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SpeeDxの検査法と技術により、ロシュの分子微生物検査メニューの増強を目指す
シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な分子診断ソリューションの開発を手掛けるSpeeDx Pty. Ltd.は、医薬品と診断法の世界的なパイオニアであるロシュ(SIX: RO、ROG/OTCQX: RHHBY)と提携しました。非独占的契約により、感染性疾患と抗生物質耐性を検出するSpeeDxの検査法および技術の利用を世界規模で拡大します。
SpeeDxのコリン・デンバー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「本契約は、当社にとって重要な変曲点であり、世界中でより多くの患者さんと医師が抗生物質耐性を管理するための重要な診断ツールを利用できるようにするものです。当社の革新的な診断検査法は、単純な病原体検出の域を超えて、抗生物質耐性の情報を提供することで、適切な治療判断を下す上で必要な情報を提供して医師の力を高め、耐性ガイド療法を支えます。」
抗生物質耐性率の上昇は深刻な世界規模の問題です。技術的に高度な新しい診断法は、医師が患者の感染症における耐性状態に基づいて、個々の患者に最適な標的治療薬を選ぶ上で役立ちます。このことは、一定の治療選択肢を温存し、抗生物質耐性感染症の拡大制御を強化することに貢献します1。
SpeeDxは、性感染症(STI)の淋病およびマイコプラズマ・ジェニタリウム(Mgen)に対する診断検査キットを提供しています。これらのSTIは現在、懸念される耐性率の上昇と利用可能な治療選択肢の制限により、米国疾病管理予防センター(CDC)が主要な脅威のリストに掲載しています2。今日の世界各国の疾病管理ガイドラインは、耐性確認の検査を使用し、治療判断に役立つ情報の提供に重点を置いています3-7。
ロシュ・モレキュラー・ダイアグノスティックスのヘッドを務めるマリオ・トーレス氏は、次のように述べています。「SpeeDxとの契約により、ロシュ・ダイアグノスティックスは、性感染症患者における抗生物質耐性を検出する新たな重要ツールを、医師に提供できることになります。」
本契約の条件に従い、ロシュはSpeeDxの既存の検査法および技術への非独占的アクセス権を取得し、STIにおける抗生物質耐性を管理するための診断製品の利用拡大を世界規模で実現するとともに、新製品をより広範な患者グループに速やかに届けることが可能になります。
SpeeDxについて
2009年設立のSpeeDxは、オーストラリアに拠点を置く非公開企業で、オースティンとロンドンに子会社を構え、広く欧州に販売店を擁しています。SpeeDxが専門とする分子診断ソリューションは単純な検出の域を超え、患者管理の改善のための包括的な情報を提供します。革新的なリアルタイムのポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)技術が、市場をリードする多重検出・プライミング戦略を推進しました。製品ポートフォリオは性感染症(STI)、抗菌物質耐性マーカー、呼吸器疾患に対するマルチプレックス検査に重点を置いています。SpeeDxの詳細についてはhttps://plexpcr.comをご覧ください。
References
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