイルアプリなどにデータを無線転送できるインスリンペンの総称1。
バイオコープのエリック・デサテン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社は、提携先であるノボ ノルディスクを通じて、日本でこのたび商業発売できることを大変光栄に思います。日本は、糖尿病の管理機器やモニタリング機器の使用において、有数の国となっています。今回の提携は当然のことであり、日本はマリヤにとって高い可能性を秘めた市場です。今回の上市に加え、新たな治療領域でノボ ノルディスクとの関係が強化されることをうれしく思います。」
1 David C. Klonoff, MD, Smart pens will improve insulin therapy, Journal of Diabetes Science and Technology 2018, Vol. 12(3) 551-553
バイオコープについて
医療機器および送達システムの開発および製造における専門知識で認められているバイオコープは今日、マリヤによってネットワーク接続型医療機器の市場における主導的地位を獲得しています。このインスリン注射ペン用スマートセンサーは、注射量の確実なモニタリングを実現することで、糖尿病患者の治療におけるコンプライアンスを向上させます。マリヤは2020年から販売しており、バイオコープの革新的なネットワーク接続型ソリューションの製品ポートフォリオの先頭に立っています。当社の従業員数は74人です。バイオコープは、2015年7月からユーロネクストに上場しています(FR0012788065 - ALCOR)。
詳細情報についてはwww.biocorpsys.comをご覧ください。
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