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クロマトグラフィーにおける UPLC 以来の最大級の技術革新で、科学的研究開発の加速を目指す
ニュースの概要:
マサチューセッツ州ミルフォード--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--ウォーターズコーポレーション (NYSE:WAT) は本日、MaxPeak™ High Performance Surface (HPS) テクノロジーを採用した次世代の液体クロマトグラフィーである Waters ACQUITY™ PREMIER ソリューションを発表しました。このソリューションは HPS テクノロジーを活用して、分析データの品質を大きく向上させ、時間と費用のかかる不動態化の必要性をなくします。
ACQUITY PREMIER ソリューションは、ACQUITY PREMIER システムと MaxPeak HPS テクノロジーを採用した ACQUITY PREMIER カラムを組み合わせたユニバーサル液体クロマトグラフィー (LC) ソリューションです。有機酸、有機リン酸塩、オリゴヌクレオチド、リン酸化ペプチド、酸性糖鎖、リン脂質などを逆相および親水性相互作用クロマトグラフィーで分析する際に、分析種・金属表面間の相互作用の問題を軽減するように設計されています。これらの分析では、新しいシステムの不動態化処理が不要となり、分析結果を得るまでの時間が短縮されます。また、分析種の回収率やアッセイ間の再現性を改善し、医薬品の研究開発における定性・定量分析結果のインテグリティに対する信頼性が高まります。
「ACQUITY PREMIER システムは、分離科学において UPLC 以来の最大の技術革新となります」と、ウォーターズコーポレーションのグローバルプロダクト担当シニアバイスプレジデントである Ian King は述べています。「クロマトグラフィーは、多数の疾患に対する新しい医薬品や治療法の開発に、計り知れない影響を及ぼします。このシステムは、数十年にわたる分離科学のノウハウの産物であり、ウォーターズの材料科学者、化学者、エンジニアが力を合わせて取り組んだ結果です。科学の進歩を長年にわたって妨げてきた問題を修正できます。このシステムにより、分離科学が科学研究および成果にもたらす価値が再定義されると確信しています。」
MaxPeak High Performance Surface テクノロジー
Waters™ ACQUITY PREMIER ソリューションは MaxPeak HPS テクノロジーを特長としています。これは、システムとカラムの両方でサンプルと金属表面の間にバリアを形成する、有機・無機ハイブリッド表面テクノロジーです。この表面ケミストリーは、リン酸化化合物とカルボキシル化化合物の逆相 (RP) および親水性相互作用クロマトグラフィー (HILIC) の分離に特に適しています。非特異的な吸着を軽減または完全に排除することで、ACQUITY PREMIER ソリューションは、以下のような多くのメリットをもたらします。
「このアプローチは、特に厄介な一部の分析種の問題を解決してくれます。リン酸化薬物や脂質などの低濃度分析種のピーク形状や S/N 比の改善は明白であり、多くの分析者を楽にしてくれます」と著名な専門家・コンサルタントで、インペリアルカレッジロンドン医学部の代謝・消化・生殖学科教授 Ian Wilson は語ります。
ACQUITY PREMIER システムおよび ACQUITY PREMIER カラムは現在、ウォーターズから世界各地で販売されています。
補足資料
ウォーターズコーポレーションについて (www.waters.com)
ウォーターズコーポレーション (NYSE:WAT) は、測定装置を専門とする世界をリードする会社であり、60 年以上にわたりライフサイエンス、材料科学、および食品科学に役立つクロマトグラフィー、質量分析、および熱分析のイノベーションを開拓し続けています。世界中で 7,000 名以上の従業員を擁するウォーターズは、15 の製造施設を含む 35 カ国に支社を構え、100 を超える国々で製品を販売しています。
Waters、ACQUITY、Empower、MassLynx、UNIFI および MaxPeak は Waters Corporation の商標です。
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Brian J. Murphy
PR マネージャー、広報担当
ウォーターズコーポレーション
brian_j_murphy@waters.com
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