• Rhizen Pharmaが臨床段階の差別化されたPARPDHODHプログラムを紹介するAACRプレゼンテーションの実施を発表
  • Rhizenの差別化されたPARP阻害剤RP12146の前臨床データは、優れた血液学的安全性プロファイルを示しており、当社は進行中の臨床試験でそれが反映されると期待
  • Rhizenのクラス最高のDHODH阻害剤RP7214の前臨床データは、単剤およびSOC剤との併用で広範なAMLモデルに対し有効であることを示す

スイス・バーゼル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- スイスに拠点を置いて腫瘍と炎症に特化した非公開の臨床段階バイオ製薬企業であるRhizen Pharmaceuticals AG(Rhizen)は、2022年米国がん学会(AACR)年次総会において、当社の差別化された臨床段階の次世代PARP(ポリADP-リボースポリメラーゼ)およびDHODH(ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ)阻害剤の各プログラムに関するデータを公開すると発表しました。Rhizenのポスター発表では、当社の新規PARP阻害剤(RP12146)の前臨床特性評価と差別化された特徴に加え、AMLにおける当社のDHODH阻害剤(RP7214)の幅広い位置づけを支持する前臨床データについて説明します。


Rhizenは先に、当社のPARPプログラムが差別化された前臨床安全性を示し、IND新薬臨床試験が実施可能であることを示しました。AACR 2022で発表する追加的な前臨床データでは、この差別化された安全性は、RP12146が骨髄において低濃度で分布し、それに伴い血液毒性が低いことに起因している可能性が示されています。Rhizen Pharmaの創設者で最高経営責任者(CEO)のSwaroop Vakkalankaは、「RP12146の差別化された安全性により、用量漸増試験を一層効率的に進めることができたと考えています。さらに、当社が進めている第1相用量漸増試験から新たに出たデータは有望なものであり、これまでに観察されている強固なターゲットエンゲージメントおよび安全性を裏付けるものです。RP12146の潜在的な治療域の広さを考えると、この差別化を臨床により完全な形で反映すれば、広い適応症でPARP阻害の可能性を最大限に追求できると、当社は考えています」と述べています。

Rhizenは、当社のDHODH阻害剤RP7214が、その作用機序と整合する形で、単剤でAML芽球の腫瘍体積・サイズの縮小および分化を誘導する強固な活性を有することを示しました。またRP7214は、シタラビン、ベネトクラックス、アザシチジンなどの標準的なAML治療薬の活性を増強することもできます。Vakkalankaは「当社は、再発性/難治性のAML、CMML、MDSの患者を対象に、アザシチジンとの併用でRP7214を検討する第2相試験を開始しました。DHODH阻害は、AMLの治療法としての可能性をまだ実現していませんが、RP7214が最終的にはその可能性を実現できると、当社は期待しています。私たちは、フロントライン化学療法や維持療法に不適格な高齢患者は、RP7214が対応できる未充足ニーズの領域であると考えています」と付け加えています。

AACR におけるRhizen Pharmaのポスター発表の詳細は下記の通りです。

  1. アブストラクト番号:1762
    表題:新規の選択的で強力な低分子DHODH阻害剤RP7214のAMLにおける活性
    セッション:低分子治療薬
    ポスター番号:5492
  2. アブストラクト番号:1766
    表題:新規の選択的で強力な低分子PARP 1/2阻害剤RP12146の固形がんにおける活性
    セッション:低分子治療薬
    ポスター番号:5493

Rhizen Pharmaceuticals AG.について:

Rhizen Pharmaceuticalsは革新的な臨床段階のバイオ製薬企業として、オンコロジー・炎症領域における新規治療薬の創薬と開発に傾注しています。Rhizenは2008年の設立以来、数種のがんと免疫関連細胞経路を標的とする専有的な医薬品候補の多様なパイプラインを創出してきました。

RhizenはPI3Kモジュレーターの分野で実証済みの専門知識を有しており、当社初のPI3Kデルタ/CK1エプシロン阻害剤資産であるUmbralisibを発見しました。Umbralisibは米国における当社ライセンスパートナーのTGセラピューティクス(TGTX)により、辺縁帯リンパ腫(MZL)/濾胞性リンパ腫(FL)向けの開発・商業化が成功しています。またRhizenは、転移性乳がんおよびT細胞リンパ腫の適応症において、強固な安全性プロファイルと有望な活性を有する独自のPI3K-δ/γおよびSIK3の二重阻害剤であるテナリシブの開発も行っています。Rhizenはその他に、オンコロジー・炎症領域で創薬から第2相臨床開発段階まで、大規模なパイプラインを擁しています。

Rhizenはスイスのバーゼルに本社を置いています。詳細情報についてはhttps://www.rhizen.com/をご覧ください。

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Contacts

Rhizen Pharmaceuticals AG - Contact:
Samyukta Bhagwati
Manager, Corporate Affairs &Communications
Rhizen Pharmaceuticals AG.
Telephone: +41 32 580 0113
Email: corpcomm@rhizen.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 Rhizen Pharmaceuticals AGが2022年AACRで差別化されたPARP/DHODH阻害剤プログラムのデータを発表