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仮説に基づかない検査法であるMetaPanelTMは、単一の試料から複数の病原体を同時に同定することができ、オーストラリアの病院や主要な医療従事者との提携で開発したものです。
マイクローバはブリスベーンのトランスレーショナル・リサーチ・インスティチュートで高度なバイオインフォマティクス解析とラボ処理のパイプラインを研究していますが、消化器系感染症の病原体を偏りなく検出するため、臨床環境におけるMetaPanelTMの使用を認めるISO15189認証をこれらのパイプラインで取得しました。
ISO15189認証は、医療検査室の国際規格として、患者の検体に対する検査サービスの有効性と信頼性を保証するものであり、当該検査室における分析プロセスおよびその前後のプロセスについて独立した評価を実施します。オーストラリアでは、オーストラリア国立試験認可者協会(NATA)が、王立オーストラレーシア病理学会(RCPA)と連携して認証プログラムを実施しています。
マーター・ホスピタルの感染症科長であるポール・グリフィン准教授は、高度なシーケンシング技術への理解が深まれば、この種の診断検査法の利用が大きく拡大することが期待されると説明しています。
ポール・グリフィン准教授は、次のように述べています。「病原体検出のために糞便検体にメタゲノム解析を適用することは、臨床環境で感染症を検出・理解・追跡するための能力を強化することによって、患者転帰を改善する機会を切り開くことになります。」
2500体以上の試料を用いた有効性確認試験により、本ノンターゲットアッセイの成績は従来の診断法と相関しており、従来の診断法と比較して検査時間が短く、感度は同等かそれ以上、特異度は上回ることが確認されました。
マイクローバのラボラトリーディレクターであるニコラ・エンジェル博士は、今回の認証取得により、マイクローバが実施する分析のあらゆる段階における厳密性を確保し、パートナーが確実に結果に自信を持てるようにする上で、また重要な前進がなされたと述べています。
エンジェル博士は、次のように付け加えています。「当社は、微生物叢の検査が今後、患者転帰改善のための日常的な臨床診療の一部になるとみています。そのため、有効で信頼できる検査結果の基準を満たすラボとプロセスの社内での確保を、当社による微生物叢解析の取り組み方の中心に据えています。
マイクローバのDNA抽出、シーケンシング、二次解析、三次解析(バイオインフォマティクス)もISO15189認証の範囲に含まれます。
本認証とは別に、マイクローバのバイオインフォマティクスツールの精度がFrontiers in Microbiology誌に、当社の試料採取装置のベンチマーク性能試験の結果がISME Communications誌に掲載されています。
マイクローバによる世界有数の微生物叢解析を利用することに関心のあるパートナーの皆さまは、マイクローバに直接お問い合わせください。
マイクローバ・ライフ・サイエンシズについて
マイクローバ・ライフ・サイエンシズは精密微生物叢科学の企業であり、人々の健康向上を使命としています。マイクローバは、世界をリードする微生物叢解析技術により、微生物叢を活用した新しい治療法や革新的な検査ソリューションを開発することで、健康転帰の改善に取り組んでいます。マイクローバは、世界中の有力な組織と提携し、微生物叢についての発見を推進し、人々の健康における微生物叢の役割を生かした新たな応用例を推進しています。詳細については、www.microba.com.をご覧ください。
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Dr Kylie Ellis
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Kylie.Ellis@microba.com