武田薬品が一部の一般用医薬品およびノンコア資産のアシノへの売却を完了

大阪--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 武田薬品工業株式会社（TSE:4502/NYSE:TAK）（「武田薬品」）は本日、当社グロース＆エマージング マーケッツ ビジネス ユニット（GEM BU）が数多くの中近東・アフリカ諸国で扱っている一般用医薬品（OTC）と処方薬の一部医薬品ポートフォリオについて、先に発表済みのアシノへの売却を完了したと発表しました。売却総額は2億米ドル以上です。本売却契約は2019年10月に最初の発表を行いました。

本取引には当社が手掛ける処方薬および一般用医薬品の一部である約30製品が含まれます。これらの製品は世界のその他の地域では引き続き武田薬品が販売します。270人近い従業員、主として本ポートフォリオを支える販売・マーケティング専門職もアシノに移籍します。また両社は複数年の製造・供給契約を締結し、武田薬品が今後も当該製品をアシノの代わりに製造します。

武田薬品は現在、レバレッジを低下させるととも5つの重要事業領域に傾注する取り組みの一環として、複数の売却取引を公表しています。アシノとの取引に加え、2019年7月に最大53億米ドルでのノバルティスへのXiidra®の売却を完了し、同年5月には4億米ドルでのエチコンへのTachoSil®の売却を、同年11月にはロシア・CIS地域に及ぶノンコア資産の売却を発表しました。

武田薬品は、これらの売却で得られる資金を負債の減額に充て、2022年3月から2024年3月に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2倍にする目標に向け、引き続きレバレッジを低下させていきます。またポートフォリオを簡素化しながら、堅調なキャッシュフローと資産売却から得られる資金により、迅速なレバレッジ低下に今後も傾倒していきます。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社（TSE:4502/NYSE:TAK）は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー（価値観）を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー（がん）、希少疾患、ニューロサイエンス（神経精神疾患）、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ（創薬手法）のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。

詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。

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