サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 精密診断の世界的リーダー企業であるインビボスクライブは、当社が販売しているLymphoTrack®のNGS製品およびバイオインフォマティクス用ソフトウエアの新規アプリケーションの開発・検証・導入の支援に特化した「免疫バイオマーカー発見」助成プログラムの発足について発表しました。



大​規模並列シーケンシングと、免疫受容体の遺伝子座を標的とする試薬の組み合わせにより、免疫反応および免疫関連の疾病過程に対する理解が加速しました。販売しているRUO LymphoTrackの検査キットおよびバイオインフォマティクスサービスが利用可能となったことで、サービスモデルの手法における障壁の大半が取り除かれ、血液悪性疾患と関連したバイオマーカーを発見・追跡・モニタリングする能力が発展しました。また、これらの製品は、世界規模で導入し、CAR T細胞療法などの免疫療法を対象に製造と治療の追跡を行い、疾病過程およびワクチンに対する治療対象者の免疫反応を追跡するための包括的な方法を提供します。


また当社は、世界各国の顧客や提携先との対話を通じ、当社の研究使用限定(RUO)LymphoTrack®のシーケンシングキットおよびサービスが、臨床腫瘍分野の枠をはるかに超えた有用性を備えていることを理解しました。これらのアッセイキットおよびソフトウエア製品は現在、セリアック病やその他の自己免疫疾患の研究、ISSに搭乗している宇宙飛行士の免疫健康状態のトラッキング、臨床治療の全過程を通じた免疫反応の追究、疾患の発症および進行に伴う免疫レパートリーの変化の確認など、多様な分野での研究に使用されています。当社のRUO LymphoTrackのキットおよびサービスがどのような革新的アプリケーションに使用されているかを知りたいと興味を持った当社は、本助成プログラムを発足させてこれらの活動を支えることに決めました。


インビボスクライブの「免疫バイオマーカー発見」助成プログラムに申請者が提出した革新的提案が認められた場合、それぞれの研究開発プロジェクトを支援するためのLymphoTrackキット、コントロール、ソフトウエアを提供します。助成は、有望な研究活動を実施する学術機関、政府機関、早期段階の商業ラボにおける最先端の研究開発を支えるために行います。


インビボスクライブの最高商務責任者(CCO)であるトニー・リアリンは、次のように述べています。「ライブラリー調製試薬、NGSシーケンシング試薬、バイオインフォマティクス用ソフトウエア開発の合計コストは、研究者にとって障壁となっています。本助成プログラムのアイデアは、これらの経済的な障壁を低減し、少数の進歩的なラボの力を高め、それぞれの画期的なアプリケーションを実現させることです。本助成プログラムの受領者に選ばれた者は、NGS製品を受け取るのみならず、インビボスクライブのISO15189認証取得済みLabPMMラボの世界的ネットワークと連携する機会も提供されます。また本助成プログラムに選出されたラボは、今度開催するウェビナーで取り上げられ、世界各国で開かれる数多くのシンポジウムに演者として招かれます。


詳細情報と提案の応募・提出法


所属のラボがインビボスクライブの「免疫バイオマーカー発見」助成プログラムに応募し、医療の水準を向上させることに関心がある場合、感染性病原体、毒素、アレルゲン、がんや自己免疫疾患などの悪性疾患の抗原を標的とする改変抗体の開発にもっぱら取り組む研究の提案をぜひご提出ください。本プログラムの詳細情報および提案の提出方法に関する詳細についてはwww.invivoscribe.com/NGS-Grantをご覧ください。提案は世界中の適格なラボから2021年8月31日まで受け付け、受賞者を2021年9月30日までに発表します。本助成プログラムと当社のオンコロジー関連の製品・サービスに関する詳細情報についてはsales@invivoscribe.comまで電子メールでご請求ください。


インビボスクライブについて


インビボスクライブは25年以上にわたり「精密診断による生活の改善」(Improving Lives with Precision Diagnostics®)に取り組んでおり、標準化された試薬、試験法、バイオインフォマティクスツールを開発し、160カ国の700を超える顧客に提供することで、精密医療の分野を前進させています。インビボスクライブは、国際的な臨床試験のサポート、コンパニオン診断法の開発と商品化、規制関連とラボ検査の両サービスの専門性の提供により、製薬会社と協力して、新薬と治療法の承認を促進できるよう、世界の医療に大きな影響を及ぼしました。インビボスクライブは、配布可能な試薬、キット、コントロールへのグローバルアクセス、さらには当社の世界各地の臨床ラボ子会社(LabPMM)を通じて臨床試験サービスを提供するその実証済みの能力により、理想的な提携先であることを実証してきました。詳細情報については、www.invivoscribe.comをご覧ください。


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Tony Lialin

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 インビボスクライブがシーケンスに基づく免疫系解析の新規アプリケーションを支援する助成プログラムを発足