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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 内閣府は、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同主催により、Society 5.01の実現に資するあらゆる業界の最先端科学技術を集結した展示会「Society 5.0科学博」を、7月15日(木)~7月28日(水)の期間、東京スカイツリータウンⓇにて開催いたします(一部展示物は9月5日まで公開予定)。本展には約50の企業・大学・団体が参加し、宇宙、海洋、モビリティ、医療、製造、農業、防災、エネルギーなどの分野において、計200点以上の最先端科学技術や最新の研究成果を展示します。
本展示会は5つのステージ(Society 5.0 の は じ ま り、科学技術のフロンティア、Society 5.0の未来像、Society 5.0 シアター、Society 5.0 への軌跡)で構成されます。最先端技術によって変化する未来のくらしや、日本のフロンティア分野である宇宙・海洋領域の最新イノベーション、「Society 5.0」の未来社会に向かうこれまでの軌跡を示した展示などを通じて、科学技術の面白さや大切さを発信します。
本展示会は、様々な社会課題に対して、実際の現場で活躍する最新技術や新素材を集結します。展示物には、瓦礫の中を探索する災害対応ロボット、海底資源探査が可能な自律型無人探査機(AUV)、CO2を排出しない次世代エネルギーのアンモニア燃料電池、モビリティ革命である空飛ぶクルマ、薄くて柔軟でありながら強靭性のある新素材「しなやかなタフポリマー」で作られたコンセプトカーなどの実機を予定しています。
また、スマートフォンやパソコンから「Society 5.0科学博」の専用ホームぺージにアクセスしていただくことで、本展の会場をバーチャルに再現した「サイバー展示」に参加いただくことが可能です。また、宇宙、海洋、ヘルスケア、防災、情報通信などの業界における最先端の科学技術やイノベーションについて、各業界で活躍する専門家の方々の講演をオンラインで視聴することも可能となります。バーチャル展示やオンライン講演の配信は、7月17日(土)から9月5日(日)まで専用ホームページにて実施します。
日本は、産学官の枠を超えた科学技術のイノベーションを振興するため、これまで数多くの政策を実行してきました。2021年度から2025年度を計画期間とする「第6期科学技術・イノベーション基本計画」では、イノベーションの創出を柱の一つとして位置付け、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータなどの先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れることで、経済発展と課題解決を両立する人間中心の社会「Society 5.0」を提唱しています。課題先進国である日本が世界に先駆けて模範となる未来社会の形を示すことで、世界の様々な社会課題解決や、国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」にも貢献できると考えています。
本展示会では、日本が目指す新たな社会「Society 5.0」の未来像を目に見える形で示すとともに、省庁や分野の枠を超えた科学技術イノベーションを推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP2)」や、産学官連携でハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進することを目的とした「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT3)」のこれまでの成果を、様々な企業・大学・団体の協力のもとに紹介します。
■サイバー展示について
東京スカイツリータウンⓇに集結した展示物は、サイバー空間に再現されます。展示会に来場できない方も、「Society 5.0科学博」の専用ホームぺージにアクセスしていただくことで、まるで会場を歩きながら展示物を見ているようなバーチャル鑑賞が可能となります。
■展示内容の詳細
① 新「人生100年時代」へ
24時間脳波や心電を見守る小型バイタルセンサや、3Dプリンター技術による人工関節、脳の信号を筋肉に送り身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる世界初の装着型サイボーグ「HAL®」などを展示し、人々がいつまでも健康で、自分らしく、豊かに生きるための 技術を紹介します。
② 広がる社会参加への可能性
自動で走り方や体のバランスを計測し、効果的な運動を提案するデジタルパーソナルコーチングや、レベル3の自動運転車、好きな場所で乗り降りできる自動運転バス、空飛ぶクルマなどを展示し、移動が自由になることで自分らしく生きられる未来のくらしを表現します。
③ 未来を強くする社会基盤
ゲリラ豪雨や台風などの異常気象を予測する「フェーズドアレイ気象レーダ」や、瓦礫や倒壊した建物内で人命を守る防災対応ロボット、特に点検が困難なトンネルの老朽化を自動で分析する画像計測装置などを展示し、災害を事前に予測するとともに、災害後も安心・安全なくらしが守られる未来社会の姿を紹介します。
④ 地球との調和と対話
CO2を排出しないクリーンな次世代エネルギーのアンモニア燃料電池や、暴風時の大きなパワーを利用して発電を行う台風発電システム、波の力をエネルギーに変える波力発電システムなど、豊かなくらしを実現しながら地球を守るために発展する最新科学技術を紹介します。
⑤ 進化する技術と明日を
家や橋まで造作可能な3Dプリンティング技術や、紫外線を使ったレーザー微細加工技術、薄くて頑丈な「しなやかなタフポリマー」で作った車「ItoP」や、環境に優しく高機能な人工タンパク質繊維の実物を展示します。またAIを活用したスマート農業や大規模養殖について紹介し、新しいものづくりの在り方が私たちの世界をどのように支えるかを紹介します。
■開催概要
■新型コロナウイルス感染症対策について
本科学博の開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症等の拡大防止対策を徹底して実施することとしております。御来場される方々におかれましてはマスクを着用いただき、対策への御協力をお願いいたします。また、状況により開催スケジュール等が変更になる場合もありますので、予め御了承ください(開催スケジュール及び会場の混雑状況は、7月15日より専用ホームページで御確認いただくことができます)。
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【報道関係者向けお問合せ先】
Society 5.0科学博 広報担当窓口
ウェーバー・シャンドウィック トウテツ、新井鈴香、原田真由子
電話:080-8445-8573、090-7821-0297、090-9006-4968
E-mail:society5.0expo@webershandwick.com