初回の調査では40以上の市場で金融包摂を形成する主要な推進要因を調べ、包摂のギャップと課題に対処するための実用的な洞察を提供

米アイオワ州デモイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プリンシパル・ファイナンシャル・グループは本日、経済・ビジネス研究センター(CEBR)と協力してグローバル金融包摂指数(「本指数」)を開始すると発表しました。初回の指数およびその分析では、40以上の市場の政府、雇用主、金融サービス業界にわたり、金融包摂と金融排除を形成する主要な要因を明らかにします。9月に発表予定の報告書では、これらのシステムにより金融包摂がどのように促進されているかを評価するほか、個人が得ている安心感に関する世界の消費者の見方を検証します。本指数の目的は、現在と将来における金融包摂の改善に役立つ実用的な洞察をより多く提供することです。


金融不安は世界の数十億の人々に影響を及ぼす

世界的な金融不安は、世界最大の課題であると同時に機会でもあります。パンデミック前は、世界で17億の人々[1]が銀行や金融機関のサービスを受けていないとされていました。パンデミックがもたらした影響によって貧困率が高まり、富と収入の格差が拡大しましたが[2]、この状況は、最近のエネルギー価格の急上昇でさらに悪化しました。

プリンシパルの会長・社長・最高経営責任者(CEO)のダン・ヒューストンは、次のように述べています。「金融包摂は世界経済の進歩の基盤です。人々が金融システムから排除されると、日々の糧を稼ぎ、危機に備えて準備し、危機から回復して、将来に向けた構築を行う能力が妨げられます。当社のグローバル金融包摂指数により、金融包摂を明確に捉えて測定することが可能になるため、変化に影響を与えて、より多くの人々や企業が金融セキュリティーにアクセスしやすくなるよう支援することができます。」

金融セキュリティーにアクセスしやすくするための取り組み

プリンシパルは、次世代のために経済的機会を創出すべく、長期的で責任ある持続可能な行動に力を注いでいます。大筋において国連の持続可能な開発目標と一致するプリンシパルの環境・社会・ガバナンス(ESG)戦略の一環として、当社は包摂的な製品、サービス、コミュニティーを前進させ、金融分野においてより多くの個人や企業に対応するための測定可能な取り組みの概要をまとめました。また、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ財団は、起業家、小規模企業、多様な人々に重点を置いて基本的なニーズを満たし、経済的流動性への進路を開発して、金融エンパワメントと発展を支援するために、2021年から2022年の間に3000万ドルの投資を行っています。

プリンシパルは、本指数により、すべての人々が効果的なシステムと手頃な価格のリソース、ソリューション、アドバイスを利用できるようにする試みに、さらに焦点を絞って取り組んでいきます。

金融包摂の明確な理解により世界経済の進歩を促進することが可能

本指数は、検証済みの公開データと共に、雇用主と消費者に対する調査を用いて金融包摂スコアリング・システムを作成します。そして、これらの主要なデータポイントの検討を通じ、各市場で政府が金融包摂をどの程度促進しているかを評価し、人々による金融商品とサービスの利用可能性と実際の利用について調べて、雇用主が従業員に提供しているサポートのレベルを評価します。

そのため、本指数は、政策立案者、研究者、非政府組織(NGO)から企業や金融サービス業界まで、複数のセクターにわたって使用される包括的で洞察に満ちたリソースとして機能します。また、認識、行動計画策定、リソース割り当ての評価としての役割も果たします。

本指数は、プリンシパルと主なステークホルダーが以下を行う際に役立ちます。

  • 金融セキュリティーの中核的要素としての金融包摂に関する継続中の対話に新たな次元を加える
  • データに基づいた洞察を用いて、金融セキュリティーを阻む障壁を明確に理解し、金融ソリューションとサポートへのアクセスを拡大する代替経路を作成する
  • 長期的な金融のセキュリティー、安定性、進歩を可能にする金融システムを提唱する
  • 好ましい変化の促進に役立つ影響力のある協業の機会を見極める

金融セキュリティーへのプリンシパルのコミットメントの詳細については、www.principal.com/financialsecurityをご覧ください。

[1]UNSGSA、2017年

[2]世界銀行、2021年

プリンシパル・ファイナンシャル・グループについて

プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(Nasdaq:PFG)は、人々と企業の豊かさと幸福度を高めることに情熱を注ぐ1万8500人の従業員1を擁する世界的な金融企業です。140年を超える歴史を持つ当社は、5100万人以上のお客さま1のライフプランニング、保護、投資、引退を支援すると同時に、当社が事業を展開しているコミュニティーをサポートし、多様で包摂的な労働力を構築する取り組みを続けています。プリンシパルは、米国で最も持続可能な企業100社の1つ2、ブルームバーグ男女平等指数の構成企業、および「マネーマジメントで最も働きやすい職場3」上位10社に選出されたことを誇りに思います。プリンシパルおよびより良い未来を築くための当社の取り組みの詳細については、principal.comをご覧ください。

1 2021年12月31日現在

2 Barron’s、2022年

3 Pensions &Investments、2021年

プリンシパル・ファイナンシャル・グループ財団(「プリンシパル財団」)は、正式に認められた501(c)(3)団体で、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(「プリンシパル」)が事業を展開しているコミュニティーで金融セキュリティーを構築するプログラムに慈善的支援を提供することに重点を置いています。プリンシパル財団はプリンシパルから資金提供を受けていますが、プリンシパルとは別個の独立した慈善団体です。プリンシパル財団はいかなる形態の投資顧問サービスも行っておらず、同サービスの提供も許可されていません。

経済・ビジネス研究センターについて

経済・ビジネス研究センター(CEBR)は、綿密で洞察に満ちた調査に基づく健全なビジネス上のアドバイスで定評のある独立したコンサルティング会社です。CEBRは1992年以来、ビジネスおよび公益研究の最前線で主要な英国企業と多国籍企業、金融機関、政府部局・機関、業界団体に分析、予測、戦略的アドバイスを提供してきました。CEBRの詳細情報については、www.cebr.comをご覧ください。

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Principal®、Principal Financial Group®、プリンシパルとロゴマークのデザインは、米国におけるプリンシパル・ファイナンシャル・グループ会社であるプリンシパル・ファイナンシャル・サービシズの登録商標であり、世界中の様々な国におけるプリンシパル・ファイナンシャル・サービシズの商標およびサービスマークです。

保険商品の発行元はプリンシパル・ナショナル・ライフ・インシュランス(ニューヨークを除く)およびプリンシパル・ライフ・インシュランス・カンパニーです。保険契約管理サービスの提供元はプリンシパル・ライフです。プリンシパル・ファンズの販売業務はプリンシパル・ファンズ・ディストリビューターが行っています。証券はSIPCに加入しているプリンシパル・セキュリティーズや独立ブローカー/ディーラーにより売り出されます。言及されている会社は、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(デモイン、IA 50392)の一員です。

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 プリンシパル・ファイナンシャル・グループがグローバル金融包摂指数を発表