ムーア・ストラテジック・ベンチャーズが、既存投資家のBEENEXT、ステラリス、SBIホールディングス、ヘリタス・キャピタル、プライム・ベンチャー・パートナーズ、アルテリアに加わる

印ベンガルール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インドの大手デジタルヘルス新興企業のエムファイン(MFine)は、ムーア・ストラテジック・ベンチャーズとBEENEXTが共同幹事を務め、既存投資家のステラリス・ベンチャー・パートナーズ、SBIグループ・ジャパン、SBIベン・キャピタル・シンガポール、ヘリタス・キャピタル、プライム・ベンチャー・パートナーズ、Y'Sインベストメント、アルテリア・キャピタルが参加して、4800万米ドルのシリーズC資金調達ラウンドを実施したと発表しました。エムファインは、世界最大級のバーチャル病院を構築し、AIとモバイル技術を活用して、質の高い医療をより身近で効果的なものにすることを目指しています。このビジョンに向けて、エムファインはAIを使った医師の臨床上の意思決定支援を可能にし、バイタル監視と健康管理を消費者のスマートフォン上で実現します。



発足以来、300万人以上の利用者が毎月30万件以上の取引が行われているプラットフォームでエムファインのサービスを利用しており、その取引には医師との相談、診断検査、電子薬局、入院手続きが含まれます。2018年10月に、エムファインはラボ・診断サービスと統合することで、医師のバーチャル相談に新たなサービスを追加し、現在インドの400都市にある700カ所以上の診断センターへのアクセスを利用者に提供しています。毎月、10万人以上の利用者が診断検査の予約にエムファインを利用しています。エムファインでは、700カ所以上の有名病院で働く一部のインドの一流医師を含む6000人以上の医師35の専門分野で活動し、インド全域の1000以上の町数百万人にサービスを提供しています。


エムファインは、COVID-19パンデミックの始まりから、インドで遠隔医療やデジタル・ヘルスの導入が急激に進み、インド人の間でデジタル・ヘルスの導入が拡大する中で、毎月15%成長しています。エムファインは、質の高いケア提供に向けて、遠隔医療の体験を大幅に容易かつ効果的なものにするための技術に多額の投資を行っています。2021年の初めに、エムファインはアプリを利用したSPO2(血中酸素飽和度)監視ツールを発売しました。これにより、利用者は追加の機器を用意することなく酸素飽和度を把握できます。それ以来、25万人の利用者がこのツールを使用し、数千人が毎日使い続けています。今後数カ月で、エムファインは心拍数や血圧も測定できるようツールの機能を拡大する予定です。


COVID-19の発生は、雇用主に従業員の健康保険への投資も促し、多くの企業がエムファインと提携して入院給付金にとどまらないさまざまなソリューションを提供するようになりました。インドの企業は現在、従業員の健康プログラムの一環として遠隔医療を次々と導入しています。エムファインの法人向けサブスクリプション製品は昨年、大きな成長を遂げました。多くの企業が複数の福利厚生プログラムを提供し、その一環として従業員とその家族はオンラインでの医師の相談、予防的な健康診断、メンタルヘルスの相談、慢性疾患の管理が利用できるようになりました。500社以上の企業がエムファインと提携し、50万人以上の従業員に幅広いサービスを提供できるようにしています。また、今後数カ月で、当社は保険パートナーと協力して利用者に革新的な金融ソリューションも提供する予定です。


1200億ドル規模のインドの医療提供市場はデジタル化に向けて急速に進んでおり、決済、銀行、教育などの他の分野と同様に、技術企業がデジタル・ファーストのサービスを構築し、市場の大きなシェアを獲得しつつあります。遠隔医療診療指針の発表、国家デジタル・ヘルス・ミッション(NDHM)、医療への電子アクセスなどの政府の取り組みにより、この分野の成長は必然的なものとなりました。


この新たな資金調達ラウンドは、エムファインが全国的な病院、診断、電子薬局のネットワークの拡大と、急性・慢性患者のための技術を活用したケア提供製品の構築に投資して、デジタル・ヘルス分野でリーダーシップを拡大することを支えます。


支持のコメント


エムファイン共同創業者のプラサド・コンパリ最高経営責任者(CEO)


「医療分野では世界がニューノーマルに移行し、インドでもデジタル・ヘルスの導入が急成長しています。私たちは今後も、すべてのスマートフォンを消費者の健康の支えに変え、またすべての医師の意思決定を支える道具に変えるために、ディープテックへの投資を続けます。また、インド全域にネットワークを拡大し、当社のサービスを広く利用できるようにしたいと考えています。私たちは、インドのデジタル・ヘルスの未来に非常に期待しており、パートナー、投資家、政府と協力して、これをさらに構築・拡大していきたいと思います。」


BEENEXTマネジング・パートナーのヒーロー・チョーダリー氏


「AI技術と強力なプロバイダー・ネットワークを組み合わせたエムファインのモデルは、医療サービスをオンデマンドで提供する上で強力なものであり、世界中の数百万人のケア提供に対する考え方を変えています。私たちは、統合的なケア体験を求める消費者からの大きな要望を目にしており、エムファインはその最先端の技術と急成長するプロバイダー・ネットワークを用いて、その体験を提供するための適切なプラットフォームを構築しています。エムファインのプラットフォームの高い導入・利用率は、このようなサービスがインドだけでなく世界的にも緊急に必要であることを物語っています。私たちは、エムファインがインドの医療の様相を継続的に変化させていく中で同社のパートナーとして活動していくことに期待を感じています。」


エムファインについて


エムファイン(MFine)は、AIを活用したオンデマンドの医療プラットフォームであり、利用者が国内の一流病院のバーチャル相談やコネクテッド・ケア・プログラムを利用できるようにしています。ISO 27001認証を取得しているこのエムヘルス・プラットフォームでは、個々の医師を集約するかわりに、信頼できる一流病院と提携しています。エムファインの利用者は、チャットやビデオを介して希望する病院の医師と相談し、処方箋や日常のケアを受けることができます。また、一般的な検査や薬の配送の予約や、包括的な健康パッケージの利用もできます。エムファインは、2017年12月にアシュトシュ・ラワニアプラサド・コンパリが設立し、後にアジット・ナラヤナンアルジュン・チョーダリーが加わりました。詳細については、https://www.mfine.co/をご覧ください。


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記事名:「 エムファイン、インド最大のバーチャル病院を構築すべくシリーズCで4800万米ドルを調達