難民や移民など脆弱な人々を支援する飢餓の救済および世界の医療機関に対し、総額80万米ドルを寄付

デンバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Western Union Foundationは、世界的に流行する新型コロナウイルス感染症と闘うために、30万米ドルの追加支援を表明しました。これでWestern UnionおよびWestern Union Foundationが表明した寄付金は総額で80万米ドルとなりました。




Western Union Foundationは、難民や移民といった世界で最も脆弱な人々を支える世界中の医療機関を援助するために、寄付の優先順位を見直しました。さらに当Foundationは、飢餓の救済、医療研修、教育、供給物資、最前線に立つ医療従事者向け保護具等、エッセンシャルサービスを利用できるように機会を提供している地域および世界中の非営利団体を引き続き支援します。



今回の支援先である世界の主な非政府団体には、国連財団による新型コロナウイルス感染症連帯対応基金、 Give2Asia、国際医療隊、米国のChicago Community COVID-19 Response Fund(シカゴ地域新型コロナウイルス感染症救済基金)等が含まれています。



今年2月、Western UnionならびにWestern Union Foundationは、新型コロナウイルス感染症との闘いを支援するために、50万米ドルを上限に拠出を行う100万ドル規模の世界的なマッチング募金を発表しました。この取り組みを通じて、コロナウイルスとの闘いにおいて個人、法人、従業員、また代理店による寄付をさらに効果的に活用するつもりです。当募金への寄付の受付期限を5月15日まで延長しました。




「Western Unionの代理店、お客様、従業員と連携し寄付金を効果的に活用することで 、新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行する中、世界中で故郷を失ったり社会から取り残された人々を支援して、連帯の持つ力を示すことができます」と、Western Union Foundationグローバル・ヘッド、コーポレート・ブランド・アンド・パーパス担当エグゼクティブ・ディレクター、 エリザベス・ロスコは語ります。「このような前代未聞の時代に、日々エッセンシャルサービスを届けるために最前線で全力で働いて下さる方々に対して、感謝の念に堪えません。彼らはまさにこの時代のヒーローです」



Western Union Foundationは、移民や難民など社会から取り残されたり故郷を失った人々のコミュニティへの支援を重要視しています。こうした脆弱な立場に置かれた人々は、コロナウイルスに立ち向かうために必要な情報や医療扶助、物資を入手しづらい状況にあります。彼らを支援するパートナーとの連携により、新型コロナウイルスの封じ込めや治療の他、この感染症のためにおこる食糧不足など地域の緊急の要望に応えていくことが極めて重要です。



Western UnionおよびWestern Union Foundationは新型コロナウイルス感染症関連の問題に対応する世界中の非営利団体を対象に、世界的なマッチング募金実施期間内に集められた代理店、お客様、従業員からの寄付金に加え、80万米ドルを寄付します。以下に、直近の活動から代表的な例をご紹介します。




  • Tony's Charitable Foundation(トニーによる慈善基金):シカゴに拠点を置くWestern Union代理店であるTony's Fresh Marketの慈善部門は、世界的なマッチング募金に5万米ドル寄付しました。Western Union Foundationがこれに同額の寄付金を加えて総額10万ドルにして、非常食や医療用品といったエッセンシャルサービスを支援する Chicago Community COVID-19 Response Fund(シカゴ地域新型コロナウイルス感染症救済基金)に寄付しました。


  • Give2AsiaWestern Union Foundationは、医療従事者や感染リスクにさらされている人々を守る数十万枚のマスクや病院向け手指消毒剤数万リットル分など必要不可欠な医療用物資や、医療スタッフや患者への食事を届けるために、アジア太平洋全域で新型コロナウイルスの感染が続く間、地域の対応措置に対し全力で資金援助します。


  • 国際医療隊Western Union Foundationは、感染防止および対策に加え感染者数の急上昇に備えるため、フィリピンの医療従事者に対する新型コロナウイルス感染症用研修の資金支援を行う他、最前線で働く医療従事者の安全性を確保するための手袋やゴーグル、ガウン、マスク数十万枚を含む個人防護具をマニラ保健所に提供するための資金や、マニラ市内の病院に感染判定およびトリアージを行うテントを設置するための資金の支援に尽力しました。


  • 国連財団による新型コロナウイルス感染症連帯対応基金ウイルス拡大の追跡および把握、患者が必要としているケアの確保、現場の従事者にとって不可欠な物資や情報の確保、また必要とする人が誰でも利用できるワクチンと治療法の研究開発の加速化を目指すWHO(世界保健機関)の取り組みに10万ドルの拠出を行い、支援を進めます。



Western Unionについて



Western Union Company(NYSE: WU)は、クロスボーダー・クロスカレンシー送金および決済サービスにおけるグローバルリーダーです。当社のオムニチャネルのプラットフォームにより、デジタル世界と現実世界をつなぎ、利用者や企業の迅速・容易・確実な送受金および決済を可能にしています。2019年12月31日の時点で、当社のネットワークには200以上の国と地域で当社ブランドのサービスを提供する55万以上のリテール代理店が存在し、数十億の口座へ送金できる機能が備わっています。さらに、2019年に最も急成長したチャネルwesternunion.comは75か国以上とその他地域で利用可能で、世界中で送受金するために利用されています。グローバル展開するWestern Unionはよりよい世界のために送受金することで、家族、友人、企業を結びつけ、金融包摂を可能にし、経済成長を支援しています。詳細については、www.westernunion.comでご覧ください。



Western Union Foundationについて



Western Union Foundationは教育こそが経済的機会を獲得するための最も確実な道だと信じ、20年近く活動してきました。現在も「Opportunity Beyond Borders(国境を超えたチャンス)」という取り組みを踏まえ、強制移住者や社会から取り残された若者達に現代のテクノロジー主導のグローバル経済で活躍するために必要な訓練や教育を提供することに注力し、理念に沿った活動を続けています。また、災害救済やその他人道的取り組みを通じて、強制移住につながる重大な原因である危機に瀕した地域への資金支援も行っています。これまでに、世界174ヵ国におけるプロジェクトならびに奨学金の支援に1億2500万ドルを寄付しています。独立した公益法人であるWestern Union Foundationは米国内国歳入法第501条(c)(3)項に基づく非課税団体で、Western Union Company、同社の従業員、代理店、業務提携先からの支援を受けています。当Foundationへの寄付は、米国所得税制上、課税控除対象となります。詳しくは、wu.com/foundationをご覧下さい。または、Twitter上で公式Twitterアカウント(@TheWUFoundation)をフォローして下さい。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 Western UnionおよびWestern Union Foundation、世界的に流行する新型コロナウイルス感染症の救済基金を拡充