NICEアライアンスがそのクラウドサービスでMicrosoft Azureの力を活用
NICE（インテリジェント・カメラ・エコシステムのネットワーク）アライアンスが採用メーカーやアプリケーション開発企業に向けてV1.0仕様を公表、そのクラウドサービスの機能実装のためにMicrosoft
Azureを選定
米カリフォルニア州パロアルト--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
NICEアライアンスはNICE採用企業、サードパーティーアプリケーション開発企業およびサードパーティーサービスプロバイダー、エンドユーザーに提供するNICEクラウドサービス（NICE
Cloud Services）向けにMicrosoft
Azureを選定しました。NICEクラウドサービスの機能実装では、マイクロソフトのAzure Media Services、Azure
Storage、Azure Cognitive Services、Azure IoT、その他多数のAzureサービスを取り込んでいきます。
Scenera, Inc.のDavid
Lee最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。｢マイクロソフトは世界の中で最重要、最大のクラウドプロバイダーの一角を占めていると広く認識されています。AzureはNICEクラウドサービスの開発にとって安定的なプラットフォームとなるものですが、こうしたプラットフォームはNICE準拠のカメラ、サードパーティーアプリ／サービスの採用を促進して、IPカメラやIoTデバイスを統合できるようにし、スマートカメラ市場の変革を狙う上で、必要不可欠なものです。｣
NICEクラウドサービスをAzureプラットフォーム上で構築することで、NICEはインテリジェントカメラとインテリジェントクラウドサービスから構成されるリアルタイムの分散型AIエコシステムの開発と採用を簡素化できるようになります。Microsoft
Azure担当主任PMマネジャーのJason
Hogg氏は、「マイクロソフトは、NICEアライアンスがリアルタイムのビデオ分析ソリューションを提供するというNICEの理念を実現するための基盤としてAzureプラットフォームを選定したことをうれしく思います。NICE仕様では、デジタルカメラとインテリジェントエッジデバイスに関連する困難なコンセプトとの格闘を追求するに当り、種々の産業におけるライブビデオのデータパイプラインに伴うアプリケーションの開発とビッグデータ分析を簡素化することを目指しています。Azure
Media ServicesはNICEがこうしたパイプラインの実装機能を構築するための理想的なプラットフォームとなります」と述べています。
消費者向け電子機器を手掛ける一流メーカー／ブランドのフォックスコン、ニコン、Scenera、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ウィストロンはNICEアライアンスを設立しました。その目的は、スマートカメラ市場のための革新的なエコシステム標準を創出して、ビデオ／画像とAIに基づいたオープンなデータ共有プラットフォームを提供し、複数のブランド、カメラ、サービスおよびアプリケーションにおける相乗効果を強化することにあります。NICEアライアンスでは、その仕様によってプライベートカメラがセンサーを決して離さないアプリケーションなど、まったく新しいクラスのビデオアプリケーションを実現して、プライバシーとセキュリティーを向上できるようになると考えています。
NICEアライアンスは今後もエコシステムのために、インフラ開発とガイドライン確立に取り組みます。エコシステムは、仕様への貢献や仕様の採用に関心があるすべての企業と利益団体に門戸を開いています。NICEのV1.0仕様は、www.nicealliance.org/specsをご覧ください。
SCENERAについて
Sceneraは、イメージングソリューションプロバイダーと共に、サーベイランス／IPカメラ市場で新たな標準を確立しています。先見性のある創業者らは、色彩豊かな画像から新たな強力機能を実現するリッチシーン情報へのパラダイムシフトを目にしています。標準準拠のスマートカメラは大量の画像情報を生成し、物体認識や物体検知、位置追跡などのサーベイランスアプリケーションの実現に役立っています。Sceneraは、新世代のスマートカメラを活用できる相互運用性のあるエコシステムを構築するという共通ビジョンの下、業界大手の連携作りを目指しています。Sceneraはライセンスを受けたNICEアライアンスの管理会社です。詳しい情報については、www.scenera.netをご覧ください。
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