• レノボは過去最高の通年業績を達成。売上高は前年比で12.5%増加し、過去最高の510億米ドルを達成


  • インテリジェント・トランスフォーメーション戦略により、税引き前利益は8億5600万米ドルに急増 - 前年比459%増で4倍以上の増加


  • 純利益は5億9700万米ドルで、前年比7億8600万米ドルの増加


  • 第4四半期の好調な業績として、売上高は2桁の伸び(前年同期比10.1%)を見せて117億米ドルとなり、x86およびモトローラの買収以来初めて、売上高と利益がすべての事業部門で増加。収益性が改善し、税引き前利益は1億8000万米ドル(前年同期比389%増)、純利益は1億1800万米ドル(前年同期比261%増)


  • 経営陣は、大きく変化する世界で成功できる顧客中心のマルチビジネス業務システムに基づき、将来の成長に向けた強固な基盤を強調


香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--レノボ・グループ(HKSE:0992)(ピンクシート:LNVGY)は本日、好調な業績を発表しました。インテリジェント・トランスフォーメーション戦略を実行し、すべての事業部門でリーダーシップを発揮しました。当グローバル企業は、初めて通期売上高が500億米ドルを超え、前年比で12.5%増となる過去最高の510億米ドルを達成しました。




収益性の大幅な向上として、通期の税引き前利益は前年比で4.5倍(459%)の8億5600万米ドルとなり、純利益は前年度の1億8900万米ドルの赤字から7億8600万米ドル改善して、5億9700万米ドルの黒字となりました。



通期の業績では、全事業部門にわたり売上高と利益が向上し、第4四半期は特に好調でした。売上高は前年同期比で10%増加し、117億米ドルとなりました。税引き前利益は1億8000万米ドルで、前年同期比でほぼ4倍となり(1億4300万米ドル増、+389%)、純利益は1億1800万米ドル(8500万米ドル増、+261%)となりました。



通期の基本1株当たり利益は5.01米セント(39.2香港セント)で、第4四半期の1株当たり利益は1.00米セント(7.85香港セント)でした。レノボの取締役会は、2019年3月31日締め通期の最終配当を1株当たり2.78米セント(21.8香港セント)と発表しました。



レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「レノボが好調な財務業績を達成できたのは、当社が継続して変革戦略を実施したためです。経済的、社会的、環境的に大きな世界的変化がある中で、当社は引き続き、自社を「インテリジェントに変革」し、世界の多くのお客さまも同じようにして成功できる方法に焦点を当てています。当社の高い業績は誇りであり、当社が将来新たな高みに上っていくことに確信を持っています。」



事業グループ別概要



インテリジェント・デバイス・グループ(IDG)は、引き続き業界をリードしています。レノボのスマートIoT戦略により、通期の売上高はほぼ2桁の伸びを見せ(9.9%増)、税引前利益は前年比で2倍以上(109%増)の18億4300万米ドルとなりました。



IDGの2つの事業部門の1つであるPC・スマートデバイス・グループ(PCSD)では、通期売上高が過去最高の385億米ドルを計上し、税引前利益は19億8000万米ドルとなりました。顧客イノベーションを通してレノボは世界トップのPC企業となり(IDCによる)、当年度の市場シェアは過去最高の23.4%を獲得し、引き続きトップ5社の中で最も大きく成長しました(前年比+9.5%)。現状を打破し、フォームファクターとユーザー体験を再考することで、昨年には数多くの画期的な技術革新を生み出しました。特に直近の5月13日には、折りたたみ式画面を搭載した世界初のPCを発表しました。



2つ目のIDG事業部門であるモバイル事業グループ(MBG)では、税引前利益は前年比で4億6400万米ドル増加し、今年度の下半期から利益が向上しました。これは、選別した市場に明確に焦点を合わせたことや、競争力のある製品ポートフォリオと経費の管理によるものです。



優先的地域では急成長を遂げ、中南米では過去最高の17.6%の市場シェアを獲得しました。北米では、販売台数が市場平均を59.2ポイント上回り、中国では市場平均を185.8ポイント上回りました。その他の地域では、在庫が一掃されて顕著に利益が向上し、成長への回帰への道が開かれました。



データセンター・グループ(DCG)は、x86サーバー事業の買収以来、前年比で最も大きく成長しました。通期の売上高は37%増加し過去最高の60億2000万米ドルに達しました。これは、ハイパースケール部門とソフトウエア定義インフラストラクチャー部門が大きく伸びたためです。これらの部門の売上高は、前年比でそれぞれ240%と96%増加しました。



レノボは、139個の世界記録で業績世界第1位の地位を維持し、x86の信頼性と顧客満足度でも第1位を維持しました。これは、ITIC(Information
Technology Intelligence Consulting)、TBR(Technology Business
Research)、その他の業界ベンチマークによるものです。スーパーコンピューター・トップ500リストのプロバイダーとしても第1位の座を維持しました。



その他の要点



当年中、レノボ・キャピタル&インキュベーター・グループは3件の投資の持分売却を成功させ、グループの税引前利益に1億700万米ドルの寄与となりました。通期では、ソフトウエア&サービスの売上高は前年比18.9%増の24億米ドルとなりました。



第4四半期の要点:




  • PCSDの売上高は、前年同期比で10.3%増加しました。PCの販売台数は前年同期比で9%増加し、市場平均を12ポイント上回りました。この事業部門は、消費者向け製品で第1位に復活し、800米ドル以上の価格帯の業務用ノートPCでは前年比で34%増加して第1位の座を強化しました。


  • MBGは2四半期連続で黒字となり、税引前利益は前年同期比で1億4600万米ドル改善しました。売上高は5四半期ぶりに前年同期比で増加しました。前年同期比の伸び率は15.1%となり、市場平均を26.8ポイント上回りました。当四半期には、世界初の5Gモバイル製品の販売を開始しました。


  • DCGは、厳しい市場環境にもかかわらず、売上高と利益が引き続き前年同期比で改善しました。中国のネットアップとの合弁事業は事業が開始されており、早くも成功の兆しを見せています。



レノボについて



レノボ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)は、フォーチュン・グローバル500社に選ばれている売上高500億米ドルの企業であり、5万7000人の従業員を擁し、世界の180市場で事業を展開しています。すべての人によりスマートな技術を提供するという大胆なビジョンに基づき、当社は、より包摂的で信頼できる持続可能なデジタル社会を構築する世界を変える技術を開発しています。当社は、世界で最も完全なスマートデバイスとインフラストラクチャーのポートフォリオを考案、設計、構築することで、インテリジェント・トランスフォーメーションを推進し、世界の数百万人のお客さまにより良い体験と機会を生み出しています。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。リンクトインフェイスブックツイッターユーチューブインスタグラムウェイボーで当社をフォローしてください。また、ストーリーハブで最新の情報をご覧ください。























































































































































































































レノボ・グループ


財務概要



2019年3月31日締め四半期および通期



(単位:百万米ドル、1株当たりデータを除く)




 

18/19年


第4四半期



 

17/18年


第4四半期



 

変化率

 

18/19年度

 

変化率

売上高


11,710


10,638


10%


51,038


13%

粗利益


1,895


1,544


23%


7,371


18%

粗利益率


16.2%


14.5%


1.7pts


14.4%


0.6pts

営業費用


(1,622)


(1,443)


12%


(6,193)


5%

売上高費用比率


13.9%


13.6%


0.3pts


12.1%


-0.9pts

営業利益


273


101


172%


1,178


205%

その他の営業外費用 - 純額


(93)


(64)


46%


(322)


38%

税引き前利益


180


37


389%


856


459%

税金


(46)


12


N/A


(199)


-29%

当該期間の利益


134


49


176%


657


N/A

非支配持分


(16)


(16)


-2%


(60)


-3%

株主帰属利益


118


33


261%


597


N/A


1株当たり利益(米セント)













基本


1.00


0.28


0.72


5.01


N/A

希薄化後


0.96


0.28


0.68


4.96


N/A


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 レノボ、インテリジェント・トランスフォーメーション戦略の成功と好調な営業業績により、18/19年度は過去最高の売上高を達成