- 週間ランキング
仏コロンブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ベトナム国家決済社(NAPAS)との3カ月に及ぶ概念実証試験により、アイデミアとNAPASは共同で、WISE(ホワイト・レーベル・インディペンデント・セキュアEMV)カーネルが、実験条件の下、種々のフォームファクター、アプレット、NAPASチップカード仕様と適合するオープンプラットフォームとなることが実証されたことを見いだしました。HCE(ホスト・カード・エミュレーション)を実現するよう設計したアイデミアのWISE
HCE SDKモバイル決済エンジンも、今回の概念実証試験の対象となりました。
WISEは、非接触決済への道を切り開くEMV準拠の特別機能です。この機能は広範にサポートされており、そのため決済取引セキュリティーに関与する他の関係者に間もなく採用されるはずです。
WISEは高度な拡張性を備え、国内決済ネットワークからATMネットワークまで、多様なシステムをサポートすることが示されています。その他の用途には、「閉ループ」の公共交通ネットワークや非現金取引(パスやロイヤルティーの仕組みなど)があります。今日まで世界で5000万枚以上のカードが発行されているWISEは幾つかの先進国市場で35組織以上のお客さまを支えています。
NAPAS最高経営責任者(CEO)代理のMinh Nguyen
Quang氏は、次のように述べています。「アイデミアおよびETC関係者による多大な支援に支えられながら、今回成功させた概念実証試験は、WISEが適応可能ですべての決済ニーズを満たし得ることを疑う余地なく確立しました。出だしの成功を励みに、私たちはアイデミアと再び組んで、ベトナムでオープンなNFC決済エコシステムをもたらす方法について、大いに追求を深めていきたいと思います。」
アイデミアのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるピエール・バリエルは、自信を持って次のように述べています。「当社とNAPASによる合同の概念実証試験は共同活動の最初の大きな前進であり、銀行業およびその他の産業で完全にシームレスな決済体験を実現するための道を切り開こうと追求しているNAPASと、共同プロジェクトをこれから強化していきます。業界がチップ決済とモバイル決済へと切り替えるに当たって、アイデミアはその決済エコシステムを支えるEMF準拠のWISEを開発しました。この間、WISE機能は柔軟性と拡張性を持つようにしてきており、各国のニーズと規制要件を満たすことができます。」
アイデミアについて
OT-モルフォは、アイデミアという名称になりました。アイデミアは、ますますデジタル化される世界で信頼される本人確認の世界的リーダーとして、接続された環境で可能になった方法で市民と消費者が交流、支払い、接続、旅行、投票ができるよう支援するという野心を持っています。
私たちが暮らす現代の社会において、アイデンティティの保護は、今や欠くことのできない重要な事柄となっています。拡張された本人確認を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、この資産を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。IDEMIAでは、全世界の金融、通信、アイデンティティ、セキュリティー、IoT分野の顧客のために、プライバシーと信頼を確保すると同時に、認証済みの、安全で検証可能な取引を保証します。
売上高が30億ユーロ近くに上るアイデミアは、OT(オベルチュール・テクノロジーズ)とサフラン・アイデンティティー・アンド・セキュリティー(モルフォ)が合併して生まれました。この新会社は80カ国を超える国籍の1万4000人の従業員を擁し、180カ国の顧客にサービスを提供しています。
詳細については、www.idemia.comをご覧ください。ツイッターで@IdemiaGroupをフォローしてください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
IDEMIA
Hanna Sebbah, +33 (0)6 63 73 30 30
Manon Gaudefroy, +33
(0)6 85 30 60 02
idemia@havas.com