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特に、知臨集団は最低3種の低分子医薬品(総称して“SACT-COV19”)の研究に傾注していきます。これらは酵素標的、すなわち3CLプロテアーゼとRNA依存性RNAポリメラーゼ(RDRP)に対する潜在的作用が示されており、両酵素ともCOVID-19の複製サイクルで極めて重要な役割を果たしています。具体的に3CLプロテアーゼは広範なタンパク質分解プロセスを通じてウイルスの複製・転写機能を仲介すると考えられており、一方のRDRPはウイルスRNAの鋳型からRNAを複製するための触媒になると考えられている酵素です。これらの選定候補はCOVID-19に対する効果についてさらなる前臨床評価を行っていきます。知臨集団は上記候補に対する特許申請を行いました。
進行中の研究および前臨床活動で、知臨集団はトロントを拠点とするCovar Pharmaceuticalsと協業しており、また香港大学とこの活動を実施する契約を締結しています。Covar Pharmaceuticalのチーム(パセオンとグラクソ・ウエルカムに以前在籍していた専門家で構成)1は創薬と医薬品開発で豊かな経験を持っており、GMP準拠製造施設で活動を支えています。香港大学の微生物学チームは2003年の伝染病においてSARSウイルスの発見に貢献しており2、現在はそれぞれの独自の研究関心事に積極関与して、SARS-CoV-2コロナウイルスに対するワクチンの開発3や他組織と協力してCOVID-19関連モニタリング用物理装置の開発に取り組んでいます4。
また知臨集団はSACT-COV19開発のイニシアチブをさらに前進させるべく追加の協業相手を世界規模で求めており、関心のある関係者は是非ともご連絡いただいて協業機会のご検討をお願いします。
知臨集団は既存パイプラインの一環として、Acticuleプラットフォームによって数多くの感染性疾患の適応症の開発にも取り組んでおり、一例としてインフルエンザ対策の独自の抗ウイルス低分子候補(ALS-1)、また当社のリードプログラムとしての黄色ブドウ球菌感染対策の抗ウイルス非殺菌性低分子候補(ALS-4)などがあり、Covar Pharmaceuticalsも北米でその開発を支えているところです。
知臨集団のIan Huen最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「COVID-19疾患は伝染性が高く、世界中に拡大して、進行中の大きな混乱と被害をもたらしています。世界で確認された症例は本日時点で70万例を超え5、世界保健機関はCOVID-19を世界的流行病であると宣言しました。既存の製薬企業も早期段階の製薬企業もワクチンベースのCOVID-19治療薬の開発を急ぐ企業が増えているにもかかわらず、私たちは多元的かつ緊急に本疾患と格闘する必要があると考えます。開発を加速させるため、当社は安全性・毒性・薬物動態の臨床プロファイルが確立している既存の承認薬から候補を特定して、COVID-19治療のリパーパシング薬とすることを狙っています。加えて、このコロナウイルスが変異と進化を続けていることから、このコロナウイルスのさらなる変異株が近い将来に発生する可能性を除外することはできず、従って世界はそうした困難な課題に一丸となって速やかに対処して、被害と経済的損失を最小化しなければなりません。私たちは知臨集団のSmart-ACT™プラットフォームを当社の既存のActicule感染性疾患開発機能と併用することで、またCovar Pharmaceuticalsの支援を受けていることから、潜在力のあるソリューションを開発するとともに、本疾患に加えてその他の疾患のために当社が世界に相応の貢献をする上で、有利な立場にあります。」
Smart-ACT™プラットフォームについて
Smart-ACT™プラットフォームは計算機の手法と湿式実験検証の両方を組み合わせた専有的な体系的プロセスであり、知臨集団はこれを基盤に2600種以上の低分子医薬品を常時スクリーニングして、一部の希少疾患や未充足ニーズのある疾患を対象にリパーパシングできる候補の特定に取り組んでいます。全体的な戦略として、特許を取得可能なリパーパシング薬候補を効果的に実現するための研究開発のコストと時間を大幅に削減して臨床試験に持ち込み、最終的な上市を効率的に達成することを狙っています。
知臨集団について
知臨集団(アプトラム・グループ)(Nasdaq:APM)は、未充足医療ニーズに対処するための新規治療製品の開発と商品化に専心する製薬企業です。知臨集団の現在の医薬品パイプラインには、希少疾患、感染性疾患、代謝性疾患の適応症が含まれており、これらの多くは2020年に臨床試験の段階に入ることを目指しています。知臨集団のナガイモ由来の生理活性ニュートラシューティカルズ錠は、閉経期または閉経後の女性の健康を支える栄養補助食品であり、商業化を進めているところです。
知臨集団に関する詳細情報についてはwww.aptorumgroup.comをご覧ください。
免責事項と将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年民事証券訴訟改革法の意味における「将来見通しに関する記述」を構成する知臨集団、その将来の予想、計画、見込みに関係する記述が含まれています。この目的においては、本文書に含まれている記述で過去の事実の記述でないものはすべて、将来見通しに関する記述とみなされることがあります。場合によっては、「かもしれない」、「すべき」、「予想する」、「計画する」、「予期する」、「あり得る」、「意図する」、「目指す」、「予測する」、「検討する」、「考える」、「推定する」、「予見する」、「潜在的」、「継続する」といった用語やその否定表現、その他類似の表現によって将来見通しに関する記述を特定できることがあります。知臨集団は、承認申請と臨床試験で計画しているスケジュールに関する記述を含め、このような将来見通しに関する記述に関して、自社がその事業、財務状態、業績に影響を及ぼし得ると考える将来の事象や動向についての現在の予想と予測を主な拠り所としています。このような将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日に関してのみ述べるものであり、いくつかのリスク、不確実性、仮定の影響を受けます。関係するリスクには、発表されている経営陣および組織の変更、主要人員の継続的勤務や確保可能性、新たな消費者セグメントに向けた新たな製品を提供することによって製品の品揃えを拡大する能力、開発の結果、当社が予期している成長戦略、当社事業において予期される動向および課題、サプライチェーンに関する予想とその安定性およびリスクに関するものが含まれますが、これらに限られません。これらは、知臨集団のフォーム20-F報告書や将来知臨集団がSECに提出するその他の提出物の中でより詳細に記述されています。その結果、そうした将来見通しに関する記述に含まれる予想は変化する場合があります。知臨集団は、新たな情報、将来の事象、その他の結果として本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
2https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3747526/
3https://fightcovid19.hku.hk/tag/vaccine/
5https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
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