- 週間ランキング
SIK3阻害活性を追加して差別化したPI3Kδ/γ阻害剤であるテナリシブの2つの用量を評価する多施設ランダム化第2相試験は、24週間の治療期間が終了し、臨床的有用率(CBR)57.5%という目覚ましい結果を示し、安全性の予期しない懸念も認められませんでした。テナリシブの経口投与による治療は、内臓疾患や多発性転移病変を有する患者が大半を占める治療困難な集団において有効であることが確認されました。また、本試験でTNBC患者1人は、6カ月以上にわたり病勢が安定し、試験を継続しています。
第1世代のPARP阻害剤に伴う安全性の問題を克服するように設計された次世代PARP 1/2阻害剤であるRP12146の第I/Ib相試験の用量漸増が成功裏に完了し、拡大相としてRP2D用量での患者組み入れが行われています。RP12146は投与量に応じた作用を示し、強固なターゲットエンゲージメントと、貧血や血球減少といった血液学的毒性の顕著な欠如が認められました。現在、HRR変異を有する卵巣がん、乳がん、前立腺がんの遺伝的に適格な患者を対象に、400mg BIDによる拡大相が進行中です。
Rhizen Pharmaceuticals AGの創設者で最高経営責任者(CEO)のSwaroop Vakkalankaは、次のように述べています。「当社の資産、特に転移性乳がんという治療困難な患者集団において、持続的かつ有益な病勢コントロールを示したテナリシブの臨床試験の進捗状況を報告できることをうれしく思います。また、慎重に設計した当社の次世代PARP1/2阻害剤は、このクラスの第1世代の薬剤との安全性の違いを示すことに成功しており、当社はさまざまな固形腫瘍において単剤および合理的な併用療法としての有効性評価に迅速に移行する計画です。」
Rhizen Pharmaceuticals AG.について:
Rhizen Pharmaceuticalsは革新的な臨床段階のバイオ製薬企業として、オンコロジー・炎症領域における新規治療薬の創薬と開発に傾注しています。Rhizenは2008年の設立以来、数種のがんと免疫関連細胞経路を標的とする専有的な医薬品候補の多様なパイプラインを創出してきました。
Rhizenはスイスのバーゼルに本社を置いています。詳細情報についてはhttps://www.rhizen.com/をご覧ください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースは、当社およびその事業と関連した将来見通しに関する記述を一定程度含んでいる可能性があります。当社はその予想が合理的な仮定に基づいていると考えていますが、過去の事実を除き、本プレスリリースに含まれる記述で将来の出来事に関するものはすべて、(i)予告なしの変更の影響を受けたり、(ii)当社ではコントロールできない要因の影響を受けたりします。これらの記述は、「目標にする」、「考える」、「予想する」、「目指す」、「意図する」、「可能性がある」、「予期する」、「見積もる」、「計画する」、「推定する」、「するつもりである」、「持つ場合がある」、「おそらく」、「はずである」、「であろう」、「かもしれない」などの言葉や類似した意味か反対の意味を持つその他の言葉や言い回しが先行するか、続くか、含まれる何らかの記述である可能性がありますが、それらに限定されません。将来見通しに関する記述には、当社の実際の結果、財務状況、実績、成果がそれら記述により明示ないし暗示された内容と大きく異なる場合の原因となり得る一定のリスク、不確実性、その他の要因が伴います。従って読者の皆さまは、特に何らかの契約および投資判断との関連で、これら将来見通しに関する記述を過度に信頼すべきではありません。法律で求められた場合を除き、将来において新しい情報が利用可能になった場合でも、これら将来見通しに関する記述のいずれかを更新したり、実際の結果が将来見通しに関する記述で予想された内容と大きく異なった場合の理由を更新したりする義務を一切負いません。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Rhizen Pharmaceuticals AG - Contact:
Samyukta Bhagwati
Manager, Corporate Affairs &Communications
Rhizen Pharmaceuticals AG.
Telephone: +41 32 580 0113
Email: corpcomm@rhizen.com