93網のモバイルIoTネットワークが世界中で利用可能になり、あらゆる主要なIoTの市場をカバー、数多くの開発者が信頼性の高いIoTソリューションを構築


スペイン・バルセロナ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
GSMAは本日、モバイルIoT/省電力広域(LPWA)ネットワークが、LTE-MおよびNB-IoTの両方において50社のモバイル事業者が93網を開設して、世界各国の49市場1において、認可周波数帯にて世界的規模で利用可能であると発表しました。通信エリアは2019年第2四半期2までに、世界最大のIoTの市場のおよそ93%に達する見込みです。GSMAインテリジェンスの予測によると、2025年までに、19億件の認可済みLPWA接続3を含め、35億件のセルラーIoT接続が実現することになります。




GSMAの最高技術責任者(CTO)を務めるアレックス・シンクレアは、次のように述べています。「世界において、これらのネットワークが標準化され、展開されている速度は驚異的です。これらはあらゆる主要なIoT市場で利用可能になっており、広範な分野における革新的な新製品/サービスの開発を促進します。市場は、柔軟性、適応性、セキュリティー、低価格を実現する認可周波数帯ソリューションの利点を明確に理解しています。これらは、5G時代に向けて将来対応性があり、他の5G技術を支え、これら技術と共存するものです。」



モバイルIoTの世界的規模での採用



今日までに、45市場において68網のNB-IoTネットワーク、19市場において25網のLTE-Mネットワークが開設済みです。これを支援するのが世界各地のオープンラボ47軒から成るネットワークで、これにより諸組織は開設前に製品およびサービスを試験できます(www.gsma.com/iot/deployment-map/)。欧州における2018年第4四半期の最近の導入例として、アルティス(ポルトガル、NB-IoT)、オレンジ(フランスおよびルーマニア、LTE-M)、テレノールグループ(ノルウェー、NB-IoT、LTE-M)、テリア(エストニア、NB-IoT)、SFR(フランス、NB-IoT)、スイスコム(スイス、NB-IoT、LTE-M)、ボーダフォン(マルタ、NB-IoT)があります。アジアにおいては、グラミンフォン(バングラデシュ、NB-IoT)、中華電信(台湾、LTE-M)、テルコムセル(インドネシア、NB-IoT)、メガフォンおよびMTS(ロシア、NB-IoT)があります。さらにベライゾンおよびスパークが、それぞれ北米およびニュージーランドでLTE-Mを導入しており、サウジアラビアではSTCがNB-IoTを、アルゼンチンではテレフォニカがLTE-Mを導入しています。



GSMAモバイルIoTイノベーター・コミュニティー



GSMAモバイルIoTイノベーター・コミュニティーも、世界中の企業1300社超の開発者2100人に達しています。このオフィシャル・コミュニティーは、認可周波数帯のLPWA技術の事業者、ベンダー、メーカー、開発者を結集し、これらの技術を利用する革新的な新製品/サービスの開発・創出をサポートするエコシステムです。4YFN
MWC19のモバイルIoTエクスペリエンスの詳細については、https://www.gsma.com/iot/mobile-iot-innovatorsをご覧ください。



GSMAモバイルIoTイニシアチブおよびAPAC IoTパートナーシップ・プログラム



100社を超えるモバイル事業者およびベンダーに支持されているGSMAモバイルIoTイニシアチブ4は、LTE-MおよびNB-IoTと呼ばれる技術、すなわち認可周波数帯で標準化され、補完的な省電力広域(LPWA)技術を軸にモバイル業界の足並みを整える上で貢献してきました。これらのモバイルIoTネットワークは、大量市場向けIoTアプリケーション、例えばスマートメーター、環境センサー、コンシューマーエレクトロニクスなどをサポートしますが、これらは低コストで、データ転送速度が低く、長時間のバッテリー駆動を必要とし、多くの場合に遠隔地で動作します。これらは、産業資産追跡、安全モニタリング、水道・ガスの計測、スマートグリッド、都市駐車場、自動販売機、都市照明など、多様な用途における大量市場向けIoTアプリケーションをサポートするよう設計されています。さらにGSMAは最近、GSMA
APAC IoT パートナーシップ・プログラム
を開始しましたが、これは革新およびアイデアの共有、地域のリーダーシップの推進、新規使用例を試験するためのオープンラボへのアクセスを促進することによって、アジア太平洋地域のモバイル事業者およびパートナーがIoTの採用を促進できるよう支援するものです。GSMAは、アジアでの革新的なLTE-MおよびNB-IoTの使用例を幾つか説明している文書もリリースしました(https://www.gsma.com/iot/mobile-iot-asia-pacific-case-study/



MWC19におけるIoTセキュリティー



「GSMAモノのインターネット」は、2月26日にフィラ・グランヴィラで、「モノのインターネットの将来対応性 -
IoTセキュリティーの現在と未来」という、IoTセキュリティーに関するセミナーも開催します。この掘り下げたセッションでは、業界の専門家が、IoTセキュリティーの重要性について討論し、導入時およびサービスライフサイクルの各段階においてセキュリティー機能を組み込む方法について検討します。GSMA
IoTセキュリティーガイドラインおよびGSMAセキュリティーアセスメントは、IoT製品/サービスのセキュリティーを確保するための有力な業界仕様になっており、2018年には世界的事業者15社が採用しました。



MWC19におけるモバイルIoT



「GSMAモノのインターネット」プログラムは、2月24日のエスペリア・バルセロナ・タワー・ホテルにおける第8回モバイルIoTサミットなど、バルセロナで行われる今年のMWC19において多くの活動を主催します。セッションには、AT&T、ファーウェイ、ノキア、シングテル、テレフォニカのIoT専門家が登場し、モバイル事業者や広範なエコシステムが、どのようにモバイルIoTソリューションの展開に成功したかを探ります。https://www.gsma.com/iot/event/8th-mobile-iot-summit/から登録できます。ホール4のGSMAイノベーションシティーでも、モバイルIoTの多数のインタラクティブデモが予定されています。



モバイルワールドコングレスバルセロナ2019へ参加しましょう



MWC19バルセロナの出展、後援の方法など、詳細については、www.mwcbarcelona.comをご覧ください。MWC19の進捗状況と最新情報は、ツイッター(@GSMAEvents、#MWC19)、リンクトインのMWCページ(www.linkedin.com/showcase/mwcbarcelona/)、フェイスブック(www.facebook.com/mobileworldcongress/)をご覧ください。GSMAのその他のニュースや活動は、ツイッター(@GSMA)をフォローしてください。



-以上-



編集者への注記



1.)
オーストラリア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インドネシア、アイルランド、イタリア、日本、マルタ、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、南アフリカ、韓国、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、オランダ、トルコ、アラブ首長国連邦、米国。
2.)
GSMAインテリジェンス:上位50カ国は、認可済みセルラーIoT接続件数に基づいて確認
3.) GSMAインテリジェンス
4.)
GSMAモバイルIoTイニシアチブ:
GSMAのモバイルIoTイニシアチブは、業界が認可周波数帯で商用LPWAソリューションを導入する支援をしています。現在、90社の世界のモバイル通信事業者、デバイス・メーカー、チップセット、モジュール、インフラを扱う世界各地の企業によって支えられています。当イニシアチブは、1年の間に、LPWAの市場標準を確立することに貢献しました。これは3GPPによって出版され、LPWA技術の成長、発展、採用において基本的役割を果たすことになります。また、IoTを作り上げる何十億個もの新たなデバイスを安全かつコスト効率良く接続する役割を果たしています。LPWAネットワークは、産業資産追跡、安全モニタリング、水道・ガスの計測、スマートグリッド、都市駐車場、自動販売機、都市照明といった幅広い用途に使用されます。詳細情報:https://www.gsma.com/iot/mobile-iot-initiative/



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、750社を超えるモバイル事業者を結集しています。そのうち400社近くは携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAは、バルセロナ、ロサンゼルス、上海で毎年開催する業界有数のMWCイベントのほか、地域カンファレンスのモバイル360シリーズを実施しています。



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 GSMA:低消費電力モバイルIoTネットワークが、世界のあらゆる有力IoT事業者で利用可能に