スイス・ラーヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オクタファルマの血液疾患関連ポートフォリオに関する新しい科学データが、来る2019年7月6~10日にオーストラリアのメルボルンで開催される第27回国際血栓止血学会(ISTH)総会で発表します。



5件のアブストラクトが総会でのポスター発表を受理されました。発表には、インヒビターを持つ重症血友病A患者におけるインヒビター根絶のためのNuwiq®(シモクトコグアルファ)またはoctanate®や、フォン・ヴィレブランド病患者での予防療法としてのwilate®の実臨床での経験から得たデータが含まれます。さらに2件の新しい研究のデザインと現状について発表します。Protect-NOW試験は治療歴がないか最小限度の治療しか受けていない血友病A患者で実生活環境におけるFVIIIの使用を検討し、MOTIVATE試験はインヒビター保有血友病A患者で、「標準治療」のITIを、FVIIIとエミシズマブを併用した新規ITIアプローチや、エミシズマブ予防療法のみと比較して安全性と有効性の証拠を取るものです。



いずれのアブストラクトもISTHのウェブサイト(https://www.isth.org/news/457341/ISTH-2019-Abstracts-Now-Available-Online.htm)でご覧いただけます。各ポスターの表題と、発表の日時は下記の通りです。




  • 「フォン・ヴィレブランド因子を含む血漿由来FVIII(pdFVIII/VWF)を使用した免疫寛容導入(ITI)療法のロシアにおける13年にわたる臨床経験」(Thirteen years of clinical experience with immune tolerance induction (ITI) using a plasma-derived FVIII containing von Willebrand factor (pdFVIII/VWF) in Russia)。ポスターPB0732、2019年7月8日(月曜)、18時30分~19時30分。


  • 「予防療法を受けるフォン・ヴィレブランド病患者におけるpdVWF/FVIIIの安全性と有効性:非介入多施設研究の結果」(Safety and efficacy of pdVWF/FVIII in patients with von Willebrand disease undergoing prophylaxis: results from a non-interventional multicentre study)。ポスターPB0808、2019年7月8日(月曜)、18時30分~19時30分。


  • 「治療歴がないか最小限度の治療しか受けておらずNuwiq®、Octanate®、Wilate®のいずれかによる臨床治療を開始する血友病A患者におけるオクタファルマ製FVIII濃縮製剤の実用的利用 - Protect-NOW試験」(PRactical Utilisation of Octapharma FVIII Concentrates in Previously Untreated and Minimally Treated Haemophilia A Patients Entering Clinical Treatment with Nuwiq®, Octanate® or Wilate® – The Protect-NOW Study)。ポスターPB1448、2019年7月9日(火曜)、18時30分~19時30分。


  • 「FVIIIインヒビター保有重症血友病A患者9人におけるシモクトコグアルファの免疫寛容導入療法」(Immune Tolerance Induction with Simoctocog Alfa in Nine Patients with Severe Haemophilia A and FVIII Inhibitors)。ポスターPB1459、2019年7月9日(火曜)、18時30分~19時30分。


  • 「インヒビター陽性血友病A患者の最新療法(MOTIVATE) - 国際観察研究」(MOdern Treatment of Inhibitor-PositiVe PATiEnts with Haemophilia A (MOTIVATE) – an international observational study)。ポスターPB1406、2019年7月9日(火曜)、18時30分~19時30分。



オクタファルマについて



オクタファルマのビジョンは、「情熱が当社を、人々の生活を前進させる新しいヘルスソリューションの提供に駆り立てる」というものです。スイス・ラッヘンに本社を置くオクタファルマはヒトタンパク質の世界最大級のメーカーで、ヒト血漿およびヒト細胞株に由来するヒトタンパク質の開発と製造を行っています。同族経営企業のオクタファルマは、投資により人々の生活を改善できると考えており、1983年からそれを実践してきました。それが当社の引き継ぐ伝統だからです。当社は、当事者意識、誠実さ、リーダーシップ、持続可能性、起業家精神に価値を置きます。



オクタファルマ・グループの2018年の売上高は18億ユーロ、営業利益は3億4600万ユーロに達し、将来の成長のために2億4000万ユーロの研究開発投資および設備投資が実施されました。オクタファルマは世界で約8314人の従業員を擁し、下記の3治療領域における製品を通じて115カ国の患者の皆様の治療を支えています。



・血液疾患(凝固障害)



・免疫療法(免疫障害)



・集中治療



オクタファルマは、7軒の研究開発施設と6軒の最先端生産施設をオーストリア、フランス、ドイツ、メキシコ、スウェーデンに有しています。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 オクタファルマがISTH 2019で血友病A患者およびフォン・ヴィレブランド病患者の管理に関する新データを発表へ