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東芝においては、一日も早くステークホルダーから信頼される盤石な経営体制を構築することが、喫緊の経営課題となっております。弊社は、現在の分散した株主にかわり特定少数の戦略投資家・金融投資家を株主とすることで安定的な経営基盤を得て、ガバナンス体制の再構築を行い、時間的猶予を十分に確保した上で経営戦略を策定し執行していくという選択肢は、信頼される盤石な経営体制構築のための有力な選択肢の一つであり、東芝の中長期的な企業価値の観点から、検討されるべきだと考えるに至りました。
東芝においても、戦略投資家や金融投資家をパートナーとして経営体制を再構築することについては、排除すべき選択肢ではなく、真摯な提案がなされれば真摯に評価・検討する旨が幾度となく説明され、戦略委員会においても検討を行ったとのことですが、第3号議案は、十分な透明性を確保した上でそのような選択肢の検討を行うことを促すことに繋がると考えられます。
以上に鑑み、弊社は、第3号議案について、賛成票を投じることといたしました。
なお、第1号議案および第3号議案は、いずれも法的拘束力のある決議ではなく勧告的決議であり、株主の投票は株主からのメッセージという意味合いを強く持ちます。東芝経営陣におかれましては、過半数の賛同による議案の可否のみに拘泥することなく、株主の投票内容から株主の東芝に対するメッセージを汲みとり、今後の経営に活かしていただくことを期待しております。
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ボックスグローバル・ジャパン株式会社
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