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米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--オープンなモノのインターネット(IoT)標準の策定に取り組む有力団体のオープン・コネクティビティー・ファンデーション(OCF)は本日、OCF
1.0仕様がISO/IEC JTC 1(国際標準化機構 (ISO) と国際電気標準会議 (IEC)
のICT標準化のための第一合同技術委員会)によって、国際標準として承認されたと発表しました。これは世界でIoTの相互運用性を促進するためのセキュアな共通言語の確立に取り組むOCFの活動にとって、重要な前進となります。OCF仕様は、ISO/IEC
30118(1〜6項)として公開されます。
IoTは企業と消費者が日常的に使用する技術を向上させるための素晴らしいチャンスをもたらしますが、機器間のシームレスな通信を保証できる汎用言語の欠如が、ユーザー体験に課題と制約をもたらしています。OCFは、当団体の仕様が今回世界的に認められたことで、真のオープンIoTプロトコルの開発で前進していることになりました。こうした開発により、セキュアで相互運用可能なエンドユーザー体験を提供するために必要なツールをIoTエコシステムの開発者とメーカーに提供できます。
今日のデジタル技術の手法においては、強力なセキュリティーフレームワークに公開鍵インフラストラクチャー(PKI)とクラウド管理機能を統合することが必須となっています。OCFの最新の2.0仕様はこれらの新たな要素を取り入れており、IoTのプラクティスとエコシステムのために、クラス最高のセキュアでクラウドネイティブなネットワークプロトコルを規定しています。OCFリソースの記述により、スマートホーム、ヘルスケア、自動車、商業ビルを対象に業界特有の導入が実現します。OCFの2つのオープンソース実装であるIoTivityとIoTivity
Liteにより、この承認仕様を迅速に普及させることができます。OCF 2.0仕様は年内に、ISO/IEC JTC 1へ提出されます。
OCFのエグゼクティブディレクターを務めるジョン・パクは、次のように述べています。「私たちは、ISO/IEC第一合同技術委員会がIoTエコシステムの国際標準としてOCF仕様を承認したことに感激しています。承認の達成は、機器間の相互運用性の隔たりを解決すべく、OCFが世界のIoTコミュニティーに貢献していることを裏付けるものです。こうした問題の解決は今後、ISO/IEC
30118標準化の発展とOCFの認定機器によって支えられることになります。」
ISO/IEC第一合同技術委員会(JTC 1)のフィル・ウェンブロム委員長は、次のように語っています。「ISO/IEC JTC
1は、OCFの重要な取り組みを歓迎するとともに、その仕様がISO/IEC標準として承認できたことを喜ばしく思います。この功績は、私たち両組織との強固で建設的な関係を示しています。」
OCFのセキュアな相互運用性フレームワークの詳細については、https://openconnectivity.org/blog/ocf-2-0-specification-securing-the-internet-of-thingsをご覧ください。
OCFのオープンソース実装であるIoTivityとIoTivity Liteの詳細については、https://openconnectivity.org/blog/iotivity-vs-iotivity-lite-two-paths-ocf-certificationをご覧ください。
ISO/IEC JTC 1に準拠した一般公開規格については、https://standards.iso.org/ittf/PubliclyAvailableStandards/をご覧ください。
オープン・コネクティビティー・ファンデーションについて
オープン・コネクティビティー・ファンデーション(OCF)は、標準通信プラットフォーム、ブリッジ仕様、オープンソース実装、認証プログラムを提供して、デバイスがフォームファクター、オペレーティングシステム、サービスプロバイダー、伝送技術、エコシステムに関係なく通信できるようにすることで、消費者・企業・産業界にとってのセキュアな相互運用性を確保することに専心しています。OCFに参画している業界の一流企業は、セキュアで信頼性のあるデバイス発見/接続機能がIoTの実現で基礎を成すと考えています。詳細についてはこちらをご覧ください。また400社以上の会員に加わるには、こちらをご覧ください。
ISOについて
独立非政府組織としてのISO(国際標準化機構)は、162カ国の国内標準化組織を会員として擁しています。ISOは会員組織を通じて専門家を結集し、知識を共有するとともに、市場と関連性のある国際規格を合意に基づいて自主的に策定しています。これらの標準は、革新を支えるとともに、世界的な課題に解決策を提供するものとなっています。
ISOは、技術から食品安全、農業、ヘルスケアまで、ほぼすべての業界を網羅した2万2000件以上の国際規格と関連文書を公開しています。
詳しい情報については、www.iso.orgをご覧ください。
IECについて
IEC(International
Electrotechnical
Commission:国際電気標準会議)は世界有数の組織として、すべての電気・電子機器とシステムを対象に、世界的に通用する国際規格を策定・公開しています。171カ国を取りまとめており、86カ国が会員(各国委員会)、85カ国が準会員となっています。開発途上国は会員負担なくIECの取り組みの恩恵を受けることができます。
IEC参加国は、世界人口と世界発電量の99%以上を占めています。2万人以上の専門家が世界的なIECプラットフォームで協力しており、ほかにも多数がそれぞれの国で連携しています。
IECは、製品同士があらゆる場所で安全かつ効率的に動作するようにしています。またIECはあらゆる形式の適合性評価をサポートし、家庭、オフィス、医療施設、パブリックスペース、輸送機関、製造、爆発性環境、エネルギー生産で使用されるコンポーネント、設備、システムが、この適合性評価に準拠していることを認定するために、4種類の適合性評価システムを運営しています。
IECの業務は、発電(あらゆる再生可能エネルギー資源を含む)、トランスミッション、配電、スマートグリッド&スマートシティー、電池、家庭用電化製品、オフィス機器・医療機器、あらゆる公共輸送・自家輸送、半導体、光ファイバー、ナノテクノロジー、マルチメディア、情報技術など、非常に幅広い範囲の技術をカバーしています。安全性、EMC、パフォーマンス、環境の問題にも取り組んでいます。
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Open Connectivity Foundation PR
Sierra Dowling
OCFPR@blancandotus.com