RSAC革新プログラムは、初期段階のイノベーターがアイデアを共有し、本格的なサイバーセキュリティー事業を展開する上で必要なサポートを得られる場を提供して支援


シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 情報セキュリティーに関する世界有数の会議・展示会であるRSAカンファレンスは本日、アジア太平洋&日本(APJ)地域で提供する新しい革新プログラムを発表しました。本プログラムを通じて、サイバーセキュリティー分野の新興企業が、試験運用やステルスの段階から概念実証および規模拡大へと進めるように支援します。




RSAカンファレンス(RSAC)革新プログラムは米国ですでに成功を収めており、NuIDSpherical
Defence
Styraなどの新興企業は、このプログラムによって成長の次なるステップに進むことができました。RSACは現在、このプログラムをAPJ地域でも実現させるべく、取り組んでいるところです。



この革新プログラムは、7月16日(火)〜7月18日(木)にシンガポールのマリーナベイ・サンズ・コンベンションセンターで開催されるRSAC
2019 APJで新しい不可欠な要素となります。今年で7年目を迎えるRSAC 2019
APJは、国内外を問わず、サイバーセキュリティー分野で初期・成長段階にある起業家と新興企業の育成を目指すシンガポールの取り組みを支援します。



これらのプログラムは、キャリアのあらゆる段階にある起業家と、さまざまな開発レベルにある製品を対象としています。RSAC 2019
APJ革新プログラムは、RSACローンチ・パッドも用意し、サイバーセキュリティー分野で頭角を現しつつある人材が、著名なベンチャー投資家や最高情報セキュリティー責任者(CISO)を前に、人気番組のシャーク・タンク(Shark
Tank®)方式で、新しいビジネス・ソリューションや業界ソリューションのアイデアを売り込める場を提供します。審査団がソリューションの可能性を信じる場合、その新興企業はベンチャーキャピタルから投資とメンターシップのサポートを受けるか、RSAC
2020米国に出展して、事業を新たな次元に引き上げる機会を得られます。



RSACローンチ・パッドは、情報セキュリティー分野に多大な影響を及ぼす斬新なソリューションを開発している起業家の支援を目指しています。応募資格があるのは法人化して2年以内であり、資金調達を1ラウンドしか行っていない新興企業です。



革新プログラムはRSACローンチ・パッドに加え、RSACアーリー・ステージ展示会を実施します。展示会場に用意するこの革新パビリオンは、サイバーセキュリティー分野の前途有望な企業を売り込むための場所です。設立して5年未満の新興企業は、この専用スペースを使って自社の革新成果を展示したり、ブリーフィング・センターで有力な意思決定者や投資家を前にソリューションを実演したりできます。



RSAカンファレンスのゼネラルマネジャー兼世界事業担当責任者のリンダ・グレイ・マーティンは、次のように述べています。「政府や企業がデジタル時代に向けて市民の利益と経済的拡大を保護しようとする中、情報セキュリティーへの注力姿勢が強まっており、2020年までに投資額が1050億米ドル1になる見通しです。シンガポールで開催されるRSAC
2019
APJには、組織、起業家、新興企業が参集し、すでに活気あふれるエコシステムをさらなる高みへと押し上げ、国家と地域のサイバーセキュリティーを改善して、より強固なものへと変えるでしょう。」



ファンド・シンガポールの最高経営責任者(CEO)代理で、RSACローンチ・パッドの審査員を務めるマティアス・ヨー氏は、次のように語っています。「サイバーセキュリティー革新の中心地として、シンガポールが大きく前進するのを見てきました。最新鋭の企業クラスのソリューションが登場して大規模な資金調達を重ね、エグジットも何件かあります。東南アジアのデジタル経済は2025年までに2400億米ドルに達する見通しのため2
RSACローンチ・パッドやアーリー・ステージ展示会などの革新プログラムは、確かな基盤を持ち、グローバルな業界とつながりがある、強固なサイバーセキュリティーのエコシステムを地域で構築するための、重要なステップとなります。」



RSAC 2019 APJ革新プログラムの詳細:




RSAカンファレンスについて:



セキュリティーがテーマの世界的な一流イベントとオンデマンドプログラムのRSAカンファレンスは、世界のリーダーが集まり、前進し、新たなリーダーが登場する場となっています。RSAカンファレンスは、米国、EMEA地域、アジア太平洋地域、オンラインのいずれのイベントも、セキュリティー業界が参集して現在および未来の課題について話し合う場です。来場者は、個人と企業が成功・成長し、ベストを尽くす上で役立つ人々、コンテンツ、アイデアと出会うことができます。サイバーセキュリティー業界のすべての関係者が集い、サイバーセキュリティー業界に属する“私たち”が共同で、世界中のサイバー脅威に立ち向うための力を得ることができる場所です。RSAカンファレンスは、最新技術と実践的な教育機会の究極のマーケットプレイスであり、業界のプロフェッショナルが自社のセキュリティーを向上させる方法を発見できるように支援しつつ、現代のセキュリティー分野で最も進取果敢な影響力のある、示唆に富んだ思想家やリーダーを紹介しています。イベントに関する情報、オンライン・プログラム、情報セキュリティー業界に関する最新のニュースについては、 www.rsaconference.comをご覧ください。



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1 IDC、「Worldwide Semiannual Security Spending Guide」、2017年3月



2グーグル、テマセク、「e-Conomy SEA 2018」、2018年11月



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 RSAカンファレンス2019 APJが地域のサイバーセキュリティー起業家エコシステムのための革新プログラムを発表