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香港--(BUSINESS WIRE)--Oasis Management Company Ltd.
(以下、「オアシス」という)は、片倉工業株式会社(以下「片倉工業」または「会社」という)の株式8.35%を保有するファンドの運用会社であり、会社最大の少数株主です。



片倉工業、1世紀以上にわたる伝統ある日本企業、はこの国に起こりつつあるコーポレートガバナンスの変化を最近受け入れ、株主との建設的な対話によってどのようなことを成し得るかということを体現する動きを見せています。昨年から表面化した片倉工業の劇的な改善を、オアシスは他の株主とともに称賛しています。



オアシスは、会社の長期株主です。2014年に、すべての株主のためとなる改善を目的として、大きな変化を求める対話を片倉工業と開始したときは、会社は下着、消防車、商業施設の運営、およびその他の事業を行う多角化戦略の会社でした。本日、複数年にわたる会社との対話の結果、会社がより「強い」片倉工業となるべく大きく歩みはじめたことが確認でき、この上なく喜ばしい限りです。



昨年から、片倉工業は、オアシスからの提案を基に、赤字事業を閉鎖し、4つを超える事業から撤退、それ以外の事業についても再編を進めています。オアシスが推奨したROE、ROIC、NOI等の目標を設定し、新年度は30%の営業増益を見込んでいますが、さらなるコスト削減と賢明な投資により、短期と長期の両面で収益性を更に向上させるでしょう。また、さいたま新都心の不動産の再開発計画では、不動産事業からの収益が2倍以上になる潜在力があると考え、不動産の価値が大幅に上がることが期待できるでしょう。結果として、弊社は片倉工業の価値が中期的には3倍以上になると確信しています。



最後に、オアシスは代表取締役社長に本日正式に就任されました上甲氏に祝意を表します。代表取締役に就任されました上甲氏の事業改革に対するコミットメントに弊社は深い感銘を受けると同時に、代表取締役会長の佐野氏と共に片倉工業を導いてくださることを期待しています。また、大室氏の新たな社外取締役としての就任に関しても嬉しく存じます。同氏の不動産事業に関する深い知識は、さいたま新都心の不動産の再開発計画や、会社の企業価値の向上に必要不可欠であると考えます。



セス・フィッシャー、オアシス設立者兼最高投資責任者からのコメント:



“長期投資家として、最近の片倉工業によって取られた行動は、パラダイムシフトの証左であり、弊社は非常に勇気づけられました。弊社は、他の株主と共に、会社が株主のために中長期的に企業価値を向上させることを大変期待しています。



Oasis Management Company Ltd. (“オアシス”)
は、さまざまな国やセクターにわたる幅広い資産クラスの投資機会に投資を行うプライベート資産運用会社です。オアシスは2002年にチーフ・インベストメント・オフィサーのセス・H・フィッシャーにより設立されました。詳細については、弊社ウェブサイト(
http://oasiscm.com/)をご覧ください。オアシスは金融庁による「『責任ある機関投資家』の諸原則」(日本版スチュワードシップコード)を受入れており、同原則に従い、投資先企業のモニタリングや、投資先企業との対話を行っています。





Contacts


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 オアシスは、片倉工業の経営陣を高く評価します