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韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd.
(本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル半導体」)は、特許侵害の疑いがあるEverlight Electronics Co.,
Ltd. (以下「エバーライト」)社のLEDを流通させていたMouser Electronics、Inc.
(以下「マウザー」)社が、日本での訴訟の判決前に当該製品を販売しないことに合意したことで、同社にエバーライト社製品の販売を中止させることができたと発表した。
ソウル半導体は2018年に日本の東京地方裁判所にマウザー社が販売するエバーライト社製LED
製品に対して特許侵害訴訟を提起すると同時に、当該製品の販売禁止を申請した。マウザー社は判決が出る前に自ら販売を中止することに合意し、これによりソウル半導体は訴訟を取り下げた。
今回の訴訟の核心的な特許は光抽出に関する技術である。LEDチップ内部に光源を反射する構造を組み込んで、光を効率的に抽出することによってLEDの性能を向上させる重要な技術である。LEDは光の発散能力によって製品性能が決まるため、光源抽出の革新的な技術が製品の優劣を左右する。
ソウル半導体は当該特許に関連するエピ(Epi)、チップ(Chip)、パッケージ(PKG)、モジュール(Module)に対する知的財産権もすでに保有している。現在、室内空間、自動車、携帯電話などで使用されている消費電力1ワット未満のミッドパワーLED製品に汎用的に使われている。
ソウル半導体は、ドイツでもエバーライト社製LED製品の販売禁止を引き出した事例がある。ドイツのデュッセルドルフ裁判所で台湾のエバーライト社製LED
製品を販売する流通業者を相手に提起した特許侵害訴訟で、2018年12月に勝訴し、エバーライト社製品の販売禁止と、2012年7月13日以降に販売された全製品の回収を命じる判決を受けた。
ソウル半導体照明事業部のナム・ギボム副社長は「特許が尊重される公正な競争文化創出のために、メーカーや販売業者が特許侵害の疑いのある製品を販売しないように、積極的な法的措置を取っていきます」と述べ、「今後もお客様がソウル半導体の製品を安心して使用できるように、私たちの基本技術を守るために力を尽します」と語った。
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国家 | 判決日 | 判決内容 | ||
英国 | 2018.02.14 | 英国特許裁判所、 ソウル半導体の勝訴及びエバーライト社の特許を無効とする判決を下す。 エバーライト社に約100万ドルの訴訟費用の賠償を命令 | ||
ドイツ | 2018.12.07 | ドイツ・マンハイム裁判所、 ソウル半導体の勝訴判決及びエバーライト社に訴訟費用の賠償を命令。エバーライト社は控訴を放棄及び判決の確定 | ||
ドイツ | 2018.12.10 | ドイツ・マンハイム裁判所、
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ドイツ | 2018.12.11 | ドイツ・デュッセルドルフ裁判所、 エバーライト社製LED製品などに対する特許侵害判決により販売を禁止、損害の賠償、侵害製品の回収を命令 | ||
韓国 | 2018.12.13 | 韓国特許裁判所、
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日本 | 2019.01.17 | エバーライト社製LED製品の流通業者マウザー社、
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ソウル半導体について
ソウル半導体は、自動車、一般照明、特殊照明、バックライト市場に向けたLEDを開発し、商品化している。ソウル半導体は世界で第4位のLEDメーカーとして、13,000件以上の特許を保有し、幅広い技術を提供し、様々な製品を提供。たとえば、SunLike
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サーカディアンリズムに合わせて最適化されたヒューマンセントリックな照明を実現する、世界でトップクラスの光の質を提供する次世代LED、WICOP
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器具レベルで市場トップクラスの色の均一性とコストの節約を提供する究極にシンプルな構造のパッケージフリーLEDで、高いルーメン密度と設計のフレキシビリティが特徴、NanoDriverシリーズ
– 世界最小の24W DC LEDドライバ、Acrich -
2005年に開発された世界初の高電圧AC駆動LED技術で、チップからモジュール、回路製造、マルチジャンクション技術(MJT)までのすべてのAC
LED関連技術を網羅する、nPola - 従来のLEDの10倍以上の出力を達成するGaN基板技術に基づく新しいLED製品、など。UCDはNTSC
90%以上を実現する高色域ディスプレイを構成。ソウル半導体に関する最新情報は http://www.seoulsemicon.com/jp/
を参照。
報道関係者お問い合わせ先:
日本支社:ジャパンソウル半導体株式会社
広報担当
03-5360-7391