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エジソン賞金賞受賞の合金粉末が三菱商事RtMジャパンを通じてアジアで供給可能に
マサチューセッツ州(ボストン)-日本(東京)--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- NanoAL LLC(以下「NanoAL」)は本日、三菱商事RtMジャパン(以下「RtMJ」)との間で、急成長する金属積層造形のアジア市場向けで、Addalloy®️の高性能アルミ合金粉末の供給を可能とする商用ライセンス契約を締結したことを発表しました。
また両社は、自動車・その他産業用アプリケーション向けのアルミニウム鋳造・板材の高性能アルミニウム合金に関する潜在的なパートナーシップについて、Letter of Intentを締結しました。
「この発表はAddalloyの粉末が市場に必要とされている大きな証左です。当社は、グローバル総合商社の三菱商事株式会社の子会社RtMJとのパートナーシップにより、当社のアルミニウム合金技術の優れた性能と経済性を約束しながら、Addalloyを世界中にお届けすることができるようになるでしょう。」と、Nhon Vo博士(NanoAL LLCのCEO)は話す。
「NanoALが開発するアルミニウム合金は、脱炭素・電化・循環型社会を実現するための次世代に必要な原材料と考えています。NanoALとRtMJは、NanoALの先進技術とRtMJのグローバルネットワークを有機的に繋げることにより、よりクリーンでグリーンな社会をつくることに貢献していきたいと思います。」と、長島健仁氏(RtMJの新規事業・DX室長)は言う。
エジソン賞金賞受賞のAddalloyは、レーザー・パウダーベッド方式による金属積層造形用に、設計・開発されたアルミニウム合金です。
Addalloyの5T・7S・HXの3種類の合金組成は、自動車、モータースポーツ、航空宇宙、産業市場の需要に合わせてつくられており、それぞれのアプリケーション固有の性能水準を備えています。
Addalloyの粉末は、大手OEMであるEOS社やSLM Solutions社、Renishaw社、Concept Laser社含め、多くのレーザーベースの金属3Dプリンティングに適用が可能です。
Addalloyを用いることで、設計者・エンジニアは、従来の製品概念を変えながら、軽量化や耐久性能向上、パッケージサイズの縮小を意識した人々の生活向けに、新しいデザインを提供することができるようになります。
NanoAL LLCについて
NanoAL LLCは、科学的に設計されたナノ構造に基づく高性能アルミニウム合金の設計・開発・商業化に従事する材料研究・技術企業です。NanoALは、金属3Dプリンティング向けアルミ合金粉末Addalloy®️の他、自動車軽量化や食品・飲料向け高強度アルミ合金板を含む、高性能で経済性に優れた、いくつもの革新的なアルミニウム合金を開発しています。NanoALは、Unity Aluminum Inc.のR&D子会社です。
三菱商事RtMジャパンについて
三菱商事RtMジャパンは、三菱商事グループの中で、石炭・鉄鉱石や、アルミ・銅・貴金属、さらにはニッケル・クロム・レアメタル等の原料・素材などを含む金属資源全般を総合的に取り扱う金属商社です。
エジソン賞について
エジソン賞は、1987年以来最高の技術革新や革新者を評価・表彰している世界で最も権威ある技術革新賞です。エジソン賞のプログラム全体の詳細情報や過去の受賞者リストは、www.edisonawards.comでご覧ください。
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