新発表のテクノロジーで、主要議決権行使助言会社がプラン評価に用いる11個の重要基準を検査

アムステルダム & ロンドン & サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ガバナンス・データと分析を世界的に提供する大手企業のCGLyticsと、ガバナンスおよびエンゲージメント・サポート・サービスを提供する世界有数の独立系企業のグラス・ルイスは本日、グラス・ルイスの株式報酬モデル(ECM)の提供を開始したと発表しました。これは、米国の株式報酬プランを評価する強力な新しいアプリケーションであり、CGLyticsを介してのみ利用できます。




この新しいアプリケーションでは、貴重な分析情報を取得でき、11個の重要基準の検査など、現在および将来の株式プランの全体的な好感度を評価するために使用できるグラス・ルイスの手法を年間を通じてオンデマンドで利用できます。企業と投資家は、グラス・ルイスのアナリストと同じ個別の情報を即座に検査、検討、調整して、それぞれの立場に最も適した報酬、エンゲージメント、議決結果を達成できます。



ECMは、現在および将来の株式プランに関する問題について、企業に即座に先を見越した知見を提供します。これは、グラス・ルイスが、35兆ドルを超える資産を運用する1300社以上の投資企業に明らかにしているものです。また、4300社を超える米国の上場企業を対象としており、投資家は現在の株式プランや提案中のプランに関して、ポートフォリオ全体にわたって投資リスクを評価できます。



グラス・ルイスのリサーチ&エンゲージメント担当上席副社長のアーロン・バーティネッティは、次のように述べています。「当社のアナリストは毎年、数千社の企業とその投資家を調査し、率直な姿勢で関わることで、貴重な洞察とガバナンスの専門知識を構築しています。当社は、優れたガバナンスは誰にとっても良いものであると固く信じています。すなわち、透明性で直感的で利害の絡まない方法で当社の深いガバナンスの専門知識に誰もがアクセスできるようにすることで、資本市場を強化しなければならないということです。ECMは、企業や投資家に、当社が社内で使用して長年にわたって開発してきたツールと同じガバナンス・ツールを提供します。報酬制度において企業と投資家の利益の調整を促進することにより、透明性が高まり、ガバナンスが向上し、市場の信頼が得られます。」



ECMは単独のサービスとして提供され、CGLyticsと同社の市場をリードするソフトウエアを介してのみ利用できます。発行体企業は、株式プランを検査して改善し、株主の懸念の度合いを理解し、最終的に法的に株式報酬を付与するために必要な株主の支持を得ることができます。一方、投資家は自社のポートフォリオ企業の株式プランを検査し、プラン費用の総合的なベンチマーク評価を実施し、潜在的な希薄化のリスクを評価して、エンゲージメントと議決の意思決定を改善することができます。



CGLyticsのアニエル・マハビエ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「株式報酬を適切なものにすることは、コーポレートガバナンスの現代化において極めて重要な要素です。発行体と機関投資家は、提案されたプランが事業および株主の長期的なニーズを満たすものであることを確認しておかなければなりません。ECMは、両者がこの課題に取り組む方法を一新し、意思決定プロセスにおける透明性の新たな基準を設定し、優れたガバナンス慣行を推進します。」



このサービスは、最初に米国市場向けに開始され、ラッセル3000、S&P 1500、S&P中型400、小型600を含む4300社以上の米国の上場企業を対象としています。



CGLyticsについて



CGLyticsはコーポレートガバナンスの意思決定方法を変革しています。コーポレートガバナンスに関する最大のデータセットと最も包括的な分析ツールを一体化することにより、CGLyticsは企業、投資家、専門サービス企業がガバナンスの健全状態を瞬時にチェックし、情報に基づくより良い意思決定ができるよう支援しています。独自の成果主義分析や同業他社比較のツールから、取締役会の有効性に関する詳細知見に至るまで、企業や投資家はガバナンスに関する最も包括的な情報源に指先の操作でアクセスでき、良好な現代のガバナンスに必要な知見に力を与えることができます。



グラス・ルイスについて



グラス・ルイスは、ガバナンスおよびエンゲージメント・サポート・サービスを世界規模で提供する大手独立系企業として、機関投資家が投資先企業を理解し交流できるようにしています。グラス・ルイスは、その高品質で中立的な「プロキシ・ペーパー」調査と業界をリードする議決権行使管理ソリューション「ビューポイント」を使用してすべてのガバナンス活動の価値を高めている世界中の投資企業1300社以上に信頼されています。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 CGLyticsとグラス・ルイスが、株式報酬の透明性の新たな基準を設定