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企業秘密の横領で米国の裁判所が終局的差し止め命令を発行
米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カリフォルニア州上級裁判所が広東徳豪潤達電気(ETI)に対する世界的な終局的差し止め命令をルミレッズに認めました。これにより、ETIとその関連会社はETIが横領したと認められたルミレッズのエピタキシー技術の企業秘密を使用、開示、使用許諾、販売することが直ちに禁じられました。この差し止め命令は、ETI独自のエピタキシャル成長手法の中でルミレッズの企業秘密を使用して生み出されたと陪審が結論付けた特定のものについても、それを使用する製品をETIが製造、販売、輸入、輸出、売却することを禁じています。
この差し止め命令は裁判官審理(昨年8月の陪審審理に続いて行われました)の結果であり、その際ルミレッズは専門家と重要な証拠を提示し、世界的な終局的差し止め命令が適切であることを明確に立証しました。裁判所は、ルミレッズの企業秘密が存続していて価値を持っていることを特に確認しました。裁判所は、差し止め命令がなければETIが今後もルミレッズの企業秘密の不正使用を継続するだろうと判断し、ETIが盗んだ知的財産の使用を継続すればルミレッズには回復不可能な危害が及ぶだろうとの見解も示しました。さらに、裁判所は、再審理と陪審が下した評決の破棄を求めるETIの申し立てを拒絶しました。
ルミレッズの最高法務責任者兼上席副社長のCheree McAlpineは、このように述べています。「当社は、本事件において終局的差し止め命令が妥当であるとの裁判所の判断に大きく満足しています。2018年の評決で示された陪審の判断の正しさが再確認されました。技術革新を保護することは当社事業にとって最高度に重要であり、今後も知的財産を精力的に保護していきます。」
2018年7月に始まった4週間の陪審審理を経て、12人の陪審員は、ETIがエピタキシー技術に関係するルミレッズの企業秘密5件を横領して使用したと判断しました。この企業秘密には、業界をリードする高性能LEDを製造するためにルミレッズが使用している基礎的なエピタキシャル成長技術が含まれます。陪審は、ETIが自社の製造方法のうち6つの方法でルミレッズの企業秘密を使用したと判断し、ETIが6600万ドルの不正な利益を得るための大きな要因がルミレッズの企業秘密を横領して使用したことであったとも判断しました。陪審が2018年7月に評決を下して以後、ETIは中国で報復的で些末な訴訟をいくつも提起し、紛争解決に向けての努力を行ってきませんでした。
ルミレッズについて
ルミレッズは、革新的な照明ソリューションを求める自動車、モバイル、IoTおよびイルミネーション関連企業を顧客とする世界的なリーディングカンパニーで、30カ国以上に9000人を超える従業員を擁しています。ルミレッズは、お客さまとの連携により照明の可能性を切り拓いていきます。
当社の照明ソリューションの詳細については、lumileds.comをご覧ください。
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Cheree McAlpine
SVP, Chief Legal Officer
Lumileds
cheree.mcalpine@lumileds.com