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『Disruption』には、銀行業界の経営幹部や主要プレイヤーのインタビューおよび刺激的な洞察も収録されており、金融サービス・銀行業界の未来に関する率直な思いが語られています。本書は、コロナ禍の影響も含め、銀行業界の新たな傾向に関して理解すべき重要ポイントを提示するとともに、ユニバーサルバンクが独自の資産を活用し、新規参入企業による市場の席巻を阻止する機会についても明らかにしています。
ADLのCEOであるIgnacio Garcia Alves(イグナシオ・ガルシア・アルベス)は次のように述べています。「『Disruption』 では、より機動的で攻めの姿勢が強い新規プレイヤーが巻き起こしている金融サービス業界の破壊について詳述した上で、これらの破壊的企業の登場で従来の銀行が直面している重大な問題への対処に関する提言を行っています。本書は、いわば行動を促すきっかけとなるように設計された「思考ツール」ともいうべきものです。銀行業界が根本的に変化し、時代に合わなくなった銀行モデルが存続の危機に瀕しているとすでに強く感じている銀行業界の経営者の心に特に響くことを願っています」
「しかしそうとはいえ、大騒ぎしようというつもりはありません。そうではなく、こうした変化が何を銀行業界にもたらすのか、読者の方々にはリスクと機会の両方の観点から考えていただきたいのです」
ADLのマネージング・パートナー兼金融サービス・グローバルプラクティスリーダーであるPhilippe de Backerは、次のような見解を示しています。「当社の調査と分析結果から導き出せる結論は、私たちが共に歩んできた従来の銀行モデルはもはや目的に適っていない、ということのみです。ゲームのルールが根本から変化したため、銀行には別のモデルを導入するしか他に選択肢はありません。そのモデルとは、いま私たちが理解している世界に遥かに適したモデルです。しかし、このモデルを導入するには、多額の投資が必要であると同時に、銀行業界の文化を大きく転換させなければなりません」
ADLのパートナーであるJuan Gonzalezは次のように補足しました。「テクノロジー主導の破壊的企業による金融市場への参入は銀行にとっての警鐘になるはずです。というのも、銀行がこの脅威を乗り切ろうとするのであれば、直ちに行動を起こさなければならないからです。銀行はそもそも保守的な組織で、動きが遅い傾向がありますが、『Disruption』をお読みいただくことで、銀行業界がいま起きている変化を理解し、最終的にその変化により早く順応することができれば幸いです」
Orange BankのCEOであるPaul de Leusseは次のように述べています。「銀行業界はこれまで常に、あらゆる経済セクターに影響を及ぼす破壊から自分たちだけは守られていると考えていました。しかし、もはやそうではありません。ADLがその理由を教えてくれていますが、より重要なのは、この新しい銀行業の世界に経営陣はどのように備えるべきか、それを示してくれていることです」
Tandem Bank創業者のRicky Knoxは次のように述べています。「『Disruption』は、テクノロジーが主導する金融業界の再構築について挑発的ともいえる見方を示しています。読者が、破壊的モデルが世界経済をいかに再構築するのか理解し、有効な対応に向けた戦略を考える際の一助となります」
『Disruption』は、銀行市場の現状と将来の方向性に関する詳細な分析を必要とする方にとっての必読書です。先手を打ち、正しい判断を下して、自社が低迷せずに繁栄することを願っている金融サービス業界の経営幹部に向けた一冊です。
本書はビジネス関連書籍を専門に扱う欧州有数の出版社LIDから本日(2022年2月17日)出版されました: https://tinyurl.com/ynr3futt
以上
Notes to editors:
Cate Bonthuys / Sue Glanville
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