北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中国でバイオ医薬品を提供する一流企業であるシノバック・バイオテック(「シノバック」または「当社」)(NASDAQ: SVA)は、チリ公衆衛生研究所(Instituto de Salud Pública、ISP)が、当社の不活化したオミクロン株COVID-19ワクチンおよび3価COVID-19ワクチン(祖先株、デルタ株、オミクロン株)の第2相臨床試験について、8月31日に承認したと発表しました。本臨床試験は、CoronaVac®(コロナバック)、mRNA、アデノウイルスベクターCOVID-19ワクチンのいずれかのブースター投与を2回受けた成人を対象に、2つの候補ワクチンのブースター投与1回の免疫原性と安全性を評価するものです。本試験は、多価の不活化COVID-19ワクチンを研究する試験として世界初となります。


この第2相ランダム化二重盲検多施設試験では、ワクチン接種が完了した成人826人を募集します。異種ワクチン接種群の参加者はCoronaVac®の2回投与と、mRNAベースまたはウイルスベクターベースのワクチンの2回のブースター投与を受けた被験者で、同種ワクチン接種群の参加者はCoronaVac®の4回投与を受けた被験者です。異種ワクチン接種群の参加者はオミクロン株ワクチン、3価ワクチン、CoronaVac®ワクチンのブースター投与にランダム割り付けし、同種ワクチン接種群の参加者はオミクロン株ワクチンまたは3価ワクチンのブースター投与にランダム割り付けされます。

シノバックの会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)である尹衛東(Weidong Yin)は、次のように述べています。「シノバックは、COVID-19ワクチンの開発および製造において、世界的パートナーと連携して大きな前進を遂げました。当社は、CoronaVac®が生後6カ月の乳児まで保護できるという事実を誇りに思っており、今回の臨床試験の開始が承認されたことで、さらに優れたワクチン保護が可能になります。」

シノバックについて

シノバック・バイオテック(シノバック)は中国に拠点を置くバイオ製薬企業として、ヒト感染症対策となるワクチンの研究開発・製造・商品化に傾注しています。シノバックの製品ポートフォリオには、COVID-19、エンテロウイルス71(EV71)感染手足口病(HFMD)、A型およびB型の肝炎、季節性インフルエンザ、肺炎球菌性疾患、H5N1パンデミックインフルエンザ(鳥インフルエンザ)、H1N1インフルエンザ(豚インフルエンザ)、水痘、流行性耳下腺炎、ポリオウイルス感染症に対するワクチンが含まれます。当社のCOVID-19ワクチンであるコロナバック(CoronaVac®)は、世界60以上の国や地域で使用が承認されています。当社のA型肝炎ワクチンHealive®は、2017年にWHOの事前承認要件に合格しました。当社のEV71ワクチンInlive®は、2016年に中国で商品化された革新的なワクチンです。2022年、シノバックのセービン株由来不活化ポリオワクチン(sIPV)がWHOの事前承認を取得しました。

シノバックは、H1N1インフルエンザワクチンPanflu.1®の承認を最初に取得した企業で、同ワクチンを中国政府のワクチン接種キャンペーンおよび備蓄プログラムに供給しました。当社はまた、H5N1パンデミックインフルエンザワクチンPanflu®を中国政府の備蓄プログラムに供給している唯一の企業でもあります。

シノバックは常に新しいワクチンの研究開発に専念し、より多くの混合ワクチン製品を開発中で、常に国際市場での機会を追求しています。シノバックは、さらに多くの国やビジネス・業界団体と、より広範かつ深みのある取引や提携を行う計画です。

詳細情報については、当社ウェブサイト(www.sinovac.com)をご覧ください。

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 シノバックのオミクロン株を含むCOVID-19ワクチンの臨床試験の開始がチリで承認される