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「ドールと手を携えて」プロジェクトは、オックスフォード大学が開発したビジネス多次元貧困指数(bMPI)手法を用いて、スタンダード・フルーツ・カンパニー・オブ・コスタリカ(別名ドール・コスタリカ)の従業員とその家族の社会的発展にプラスの影響をもたらすことに取り組むイニシアチブです。
bMPI手法は、従来の1人当たり所得のみでなく、保健、教育、住宅、仕事、社会的保護へのアクセスなどの側面と、その他16個の主要指標も取り入れることによって貧困を測定しようとするものです。これにより、組織は社会的プログラムにおける欠落を特定し、従業員とその親族が直面する多次元の貧困問題の解決に向けて取り組むことができます。
ドールは、社会的発展の課題に対処するためにbMPI手法を利用する世界で最初のアグリビジネス企業です。
実施の診断段階において、ドール・コスタリカは、5300人を超える従業員の間で社会経済調査の回答への87%の参加率を達成し、国内でこの手法を適用した企業の中で最高レベルに近い参加率を記録しました。
発見された「欠陥」の分析により、Covidの発生時期の病気の予防と従業員の健康に向けた同社の短期的な優先事項から、社会的保護と保健のより長期的な戦略へと焦点が定め直されました。2021年9月末までに、500個の不足が補われました。
ドール・フレッシュ・フルーツ・ラテンアメリカのプレジデントのレナート・アクーニャは、次のように述べています。「私たちは、このシステムを実施する最初のバナナとパイナップルの生産者であること、そして、ここコスタリカの従業員とその家族のためにこのようなプラスの結果が得られたことを非常に誇りに思っています。社会的カウンセリングや地域ケアのプロジェクトを含むこのプログラムで開発された戦略は、ニーズを満たし、より充実した人間開発に必要な能力を提供することを目指しています。」
このプロジェクトにおいて、ドールの経営陣は、健康保険のない人々、国の援助を受けていない障がい者、年金を受け取っていない高齢者、家庭での役割があるために働くことができない人々、飲料水のない世帯のニーズに対応することを優先しました。
調査結果を適用するにあたり、ドールはコスタリカでbMPIの実施を主導する地元NGOのオリゾンテ・ポジティボと、企業の社会的投資と従業員の生活に影響を及ぼすことを目指す国際的な非営利組織であるソフィア・オックスフォードと戦略的連携を確立しました。これらの第三者による結果の解釈および分析と、多次元の貧困の削減にプラスの影響を与えることができるソリューションの提案は、ソリューション実施における最良慣行に不可欠です。
2020年に、ドールは3本の柱を持つ持続可能性フレームワークである「ザ・ドール・ウェイ」と、継続的な「食品のため、自然のため、従業員のため」の取組みを発表しました。ドール・コスタリカが20年以上前に、農業における地球環境管理システムの開発の先駆者となり、「自然のため」の取組みの骨組みを作ったように、この10年の初めに、当社はこのプロジェクトを通じて、最も重要なリソースに焦点を当てた社会的発展プラットフォームの確立において革新を進めていこうとしています。つまり、「従業員のため」の社会的発展です。
ドールについて
ドールは、高品質の生鮮果実・野菜を生産・販売する世界最大の企業の1つです。ドールは、取り扱う数多くの商品のほか、栄養教育と研究でも、業界のリーダーとなっています。詳細情報については、www.dole.comまたはwww.doleplc.comをご覧ください。
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