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賞金総額200万ドルのアグリテック賞の登録受け付けを開始
ロサンゼルス & ヨハネスブルグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ミルケン・インスティテュートとモツェペ財団は本日、アフリカ大陸に焦点をあてて、世界の革新者と起業家に国連持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた動きを加速させる技術ソリューションの開発を奨励する複数年にわたるイニシアチブであるミルケン・モツェペ・イノベーション・プライズ・プログラムを立ち上げました。同プログラムには、農業、エネルギー、教育、健康の各分野における複数の技術賞コンペティションが含まれます。
モツェペ財団の創設者で会長のパトリス・モツェペ博士は、次のように述べています。「第4次産業革命(4IR)技術は、複雑な社会・経済問題および人的問題を解決することができます。起業家の手により、こうした技術を生かしてアフリカを世界的な経済地域に変え、世界に変革を起こすことが可能です。プレシャスと共にマイク・ミルケンならびにミルケン・インスティテュートと協力することにより、革新と4IR技術を生かしてアフリカと世界が抱える緊急の課題を解決し、世界中の人々の生活環境と生活水準を改善することをアフリカおよび世界の起業家に奨励するこの賞を立ち上げることができ、大変嬉しく思います。」
この参加無料の賞の第1回目の登録受け付けが開始されました。ミルケン・モツェペ・アグリテック賞は、種苗から販売に至るまで、農業従事者にとっての経済価値を高めるための革新的なソリューションを競う賞金総額200万米ドルの世界的な賞です。
ミルケン・インスティテュート会長のマイク・ミルケンは、次のように述べています。「私の親しい友人であるパトリス・モツェペ夫妻は以前から、世界的な健康問題を中心にミルケン・インスティテュートの貴重なパートナーでした。モツェペ財団はアフリカで極めて効果的なリーダーシップを発揮しており、世界中の人々に刺激を与えてきました。この度、改めて力を合わせることにより、長期的な技術革新を奨励し、農業部門における人的資本を強化してよりダイナミックな地域経済の維持で重要な役割を果たせるようにしていくことを大変うれしく思います。」
モツェペ財団の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のプレシャス・モロイ・モツェペ博士は、次のように述べています。「この賞は、アフリカ大陸および世界中の女性や増え続ける若者を含む世界の人々の起業家精神や技術的な可能性を生かすためのものです。私たちは、この表彰制度が革新的なアイデアを実践するための幅広いリソースとのかかわりを求める世界中の多様な人々の参加を促すものと確信しています。」
ミルケン・モツェペ・アグリテック賞は、表彰の指針や評価尺度を決めるための学会、業界、政府を代表する多岐にわたる分野の50人を超える専門家との綿密で包括的な協議を経て構築されました。実地試験はアフリカで実施され、ソリューションは世界的に採用可能なものでなければなりません。
ミルケン・インスティテュートの世界市場開発センターのシニアディレクターのエミリー・ムシル・チャーチ博士は、次のように述べています。「この賞は、イノベーションを奨励し、人材の多様化をもたらし、新進の起業家から熟練したエンジニアに至るまで、新たな考えを引き出します。技術の力を世界的な課題の解決につなげ、真の変化のシステムを創るSDGsの進展を図るためにこうしたアプローチを導入することを大変うれしく思います。」
参加方法
応募チームは、2021年12月8日までに登録を済ませ、応募する企画とビジネスモデルを提出します。専門家で構成される独立した審査委員会が最大25チームを選別し、選ばれたチームにはその後6カ月間に小規模なプロトタイプを開発するための資金として1万ドルが与えられます。審査の最終段階では、各チームが実地試験で応募作を披露し、以下の項目に基づいて応募作が評価されます。
大賞の受賞者には審査員より100万ドルの賞金が贈られ、さらに2位と3位の入賞者、第4次産業革命技術の最もクリエイティブな活用を称える賞、そしてピープルズ・チョイス賞にも賞金が授与されます。
登録は無料で、受賞チームは賞金に加えて、ネットワーキング、研修その他のリソースを活用する権利が与えられます。参加の登録および詳細については、www.milkenmotsepeprize.orgをご覧ください。
ミルケン・インスティテュートについて
ミルケン・インスティテュートは、人々の有意義な生活の構築を支援する非営利・非党派のシンクタンクです。有意義な生活とはすなわち、人々が健康かつ幸福で、効果的な教育と利益をもたらす雇用を得られ、自身および幅広いコミュニティーのために広がり続ける機会を創出するために必要な資源にアクセスできるような生活です。詳細情報については、www.milkeninstitute.orgをご覧ください。
モツェペ財団について
モツェペ財団は、パトリス・モツェペ博士とその妻のプレシャス・モロイ・モツェペ博士により1999年に設立されました。モツェペ財団は、貧困の根絶に貢献すること、さらに南アフリカ、アフリカ、世界の貧しく、職を持たず、疎外されている人々の生活環境と生活水準を持続可能な形で改善することを目的としています。2013年1月、パトリス・モツェペ博士とプレシャス・モロイ・モツェペ博士は、ウォーレン・バフェットとビル・ゲイツ夫妻が始めた寄付啓蒙活動であるギビング・プレッジに加わりました。モツェペ夫妻は、生前および死後に自身の資産の半分を貧困者および慈善活動に寄付することを宣言しています。
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Milken Institute:
Enxhi Myslymi, emyslymi@milkeninstitute.org, +1 (203) 721 4840
Motsepe Foundation:
Jongisa Magagula, jongisa.magagula@arm.co.za, +27 82 562 5288
Jade Kunstler, Jade.kunstler@arm.co.za, +27 76 950 2707