重要変異を検出するための試薬の迅速な開発により、重要な研究・モニタリング活動を一貫して促進

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な分子診断ソリューションの開発を手掛けるSpeeDx Pty. Ltd.は、COVID-19変異株解析用の研究試薬の製品ラインアップをさらに拡大し、注目すべき変異株(VOI)であるSARS-CoV-2ラムダ株と関連した重要特性の変異にも対応しました。PlexPrime®SARS-CoV-2 Genotyping*の製品ラインアップは、当社独自のユニバーサル基質手法と、特許取得済みのマルチプレックス技術を利用し、7月に上市してから急速に拡大しました。これら一連の製品は、単独または他の製品との組み合わせで、SARS-CoV-2の重要なVOIないし懸念される変異株(VOC)に対するラボ研究やモニタリング活動を支えることに使用できます。




SpeeDxのクリニカルアフェアーズ担当シニアバイスプレジデントであるチャールズ・カートライト博士は、次のように述べています。「PCR法による陽性検体の迅速なスクリーニングにより、変異株が伝播した際に各ラボは容易にモニタリングができます。当社の一連のジェノタイピング用試薬が対象とする個々の変異は、重要な系統分化をカバーするように注意深く選定しているため、私たちは直近の新しいVOIやVOCでさえも当社の既存ポートフォリオで詳細分析の対象にできることを発見しました。」


PlexPrime® SARS-CoV-2 L452Q Lambda*は、SARS-CoV-2のRdRp遺伝子標的に加え、VOIであるC.37系統(ラムダ株)1で見られるSARS-CoV-2のL452Qスパイク変異を検出するように設計したシングルウェルミックスです。本試薬は、PlexPrime® SARS-CoV-2 Genotypingポートフォリオの3番目の製品であり、単独でリフレックス検査に使用することも、PlexPrime® SARS-CoV-2 Alpha/Beta/Gamma+もしくはPlexPrime®P681R Deltaの各試薬または両方と組み合わせて使用することもできます。PlexPrime® SARS-CoV-2 Genotypingは、標準的なqPCRおよびリキッドハンドリング装置に適合しており、大規模なシーケンシング解析を実施中のラボにとってコストと手作業工程を削減するものとなります。


SpeeDxについて


2009年設立のSpeeDxは、オーストラリアに拠点を置く非公開企業で、オースティンとロンドンに子会社の事業所を構え、広く欧州に販売店を擁しています。SpeeDxが専門とする分子診断ソリューションは単純な検出の域を超え、患者管理の改善のための包括的な情報を提供します。革新的なリアルタイムのポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)技術が、市場をリードする多重検出・プライミング戦略を推進しました。当社の製品ポートフォリオでは、性感染症(STI)、抗生物質耐性マーカー、呼吸器疾患を検出するためのマルチプレックス診断薬を取り揃えています。SpeeDxの詳細情報についてはhttps://plexpcr.comをご覧ください。


*研究使用限定の試薬として提供しており、診断製品としての使用を目的としていません。


References



  1. Tracking SARS-CoV-2 variants. World Health Organisation. Found at: https://www.who.int/en/activities/tracking-SARS-CoV-2-variants/ (「SARS-CoV-2変異株の追跡」、世界保健機関)


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Contacts


Madeline O’Donoghue - SpeeDx Global Marketing Director

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 SpeeDxがSARS-CoV-2 Genotyping試薬ポートフォリオの適用範囲をさらに拡充