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次世代ツールは革新の加速と競争優位性の創出に貢献
ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
高度プロセスモデリング企業のプロセス・システムズ・エンタープライズ(PSE)は本日、東南アジア最大級の総合石油化学企業であるSCGと、PSEのgPROMS®モデリング技術を標準としてデジタル設計・運用に活用するための長期契約を締結したと発表しました。
SCGはプロセス分野の決定領域を迅速・効率的に検討するためのデジタルデザインイニシアチブで高度プロセスモデルを適用することにより、不確実性を低減し、より的確・迅速・安全な設計・運用上の判断を下せるようにします。これにより、SCGは同社のプロセスプラントの革新を加速させ、設計や運用を最適化する取り組みを支えます。
SCGの新興事業担当ディレクター兼R&D担当ディレクターのSuracha
Udomsak博士は、次のように語っています。「SCGケミカルズでは、高度プロセスモデリング(APM)はデジタル製造プラットフォームの重要要素です。APMは開発ワークフローを『より迅速・安価・安全』にすることで革新を加速するものであり、当社はこの点を重視しています。APMは、当社が例えば新世代のポリエチレンなど新しい製品を発見・開発し、市場投入期間を短縮する上で、中核となる技術構成要素です。」
PSEのgPROMSは、化学、エネルギー、石油化学、食品、製薬の分野で幅広く使用されており、革新を加速するとともに既存事業を最適化します。gPROMSの重要な利点は、高忠実度のマルチスケールモデルを使用して、複雑なプロセスを高い予測精度で表現できる機能です。これらは、大規模なプロセスやプラントを最適化して経済性を最大限に高め、決定領域を体系的に検討してリスクや不確実性を低減することに利用できます。また、この新しいgPROMSデジタルアプリケーションプラットフォームにより、モニタリング・予測・最適化のための高忠実度モデルをオンラインで導入して、日常業務から価値を生み出すことができます。
SCGのプロセス技術担当ディレクターを務めるSurachate
Chalothor氏は、次のように語っています。「当社は3つの主要分野にモデリングを適用しています。つまり、プロセス最適化とボトルネック解消を目的にした事業卓越性、開発期間短縮とプラント試験でのリスク軽減を目的にした新製品開発、パイロット試験のための仮想ラボ実現を目的にした技術開発、という3つの分野にモデリングを適用しています。」
PSEのエネルギー・化学部門ヘッドを務めるジェームズ・マリオットは、次のように語っています。「SCGのような革新的企業との提携は大きな喜びであり、当社が提供する次世代モデリング技術はSCGに間違いなく改善をもたらすことができます。」
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