CHICAGO--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- RMBキャピタル(以下「RMB」といいます。)は、株式会社フェイス(コード番号4295、東証第一部、以下「フェイス」といいます。)発行済株式総数の約10%を保有する長期株主です。



2021年6月にフェイスにおいて開催される第29期定時株主総会(以下「本総会」といいます。)においてRMBが行った株主提案「子会社である日本コロムビア株式会社の普通株式の現物配当(株式分配型スピンオフ)の実施の件」(以下「本提案」といいます。)の株主総会招集通知記載を求めてRMBが提起していた仮処分申立において、京都地方裁判所は2021年6月7日決定文で本提案の株主提案としての適法性を認めました。


しかしながら、フェイス取締役会は2021年6月11日プレスリリース「当社株主による仮処分命令申立ての却下決定に関するお知らせ」において、合理的な追加的反論をすることなく、「当社としては、当該判断の内容を承服するものではございません」などと同地裁判断を真っ向から否定する意見を開陳し、引き続き提案株主の権利を侵害しています。同地裁判断を含む裁判例、一般的な学説により比較的柔軟に認められる株主提案権を恣意的に侵害することは、日本の株式上場制度、ひいては資本主義制度に対する深刻な挑戦であるとRMBは考えます。


このような状況を是正するため、RMBは、フェイス監査役会に対し、以下の事項について調査を行い、その結果を一般株主に開示することを要請します。



  • 2021年5月18日フェイスリリース「株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ」において「2.本株主提案の内容の概要及び当社取締役会の意見(3)当社取締役会の意見、ア本株主提案①に関する当社取締役会の意見」を表明するにいたった至った取締役会における議論の過程について。


  • 当該取締役会議論における各取締役の発言内容について。特に、弁護士である水戸重之氏が、本提案の適法性について、また、本提案を本総会の議案としないことに伴うリスクについてどのような発言・助言をしたのか。


  • 当該取締役会議論における各監査役の発言内容について。特に、弁護士である菅谷貴子氏が、本提案の適法性について、また、本提案を本総会の議案としないことに伴うリスクについてどのような発言・助言をしたのか。


以上


RMBの過去のプレスリリースについては、フェイスへの提言をご覧ください。


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本件に関するお問い合わせ先

Ilhwa Lee

RMBキャピタル

japan@rmbcap.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 RMBキャピタル:株主提案(日本コロムビアスピンオフIPO)を拒絶した取締役会決議について監査役会による調査を要請します